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すごいエンジニアとの差に葛藤する若手に送る、成長のコツ【カケハシ椎葉光行/聴くエンジニアtype Vol.48】

働き方

エンジニアtypeが運営する音声コンテンツ『聴くエンジニアtype』の内容を書き起こし! さまざまな領域で活躍するエンジニアやCTO、テクノロジーに関わる人々へのインタビューを通じて、エンジニアとして成長していくための秘訣を探っていきます。
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どんな状況でも前向きに捉え「置かれた場所で咲く」を繰り返してきたというカケハシのフルスタックエンジニア・椎葉光行さん。

最後に、エンジニアtype編集部からのリクエストで、若手エンジニアへのメッセージをいただいた。

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【ゲスト】
株式会社カケハシ フルスタックエンジニア
椎葉光行(Mitsuyuki.Shiiba)さん(@bufferings⁠⁠⁠

大学時代のアルバイトをきっかけにエンジニアとしてのキャリアをスタート。大手ECサービスの開発リード、組織サポート、CI/CDサービス開発のIndividual Contributorとして従事。2023年4月にカケハシに入社し、現在はフルスタックエンジニアとして新サービスの開発に従事している。 著書に『Jestではじめるテスト入門』(共著・PEAKS)

「少しずつ前進」でチャンスを掴む力を育んで

編集部:若手エンジニアの中には、すごいエンジニアと自分を比較して悩んでいる人がたくさんいると思います。椎葉さんだったら、そんな方たちにどんなメッセージを送りますか?

椎葉:「今よりちょっとだけ上手になる」ということを続けていくのが良いと思います。今日書いたコードを明日はもうちょっと上手に書ける、もうちょっと速く書ける、今日読んだ本の内容を明日実践してみる、とか。そういう風に毎日少しずつでいいので前に進んでいれば、いつかチャンスが来たときに掴める力が身に付くと思います。自分のことを信じて前に進んでいってほしいですね。

編集部:少しずつ前に進んでいれば、いつかすごいエンジニアにも追いつけるということですね。

椎葉:そうですね。追いつけなかったら、それはそれでしょうがない。そのときに受け入れたらいいんです。

イメージ

編集部:椎葉さんって落ち着いていてまるで仙人のようだなと思うのですが、仕事で思わずガッツポーズしてしまうような瞬間はありますか?

椎葉:ユーザーさんが想定した通りにサービスを使ってくれたときは「おぉ!」という気持ちになりますね。あとは複雑なバグに対して、ここだと思って修正した箇所が当たった時もうれしいかな。

編集部:やはり、「自分が関わった仕事で誰かに喜んでほしい」という気持ちがあるのですね。

椎葉:今は仮説検証をしている段階なので、思った通りにハマったときはもちろんうれしいですし、外れたら外れたで「違うということが分かって良かった」という気持ちにもなります。

編集部:なるほど、前進しかしない考え方ですね。

椎葉:後ろに進んでもしょうがないですからね!

次回は米マイクロソフトのシニアソフトウェアエンジニア・牛尾 剛さんをゲストにお迎えした回をご紹介します。お楽しみに!

文/赤池沙希

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