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第二弾はキャリア編!「このバイブルに育てられた」駆け出しエンジニアだった頃に読み込んだ、学びの一冊をご紹介【キャリア書編】

スキル

2022年もそろそろ終盤……良質なインプットをして、これからも「今年のラストスパートかけるぞ!」と思っているエンジニアのために、澤円さんやひろゆきさんなどの有名エンジニアたちが「自分にとってのバイブル」と呼べる書籍を、技術系・キャリア系カテゴリーから一冊ずつ推薦。

技術書編の第一弾に続き、今回は「キャリア編」を一挙ご紹介!

圓窓 代表取締役 澤 円さんの推薦本

バイブル書 キャリア編

マネジメント【エッセンシャル版】  基本と原則』(ダイヤモンド社)

ボクがマネージャーをやっている時に、一番意識したのはこの本に書かれていたことであると思います。

もともとの考え方は1950年代から60年代にかけてドラッカーさんが生み出したものですが、21世紀にあらためて書かれたこの本は、ビジネスの原理原則はそうそう変わらないことを示しています。

この本に書かれていた評価測定の必要性や、問題解決能力の大切さ、何よりもコミュニケーション能力の重要性については、今のボクのマネジメントに対する考え方の根底に流れているものになってくれています。

もはや古典の部類に入るかもしれませんが、ビジネスパーソンは必読の書であると今でも思っています。

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株式会社圓窓 代表取締役 澤 円さん(@madoka510)

立教大学経済学部卒。生命保険のIT子会社勤務を経て、1997年、日本マイクロソフトに転職、2020年8月に退職し、19年より(株)圓窓 代表取締役就任。複数の組織で活動を行う「複業」のロールモデルとなるべく活動中。テレビ・ラジオ等の出演多数。日立製作所の「Lumada Innovation Evangelist」はじめ、武蔵野大学専任教員、数多くの上場企業やベンチャー企業の顧問を務める

コインチェック・執行役員 CTO 松岡剛志さんの推薦本

バイブル書 キャリア編

7つの習慣』(キングベアー出版)

非常に有名な自己啓発の本なので、すでにお読みになった方もいるのではないでしょうか。

この本は自己の成長と社会的な成長、そしてアンラーニングについてまとめた本です。この本の中でも特にメッセージとして印象に残っていることが、「理解してから理解されろ」です。こちらを手に取ったのは、私が初めてチームを持ったときでした。

コンピューターとは異なり、ソースコードが読めず出力がアナログな人類は、チームを組んで自身がリーダーとなったとき、チームメンバーに対してどのように振る舞うべきか? と壁にぶつかる方は多いはずです。自身のマインドを切り替えるきっかけの本となりました。

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コインチェック株式会社 執行役員 CTO 松岡 剛志(@matsutakegohan1

2001年に新卒第一期生のエンジニアとしてヤフー株式会社に入社、複数プロダクトやセキュリティーに関わる。07年株式会社ミクシィに参画し、複数のプロダクトを立ち上げたのち、13年に取締役CTO兼人事部長に就任。 その後、株式会社Viibarの最高技術責任者を経て、16年に株式会社レクターを創業、代表取締役に就任。19年より一般社団法人 日本CTO協会の設立と同時に代表理事に就任。そのほか、株式会社うるるの社外取締役を務める。22年8月、コインチェック執行役員CTOに就任

LayerX・代表取締役CTO 松本勇気さんの推薦本

バイブル書 キャリア編

世界はシステムで動く いま起きていることの本質をつかむ考え方』(英治出版)

キャリアに限らず、「1冊の本で何かが変わる」なんて甘いことはまずないので、見かけた良書は可能な限りたくさん読むべしと人には伝えているのですが、その前提の中で自分の視点に新しいものを加えてくれた本書を取り上げさせていただきました。

世の中すべてをシステムとして捉え直してみると、構造上の問題点や新たな改善に気づくことができる、という意味で本書の視点は組織論からソフトウエア開発、ひいては自分の意思決定まで広く影響を与えています。システム思考から派生して「学習する組織」など発展して読むと良いかもしれません。

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株式会社LayerX 代表取締役CTO 松本勇気さん(@y_matsuwitter

東京大学在学時に株式会社Gunosy入社、CTOとして技術組織全体を統括。またLayerXの前身となるブロックチェーン研究開発チームを立ち上げる。2018年より合同会社DMM.comCTOに就任し技術組織改革を推進。大規模Webサービスの構築をはじめ、機械学習、ブロックチェーン、マネジメント、人事、経営管理、事業改善、行政支援等広く歴任。19年日本CTO協会理事に就任

日本IBM・戸倉 彩さんの推薦本

バイブル書 キャリア編

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』(日本経済新聞出版)

書店で話題になっていたことをきっかけに書籍と出会いましたが、「最新の自分の強みと弱みを理解している」という状態になれるだけでなく、いつ読んでもやる気があふれてくるお薦めの一冊です。

本書籍は、自分の強みを活用するために有益な情報が詰まっていることに加えて、質問形式でストレングス・ファインダーの自己診断のテストを受けられるため、客観的な視点で現状と課題の分析ができることがお勧めのポイントです。

とくに、第II部の34の資質と行動アイデアは参考になるものばかりでした。定期的に本を開き、同時に診断を行うことで、前回からの結果と比較しながら、キャリアを継続し続けるために自分に必要なことを再確認、検討するようにしています。

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日本アイ・ビー・エム株式会社 カスタマーサクセス部長 戸倉 彩さん(@ayatokura

2011年11月より日本マイクロソフトにてテクニカルエバンジェリストとしてマイクロソフトの公認キャラクター『クラウディア・窓辺』の「中の人」を担う。18年に日本IBMに入社、21年7月より日本IBM テクノロジー事業本部 第二カスタマーサクセス部長 兼 IBM Federated Developer Advocateを務める。「DevRel エンジニアフレンドリーになるための3C」(翔泳社)共著他

ソフトウエアエンジニア・池澤あやかさんの推薦本

バイブル書 キャリア編

デュアルキャリア・カップル』(英治出版)

「夫婦のどちらのキャリアを優先するか?」「家事や育児の分担をどうしていくか?」「お互いのキャリアチェンジをどう支えるか?」「仕事や子育てが一段落したあと、その穴をどう埋めれば良いか?」共働き家庭は、そのフェーズによってさまざまな悩みに直面します。この本は、共働き家庭が悩みを抱えやすい三つの節目と、その悩みをパートナーと話し合うために書かれた本です。

私も最近結婚して、どう家庭とキャリアを両立していこうか悩んでいた時分だったので、さまざまなカップルの実例とともに話し合いのヒントを知れたのは大変有益でした。幾ばくか孤独感も薄れました。 実はこの本は、つい最近読んだ本なのですが、これからお世話になること間違いなしなので、この度チョイスしました。

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ソフトウエアエンジニア、タレント 池澤あやかさん(@ikeay

慶應義塾大学SFC環境情報学部卒業。2006年、第6回東宝シンデレラで審査員特別賞を受賞し、芸能活動を開始。現在は、情報番組やバラエティー番組への出演やさまざまなメディア媒体への寄稿を行うほか、フリーランスのソフトウエアエンジニアとしてアプリケーションの開発に携わっている。著書に『小学生から楽しむRubyプログラミング』(日経BP社)、『アイデアを実現させる最高のツール プログラミングをはじめよう』(大和書房)がある

Meta London エンジニア・松岡玲音さんの推薦本

バイブル書 キャリア編

他者と働く 「わかりあえなさ」から始める組織論』(NewsPicksパブリッシング)

ある程度大きい組織で働いていると、ステークホルダー間で利害や思想が合わなくて摩擦が生じることは往々にしてあると思います。

まず、「話せば分かり合える」みたいな幻想を打ち砕いてくれるのが良い。それはどうせ無理なので、生産的に仕事を前に進めるために、どうコミュニケーションをとっていくべきか、といった話が書かれています。相手の視点で自身を省みるみたいな交渉術にも似た話で、仕事だけでなく日常生活でのコミュニケーションの仕方にも生きてきます。

ある種の諦観を持って、物事を前に進めるにはどうすればいいのかを(しんどいし腹立つけど)建設的に考えるようになったと思います。Metaのような大きな組織にいれば、いずれはそういうものも必要になるでしょう。今はまだその気配はなく気楽に取り組めていますが(笑)

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松岡玲音さん(@lain_m21

1992年生まれ。東京大学薬学部卒業後、アメリカの大学院で宇宙工学を専攻。その後、機械学習のロボットへの応用へ興味を持ち、マサチューセッツ工科大学(MIT)の航空宇宙工学専攻へ転学。ロボットAIなどについて研究を重ねた。その後中退し、18年10月よりメルカリでインターンシップを開始し、19年1月に同社へ入社。機械学習エンジニアとして「出品価格推定」のモデリングや「レコメンドエンジン」の基幹システム、「エッジコンピューティング」など、メルカリの事業の中核となる技術に携わる。テックリードとしてプロジェクトマネジメントも担った後、22年5月に退社。同年夏からロンドンのMetaにジョイン

ひろゆきさんの推薦本

バイブル書 キャリア編

銃・病原菌・鉄』(草思社)

個人がどれだけ頑張っても時代の流れを変えられるわけではないので、いかにもうかって楽な産業に食らいつくか? というのが個人のスキルを成長させるよりもよっぽど効果が大きいです。

というのを人類史レベルから理解しておくと、無駄なあがきをせずに諦めることが容易になります。つぶれる会社は時間の問題でつぶれます。

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ひろゆき(@hirox246

本名・西村博之。1976年生まれ。99年にインターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。東京プラス株式会社代表取締役、有限会社未来検索ブラジル取締役など、多くの企業に携わり、企画立案やサービス運営、プログラマーとしても活躍する。2005年に株式会社ニワンゴ取締役管理人に就任。2006年、「ニコニコ動画」を開始し、大反響を呼ぶ。2009年「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年に英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。フランス・パリ在住。著書に『働き方 完全無双』(大和書房)『論破力』(朝日新書)『これからを生きるための無敵の―お金の話』(興陽館)『自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術』(SBクリエイティブ)『1%の努力』(ダイヤモンド社)『ラクしてうまくいく生き方 自分を最優先にしながらちゃんと結果を出す100のコツ』 (きずな出版)など

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