転職Vol.726

29歳のエンジニアが初めての転職で気付いた「チームワーク」の効用【U-35エンジニアの転職決断】

【特集】U-35エンジニアの転職決断

活躍している若手エンジニアは、一体どんなキャリアを歩んでいるんだろう?彼らは何に悩み、どのような課題を持ち、いかにしてそれらを乗り越えてきたんだろう?
「エンジニアの転職」ならではの成功の秘訣を読み解くために、転職を通じて理想のキャリアを掴み取ってきた35歳以下のエンジニアにスポットをあてる『U-35エンジニアの転職決断』。これからのキャリアに悩む若手エンジニアの方にとってのヒントとなるようなヒストリーをご紹介していきます。

エス・エー・エス株式会社山口直哉氏

エス・エー・エス株式会社 山口直哉氏

1989年生まれ。大学卒業後、医療機器メーカーに入社。約6年間、医療機器搭載ソフトウェアの開発・導入を担当した。その後、技術力の向上を目指して転職を決意し、2017年4月にエス・エー・エスに入社。現在はシンクタンクの業務システム開発プロジェクトにSEとして参画している

【山口氏が転職先を決めた条件はこれ!】

1.技術力の向上を目指せること
2.土日休みで、ワークライフバランスを保てること
3.チームの一員として働ける環境があること

【転職背景】自分にとっての「キャリアアップ」とは何か? 改めて考え、下した決断

私は新卒入社した医療機器メーカーで、6年間ソフトウェア開発を担当していました。病院内で働く技師等が使用する機器に搭載されるソフトなので、業界知識が求められる仕事です。そのため慣れるまでは数年かかりましたが、一定の知識と技術を習得してからはスムーズに仕事を進められるようになりました。

入社から5年ほど経ち、仕事もできるようになってきた時。これから30代を迎える自分自身の「キャリアアップ」とは何かを考えるようになりました。その時、このまま医療分野の知識を深めるよりも、SEとしての成長できる環境で働きたいと思ったんです。

特に前職で強い不満を抱えていたわけではありませんでしたが、いざ転職へと気持ちが動き始めてみると、それまで何となく感じていた問題点も見えてきました。例えば、医療機関のシステム変更は主に土日に行われることが多いので、休みの日に仕事が入ることも多かったこと。また自分一人で出張してお客さまと向き合う局面が多く、個人で同様の業務を繰り返しながら、どう成長していくのかということも大きな課題だったと思います。

【転職先選び】募集要項では読み取れない部分を、真摯に話してくれる姿勢に安心できた

技術力の向上が見込めること、決まった休みがあること、一人ではなくチームで問題に向き合える環境であること。その3軸を条件とし、転職サイトや人材エージェントに登録しました。

エス・エー・エス

前職ではC++やC#、VBや.NET Framework等を一通り使っていたことから「今のスキルが活かせる環境で、さらなる技術力の向上が期待できること」を主軸に候補企業を探しました。あとは、実際に休みが取れるのか、チームで働ける環境があるかを確認したいと考えていました。

その時、「そこがどういう業種で、エンジニアとしてどんな業務を任されるのか」という部分には、あまりこだわらないようにしました。業務内容や会社の雰囲気は、募集要項を読んでも、実際に足を運んでみないことには分からないと思ったからです。

その後いくつか候補を絞り、面接に進んだ企業の一つが、エス・エー・エスでした。SIの受託開発だけでなく、勤怠管理クラウドサービスなど自社事業にも注力をしている点も面白そうな会社だな、と興味がわいたんです。しかし一番印象に残ったのは、面接で見られた社員の方たちの話しやすさでした。

「うちはチームで開発しているよ」というセリフは他でも聞けましたが、私の話を真剣に聞き、雑談レベルから業務の深い話まで、いろいろなことを話してくれたのはエス・エー・エスが初めて。「この会社なら、管理職やメンバーにもいろいろなことを相談しながら仕事が進められそうだ」と感じられたんです。

勤怠や人材マネジメントのソリューションサービスを自社事業でやっていたり、「ワークライフバランス認定企業」として活動もしていましたから、残業や休日出勤についても心配していませんでした。

【転職後の変化】チームでトライし、仲間から刺激を受ける喜び。おかげで、すっかり貪欲になりました(笑)

転職から1年が経って感じているのは、「成長をする上で必要なのは、一緒に働く人との関係だ」ということです。

エス・エー・エス

私がエス・エー・エスに入社以来携わっているプロジェクトは、シンクタンクをクライアントとするソフトウェア開発案件です。お客さまが提供している業務フロー改善などに関わるソフトを、当社のメンバー6名とクライアントサイドのエンジニアがチームを組んで開発しています。

前職ではほとんどの業務を一人で対応していましたから、チームで開発ができることの喜びは大きいですね。前は「裁量が大きい」というポジティブな面もある一方で、実際には技術のことが分からないお客さまと一人で向き合い、全ての問題や不満を突きつけられる状況でしたから。でも今は、解決策をお客さまや自社の同僚と話し合いながら追求できます。その中で、自分一人では見つけられなかったようなアプローチに出会うこともでき、これまでにない学びを得ているんです。

また、前職では年齢が離れた上司・先輩しかいなかったのですが、エス・エー・エスには同年代も大勢いるし、新卒入社の後輩もいます。しかも皆、とても向上心が強く、新しい技術の習得に積極的に取り組んでいるんです。常に自分も頑張らなければという気持ちにさせてくれます。

例えば、私は今、IoTの領域にとても興味があります。社内にはIoTの開発推進グループが発足しているので、個人的に話を聞きにいき、勉強することができるんです。業務内外でも切磋琢磨できる環境、というのがこれほど刺激になるとは思いませんでしたね。

また、仕事関係のグループだけでなく、社内にはいろいろなクラブ活動が立ち上がっているのも面白いポイント。私もさっそくランニングと釣りのクラブ活動に入って、休みの日も充実させることができています。こんな風に社内にはいろいろなコミュニティがあるので、さまざまな知識や経験を得ることに対して、より貪欲になったと感じますね(笑)。

取材・文/森川直樹、撮影/大室倫子(編集部)

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