初心を思い出せ!Tech Kids Schoolの小学生生徒に聞く、プログラミングの楽しさ
覚えているだろうか。純粋にプログラミングが楽しかった過去の日々のことを−−。
歳を重ね、エンジニアリングが仕事になり、目の前のタスクに追われる間に、気付けば最初の頃の気持ちを忘れてしまいがち。そこで小学生のためのプログラミングスクール『Tech Kids School』の渋谷、秋葉原、二子玉川、大阪、沖縄の5つの教室の生徒に「プログラミングの楽しさ」を聞いてみた。なぜプログラミングをやり始めたのか。自分の“エンジニアとしての原点”を改めて思い出そう。
はやとくん/小学5年生
ゲームが大好きだったので、Scratch体験会に参加したらとても楽しくて、すぐに家でもScratchを始めました。もっとプログラミングを勉強していいゲームを作りたい!と思ってスクールに通うようになりました。プログラミングはすべてが楽しい!
ゆきまさくん/小学3年生
幼稚園のワークショップでたまたまScratchでプログラミングをやることがあって、そのときに楽しかったからちゃんと勉強したいと思いました。自由にコンピューターを動かせるのが楽しいです。教室ではいつもちがうゲームを作っています。動かないとムカつくけど、何かを動かすのが好きだし、もっとコンピューターを動かせるようになりたいです。
やわらちゃん /小学4年生
小学3年生からプログラミングの勉強をはじめました。ゲームがほしいってお母さんに言ったらダメだって言われたから、じゃあ自分で作ってみようと思ってお母さんに聞いたら、プログラミングのことを教えてもらいました。ゲームを作るのも楽しいけど、学校でもプログラミングをするから、みんなからプログラミングができてすごいってほめられるし、お母さんにも教えてあげてます。今日は「あるなしもんだい」というゲームを作りました。将来はプログラミングができるタレントか女優になりたいです。
りゅうのすけくん/5年生
お父さんが調べてくれて、プログラミングというものを知りました。僕はゲームが好きで、キャラクターとか攻撃力とか全部自分が思うようなゲームが作れたら楽しそうだと思ってプログラミングをやってみたいと思いました。
今はオリジナルゲームの開発が楽しくて、好きなようにゲームが動いて、全部自分のゲームみたいな感覚が好きです。むずかしいこともあるけど考えていくことや、分かったときの爽快感も楽しいです。英語がわからないからエラーが読めなくてむずかしいけど、それでも続けたいくらいプログラミングが楽しいです。
ゆいねちゃん/小学6年生
もともと機械系が好きで、ロボットなどを自分で動かしたりしてみたいと思っていました。プログラミングがロボットを動かすと知って、ロボットを学ぶんじゃなくてプログラミングを学びたいと思いました。自分でプログラミングして動いた時が一番楽しいです。あと、自分の力で作れた作品が完成した時が楽しいです。
さわちゃん/小学4年生
学校でプログラミングのプリントが配られて、楽しそうだと思いました。あまりゲームをやったことがなかったので、どんな感じにゲームが作られているのか気になり、やってみたいと思いました。完成されているゲームを自分で分解してまた作るのが楽しいです。今はオリジナルのゲームを作っていて、自分の頭の中で完成されているものを作ってくのも楽しいです。
りさとくん/小学3年生
理由は大きく2つあります。1つはおもしろいと思ったからです。自分1人では難しいこともプログラミングをすることで、パソコンにしてほしいことをしてもらえることがすごいと思います。2つ目は、将来人工知能などが発達した時に、プログラミングを身につけておけば、自分でも仕事ができるからです。大人になった時に役に立つと思うので、プログラミングスクールでたくさんのことを教えてもらいたいと思ってスクールに通っています。
いっせいくん/小学6年生
もともとマイクラ(Minecraft)というゲームが好きで、4年生のときに、マイクラのワークショップに行ってみたら楽しくてプログラミングに興味を持ちました。そのあとパソコンを買ってもらったのがきっかけで、5年生の頃からプログラミングスクールに通い始めました。今はゲームを作っていて、自分が楽しくないゲームはみんなも楽しくないと思うので、どういうゲームだったらみんなが楽しめるのかをずっと考えています。
そうたくん/小学3年生
プログラミングスクールがテレビで紹介されているのをお父さんがたまたま見ていて、体験会に行ってみようとなりました。2年生の頃は、Scratchとマイクラ(Minecraft)のコースに通い、3年生になった今年からは、iPhoneアプリ開発をやっています。最初はわからないことが多かったけど、今はなんとか少しわかるようになってきて楽しいです。
取材・文/天野夏海
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