エンジニアれしぴ
急なシステムトラブルやタイトなスケジュールでの開発など、一日中PCの前に張り付きがちなエンジニアにとって、体調管理こそが最大の難関! コードのバグは直せても、自分の体のデバッグは苦手という方も多いのではないでしょうか? そこで本連載では、コメディエンヌ』を目黒にオープン。料理教室も不定期に開催
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今年は寒暖差の激しい夏でした。これから迎える秋に向けて体調を整え、免疫力もアップするようなレシピをご紹介します。夏の暑さによる疲れで起こる様々な症状(だるい、頭痛、食欲不振など)を改善するのに効果的なのが夏野菜たち。その中でも特に優れているのが独特な苦みを持つゴーヤです。胃腸の調子を整えつつ、実りの秋を迎えましょう。
■材料 (3〜4人分)
・豚バラ肉(焼肉用、薄切りでも良い) 150g
・厚揚げ 1丁
・ゴーヤ 1本
・トマト 中玉1個
・生姜 1片(15gくらい)
■調味料
・ごま油 大さじ1
・砂糖 大さじ2
・みりん 大さじ2
・酒 大さじ1
・水 大さじ2
・味噌 大さじ2
・醤油 小さじ1
ゴーヤの苦味は、胃を健やかにする効果があり、暑さで減退した食欲を増進してくれます。また、体内の炎症を抑える効果が期待され、特に前回のテーマでもある「眼精疲労」によく効きます。夏太りの原因であるむくみの解消や、デトックス効果、ビタミンCも豊富に含まれているのでダイエットにも適していますよ。ただし、体を冷やす『寒』の食材なので食べ過ぎには注意が必要です。
さらに今回ゴーヤと一緒に煮込むトマトには、口の渇きを癒し、食欲を増進させ、体力の回復やゴーヤ同様胃を健やかにする働きがあります。加熱することで抗酸化作用が期待されるリコピンも向上し、油と一緒に調理すると吸収率も良くなります。
また、トマトと相乗効果で旨味がアップする味噌も使いました。味噌は冷房で冷えた体(特にお腹)を温め、解毒効果、免疫力の向上も期待できます。これから迎える秋に向けて、乾燥や寒さに負けない体作りをしていきましょう!
①豚肉に塩少々(分量外)を加えて下味をつけ、食べやすい大きさに切ります。厚揚げは縦半分に切って、1センチ厚さに切っておきましょう。
②ゴーヤは端を落として半分にしてからワタと種を取り、少し厚めの5mm幅に切ります。切ったゴーヤはボールに移し、塩で軽く揉んでから水にさらして苦味や青臭さを取ります。5分ほど水にさらしたらざるにあけて、水気を切っておきましょう。
③生姜は千切りにし、トマトは大きめの角切りにしておきます。
④鍋を中火にかけて、ごま油を加えます。まずは豚肉を加え、色が変わるまで炒めましょう。豚肉に火が通ったらゴーヤと生姜を加えて炒め合わせたら、厚揚げも加えていきます。
⑤砂糖、みりん、酒、水、トマトを加えたら蓋をして3分蒸し煮します。蓋を開けて味噌と醤油を加え、さらに2分ほど煮込んで出来上がり。器に盛り付けましょう。
次回は胃腸の調子を整える効果のあるきのこをたっぷり使用した「きのこと根菜のオイスター炒め」のレシピを紹介していきます!
調理・文/みやもとゆり 写真/羽田智行(編集部)
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