百歩譲って、他社の技術に乗っかっていなかったとしましょう。そうだとしても使って面白いけど、お金を払うほどのものにはならない気がします。プロダクトを生み出す際に、課金する価値があるのかを吟味しなければ、プロダクトとして発展していかないと思うんです。(ひろゆきさん)
https://type.jp/et/feature/23879/画像生成サービスをひろゆきが斬る? ホロライブプロダクション支えるCTO、心理的安全性を高める言い換えテク…11月の人気記事TOP5!
11月もまもなく終わり、今年も残すところ1カ月……。何かと忙しい年末に向けた英気を養うために、注目のエンジニアたちのインタビューや記事からパワーを分けてもらうのはいかがでしょうか?
今回は、2023年11月に公開した記事の中から特に人気だった5記事をランキング形式でご紹介します。
目次
【第1位】ひろゆき「法人向けなんて到底無理」の真意とは? なぜ、話題の画像生成AIはビジネスとして成立しないのか
23年11月の1位に輝いたのは、先月から始まったひろゆきさんの連載「僕ならこう作るね」の第二弾。今回は誰でも簡単に使える画像生成サービス『Akuma.ai』について、開発者の福山裕介さんとひとゆきさんが議論を展開!
現在は個人向けに作られている同プロダクトだが、「いずれは企業がコンテンツ制作のために使ってくれるようなサービスに成長させたい」と目標を語る福山さん。そんな言葉にワクワクが止まらないエンジニアtype編集部をしり目に、ひろゆきさんは「Stable Diffusion(以下、SD)にWebUIつけただけですよね。所詮は個人の面白ツール止まりっすね」とのコメント。
いったい何がダメだっていうの!?
【第2位】VTuber事務所・ホロライブプロダクションを支える配信システム開発者が語る「グローバル視点」と「発信力」の重要性
人気VTuberタレントグループ「ホロライブ」が所属するホロライブプロダクションを運営するカバー株式会社の取締役CTO・福田一行さんへのインタビューが第2位にランクイン。
VTuberと視聴者を画面越しにリアルタイムで結び、エンタメとしての新しい体験を生み出してきたカバー。その裏側にある幅広い領域の技術でVTuberの配信を支えてきたエンジニアたちの努力とあわせて、福田さんが考える「この先、エンジニアに求められるもの」を聞きました。
VTuberは新しいコンテンツだからこそ、配信者のニーズも視聴者のニーズもどんどん変化します。システムも日々のアップデートが必要です。
この頃になると、先が予測できない状況だった創業期に作った配信システムをリプレイス、リプレイスで運用していくことに限界を感じるようになっていました。そこで、配信システムの刷新に踏み切ったんです。
プロジェクトを立ち上げて、開発専任のメンバーをアサイン。私は、この組織のマネジメントに力を割くようになりました
【第3位】エンジニアの心理的安全性を高める、マネージャーの「言い換え」テクニック
第3位は、毎月好評の澤円さんによる連載「コミュ力おばけ」への道。
業務範囲があいまいになりがちなマネジャー。なかでも苦手意識を持つ人も多いであろう「チームメンバーとの1on1」のコツを澤さんが伝授します!
特に、エンジニアの仕事というのは、セールスやマーケティングに比べると、測りにくいという側面があります。
「コードのステップ数=仕事の成果」ってわけでもないですし、「障害発生率=仕事の品質」と簡単に割り切れない場合もあります。
なので、フェアに評価をするためには、エンジニアとしっかり向き合い、仕事への取り組み方も含めて合意をしておかないといけない場合があります。
単に納品しておしまい、というような仕事の契約であれば1on1をする必要はないと考える人もいるかもしれませんが、1on1で会話することによって、より一層効果的に仕事を進めることもできるのではないかと思います。
【第4位】有名テック企業のエンジニアが「採用したい」のはどんな人? 付け焼刃では通用しない、市場価値の高い人材への道のり
こちらもおなじみ、エンジニアのための無料キャリア相談で人気のサカモトさんによる連載が第4位に。
有名テック企業に勤めるエンジニアに対して行った「仮に面接官をするならどんなエンジニアを採用したいですか?」という質問への答えをもとに、求められるエンジニアの条件を探っていきましょう。
某SNSアプリの運営企業に勤めるシニアエンジニアが話していたのは「感情的にならずに議論ができる人」という点です。
Googleのre:Workガイドによると、効果的なチームには「心理的安全性が高いこと」が挙げられます。感情的な議論になってしまうと、これを損なう内容になってしまう可能性があります。
エンジニアとして仕事する上で、相手との意見の対立は避けることができません。その時に感情的にならずに、相手の意見を尊重しながら議論を進めなければいけません。
テック企業の面接ではしばしば「同僚と意見が対立した時にどのように解決したか?」という質問をされる事があります。この質問に対して適切に答えられる準備をしておきましょう。
【第5位】イヤイヤ始めたマネジメント職で成果を出してしまった上杉謙信にみる、キャリアの考え方
第5位にランクインしたのは、エンジニアのお悩み解決のヒントになる偉人たちの生き方を紹介するシリーズ記事の第二弾。
「マネジメントに挑戦すべきか否か……」と悩むエンジニアに、歴史作家・河合敦さんが紹介するのは上杉謙信のケース。意外なところに、キャリアや仕事のヒントは隠れているのかも……?
戦国大名になった謙信ですが、戦いには強かったものの、家臣をまとめるのは決して得意ではありませんでした。
家督を継いだ後も家臣たちがたびたび謀反や領土争いを起こし、越後国がなかなか一つにまとまらないので、とうとう嫌になって27歳の時に突然「俺は戦国大名をやめて出家する!」と宣言し、勝手に城を出て行ってしまいます。
しかし側近たちから「あなたがいないと困る」と説得され、結局は出家を断念しました。
本人は家臣をマネジメントすることに苦手意識があったようですが、周囲の人たちから見れば、謙信はこれ以上ないほど頼りになるリーダーだったということです。
今後もエンジニアtypeでは「エンジニアのキャリアを考える」メディアとして読者の皆さんに気付きを提供できるような記事発信すべく日々取材や記事の執筆に取り組んでいます。来月以降もご期待ください!
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