各社PMたちに学ぶ「伸びるプロダクト」開発の極意【Notion、日本マクドナルド、SmartNews、タイミー】
プロダクトをグロースさせるために、開発体制の整備は必要不可欠だ。では、「伸びているプロダクト」に携わる開発チームはどのような工夫をしているのだろうか。
これまでエンジニアtypeに登場した、今勢いのあるプロダクトから4つの事例を紹介しよう。
【Notion】「現場を信じる」スリムなボトムアップ体制を採用する
『Notion』は「オールインワン・ワークスペース」を謳う、メモやドキュメント、各種Webツールの情報を一元管理できるサービス。コロナ禍でユーザーを増やし、評価額は100億ドル(約1兆1200億円)を超え、日本でも急速に利用者を伸ばしている。
その大躍進の背景にある「強いプロダクト作り」を担うマイケルさんに、エンジニアリングの体制やプロダクト開発における意思決定の手法など、「プロダクト・レッド・グロウス」に欠かせないポイントを聞いた。
>>【グロースするプロダクト開発の共通点】Notion開発責任者が語る「Product-Led Growth」な組織に必要なもの
【SmartNews】ボトルネックは「事実」を基に見極める
2012年1月のリリース以降順調に人気を伸ばし、今やユーザー数No.1(※)を誇るニュースアプリ『SmartNews』。
『SmartNews』はリリース当初から「地下鉄など電波が届きにくい場所でも速く快適にニュースが読める」ことで急速にユーザーの人気を集め、記事の表示速度には目を見張るものがある。しかし、一定以上の表示速度はプロダクト開発の特に初期において、後回しにされることも珍しくないはずだ。
では『SmartNews』はなぜリリース当初から「速さ」を重視していて、どのように実現したのだろうか。
>>No.1ニュースアプリ『SmartNews』は、なぜ記事表示の“待ち時間ゼロ”を実現できたのか? エンジニアが明かす「速度向上」のための絶対ルール
【マクドナルド】プロダクトの価値を守るために、「No」を伝える
プロダクト開発において、経営層や他部門の同僚、あるいはクライアントからの「こうしてほしい」というオーダーを、「No」と伝えるのは難しい。
しかし日本マクドナルドの飯沼亜紀さんは「ステークホルダーとの信頼関係を壊さずにNoを伝える」ことで、プロダクトの価値を守り続けているという。
>>マクドナルドPMが解説! プロダクトの質を向上させる「No」の伝え方【pmconf2021】
【タイミー】「あったら良さそうなもの」をむやみに足し算しない
ユーザーの「働きたい時間」と企業の「働いて欲しい時間」をつなぐ、スキマバイトサービス『タイミー』。“すぐ働けてすぐお金がもらえる”という手軽さが人気を呼び、リリースからわずか3年で登録ユーザー数は200万人を超えた。
その成長背景には、「無駄のない開発体制」がある。なぜタイミーの開発チームはそのような工夫をしているのか?
>>スキマバイトサービス・タイミーPdM「すぐ働けてすぐお金がもらえる」便利さを生んだ“省く”美学
文/エンジニアtype編集部
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