エンジニアれしぴ
急なシステムトラブルやタイトなスケジュールでの開発など、一日中PCの前に張り付きがちなエンジニアにとって、体調管理こそが最大の難関! コードのバグは直せても、自分の体のデバッグは苦手という方も多いのではないでしょうか? そこで本連載では、はてなのオフィスランチを担当している、料理家のみやもとゆりさんを先生にお迎えし、忙しいエンジニアの健康管理に嬉しいお手軽レシピを紹介していきます!
エンジニアれしぴ
急なシステムトラブルやタイトなスケジュールでの開発など、一日中PCの前に張り付きがちなエンジニアにとって、体調管理こそが最大の難関! コードのバグは直せても、自分の体のデバッグは苦手という方も多いのではないでしょうか? そこで本連載では、はてなのオフィスランチを担当している、料理家のみやもとゆりさんを先生にお迎えし、忙しいエンジニアの健康管理に嬉しいお手軽レシピを紹介していきます!
今回は「胃腸の調子を整える」お料理をご紹介。実りの秋、美味しい旬の食材が豊かな季節となりました。体を潤し、免疫力を高めてくれるきのこや、疲労回復効果のある長芋、乾燥が気になるこの季節にぴったりの蓮根を使って、ご飯のすすむおかずを作ります。気候の良い秋に、しっかり免疫力を蓄えて風邪などひかない体づくりを目指しましょう。
みやもとゆり
主な仕事はケータリング。はてな東京オフィスへのレシピ提供を始め、都内を中心に活動中。2015年国際中医薬膳師取得、奥深い薬膳の世界を今も勉強中。また、アトリエ兼ごはん屋『コメディエンヌ』を目黒にオープン。料理教室も不定期に開催
夏の暑さから解放されて、過ごしやすい季節となりました。この時期にしっかりと体調を整えることは、風邪や寒さからくる体調不良を予防することにもつながります。秋が深まり乾燥の気になる季節、体を潤す食材を使って「胃腸の調子を整える」一品をご紹介します。
■材料(2人分)
・まいたけ 1/2パック
・しめじ 1/2パック
・エリンギ 1/2パック
※きのこ類は合わせて200gくらい
・蓮根 200g
・長芋 200g
・生姜 10g
・香菜 1束分
■調味料
・ごま油 大さじ1
・酒 大さじ1
・醤油 小さじ2
・オイスターソース 大さじ1
今回は3種類のきのこを使って、それぞれの香りや食感を楽しみたいと思います。中でもまいたけは「胃」に良いとされ、気を補い、身体を潤す効能があります。しめじやエリンギなどきのこ全般的に、免疫力を高める効果があることもよく知られています。
そして蓮根は、吐き気や胃の不快感などを和らげたり、渇きを止め体に潤いを与える効果が期待される食材です。他にも咳を鎮めたり、便秘改善にも役立ちます。
滋養強壮に良い食材として知られる長芋は、胃腸の機能を高め、胃の粘膜を保護して消化促進に役立つ優れもの。体力のない時、元気のない時に食すと良いとされています。乾燥したものは「山薬」という名前で漢方薬としてもよく知られ、効能が高く日常的に使っても副作用が少ないので、「上品」という最良の薬に分類されています。
胃を温める効果のある生姜、食欲不振にも良い香菜、胃を健やかにしつつ食欲増進にも役立つオイスターソースで味を整えるのもポイントです。では早速調理に進みましょう。
① きのこは食べやすい大きさに割いておきます。包丁で切るよりも、味が馴染みやすくなります。
② 蓮根はピーラーで皮をむいて2~3mm厚さに輪切りにし、5分ほど水にさらします。同様に長芋も皮をむいて5mm厚さに切り、酢水に5分ほどさらしておきます。どちらもザルにあけて水気を切っておきましょう。
③ 生姜はみじん切りに、香菜は1cmくらいに切りそろえます。
④ フライパンを中火にかけごま油と生姜を入れ、香りが出てきたら蓮根を炒めます。少し透き通ってきたら、長芋を加えてさらに炒めていきましょう。
⑤ 酒ときのこ類も入れて蓋をし、きのこに火が入るまで弱火で1~2分ほど蒸らします。
⑥ 蓋を取り、醤油、オイスターソースを加えて、全体に味を絡ませたら火を止めます。
香菜を加えて器に盛りつけ、完成です。
次回は、日々納期に追われるなどストレスの溜まることの多いエンジニアに向けて、リラックス効果のある牡蠣とセロリを使ったストレス解消レシピを紹介していきます!
調理・文/みやもとゆり 写真/小林正(スポック)(編集部)
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