「浮遊する傘」や「空飛ぶバイク」が登場!世界の注目テクノロジー
目を疑うようなテクノロジーが次々に誕生している。最近まで「アニメやSF映画の中の出来事」だったはずのことも、既に世界のどこかで実現しているかもしれない。そこで今回エンジニアtypeでは、夏季休暇前の特別企画として、「世界の注目テクノロジー」を調査。中でも編集部の心を躍らせた5つの最新技術を紹介しよう。
1:ドイツの「3Dホログラム」サーカス
ドイツのサーカス団『Circus Roncalli』が、生きた動物ではなく、「3Dホログラム」で再現した動物を用い、パフォーマンスを行ったことで話題に。
サーカスで生きた動物を出演させる場合、厳しい調教が必要となるため、“動物虐待”であると問題視されることも多かった。しかし、この技術を用いれば、誰も傷付くことなく「幻想的な空間」に浸ることができるのだ。
2:マジシャン考案! 自動追従のドローン傘
フランスの企業、Augmented Magicが、ドローン傘『DroneBrella』を開発した。同社は“科学を用いたマジックショー”を行っている企業。当初はショーのために「浮遊する傘」を開発したそうだが、日常生活でも使えるよう改良を重ね、『DroneBrella』が誕生した。人の動きに合わせてふわふわと漂う傘。なんとも可愛らしく、愛着が湧いてしまいそうだ。
ちなみに日本でも、同様の技術を用いた『free Parasol』の開発が進んでいる。
3:まるでSFの世界。空飛ぶバイク
株式会社A.L.I Technologiesが開発した、空飛ぶバイク『Speeder』。同社はドローン関連の技術開発を行っていたことから、その知見を生かしホバーバイクの開発に至った。
『Speeder』はスポーツモデルとスタンダードモデルという二種類のモデルを用意しており、スタンダードモデルは2022年の国内発売を目指しているそうだ。
株式会社A.L.I Technologies HP:https://ali.jp/
4:アニメそのもの。リアルすぎるロボット技術
東京ディズニーランドに2020年春新設予定のアトラクション、『美女と野獣“魔法のものがたり”』。そのメイキング映像が、東京リゾート公式アカウントより配信された。ロボットであることを忘れさせるほど滑らかな、主人公ベルの動きに注目だ。
5:フライボードでドーバ海峡横断に成功!
フランスの発明家、フランキー・ザパタ氏が、自身が考案したフライボードで英仏間のドーバー海峡を横断することに成功した。フライボードは約22分間、時速140キロで海上を飛行し続け、幅約35キロの海峡を越えたそうだ。
今も世界のどこかで「新しい技術への挑戦」は進んでいる。誰もが憧れた、“ワクワクする未来”が、既に実現しつつあるのだ。そして、これらの新しいテクノロジーが、次なる“進化の種”となるはず。ぜひ世界中の技術に目を向け、楽しみながらアイデアの引き出しを増やしてみてはいかがだろうか。
構成/河西ことみ(編集部)
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