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野田クリスタルと面白法人カヤック後藤裕之が任天堂Switch用ゲーム『スーパー野田ゲーPARTY』の発売を決定!

ITニュース

    面白法人カヤックと吉本興業株式会社は、ユーザーが自宅からゲーム制作に参加できるユーザー共創型ゲーム『スーパー野田ゲーPARTY』の開発資金を集めるため、7月21日(火)17時よりクラウドファンディングを開始した。

    『スーパー野田ゲーPARTY』は、『R-1ぐらんぷり2020』で優勝したお笑いコンビ、マヂカルラブリーの野田クリスタルさんと、『ことばのパズル もじぴったん』の生みの親で、カヤック所属のゲームクリエーター、後藤裕之さんが共同で制作を進めている。発売は2021年3月の予定だ。

    >>クラウドファンディング:超面白ゲーム『スーパー野田ゲーPARTY』をみんなでつくりSwitchで発売したい(SILKHAT)

    友達と会えなくても一緒に楽しめ、バカ笑いし合えるゲームを作る

    本プロジェクトは、コロナ禍を受けて少しでも世の中を明るくしたいと考えたカヤックが、「友達と会えなくても一緒に楽しめるゲーム」を開発しようと思い至ったところから始まった。また、その思いから「いつでも、どこでも、誰とでも」をテーマに開発された任天堂Switch専用ゲームソフトを作ることに決定。

    アカツキライブエンターテイメントとの共同企画である『うんこミュージアム』やナンジャタウンの「おじさんの森」をプロデュースした香田遼平さんと、ゲームクリエーターの後藤裕之さんを中心に、2020年3月から企画を開始した。

    さらにこの時、『R-1ぐらんぷり2020』で自作ゲームを発表し優勝した野田クリスタルさんが、コロナの影響で仕事激減となっていた。「優勝資金でゲーム会社をつくる」という夢の実現が難しくなってしまったことを耳にしたカヤックが、野田クリスタルさんに協働でのゲーム開発を提案。それにより野田クリスタルさんの企画参画が決まったそうだ。

    現在は本ゲーム開発の制作資金を募るクラウドファンディングを実施している。出資者にはゲームを作るところから参加できるリターン品(特典)を用意しており、野田クリスタルさんたちと一緒にゲーム制作を楽しむことができる。

    野田クリスタルさん、カヤック後藤さんからのコメント

    野田クリスタルさんのコメント

    「25歳くらいから独学ではありますがプログラミングを勉強し、誰にやらせるわけでもなく自作ゲームをひたすら作り続け、そのゲームを自分でプレイしながら実況するというネタで『R-1ぐらんぷり2020』でなぜか優勝する事ができました。

    優勝賞金で自分のゲーム会社をつくって、将来的にはエンジニアの方々と見たことないゲームを作って世に広めたいと思っていたのですが、コロナの影響で優勝したにもかかわらずほとんどの仕事が無くなってしまい、優勝賞金を現在生活費に充てるという地獄みたいな状況になりました。

    そんな状況で絶望しているときに、面白法人カヤック様から『何か一緒にやらないか?』という、とてつもなく漠然とした話をいただきこのプロジェクトが始まりました。どんな結果になるか分かりませんが、とにかくがんばります!」

    プロフィール画像

    お笑い芸人
    野田クリスタル(@nodacry

    1986年生まれ。吉本興業所属のお笑い芸人。お笑いコンビ・マヂカルラブリーのボケ担当。『キングオブコント』『M-1グランプリ』のWファイナリスト。『M-1グランプリ2017』では、審査員の上沼恵美子さんから酷評されたことで話題に。ゲーム好きが高じて5年ほど前から自作ゲーム『野田ゲー』を作り始め、お笑いのネタでも使用するようになった。『R-1ぐらんぷり2020』では『野田ゲー』のうち、『もも鉄』『モンスト(モンモンとするぜストッキング姉さん)』を用いて見事優勝、18代目王者となる。週5ペースで筋トレをしている
    ◇公式Twitter:@nodacry
    ◇youtubeチャンネル:野田クリスタル【野田ゲー】
    ◇アプリ:組体操合戦/愛方探し/ブロックくずして/ボルダリング姉さん/sushi など

    ▼エンジニアtype インタビュー記事
    >>【野田クリスタル】「バグも拙さも逆手に取っちゃえば?」芸人プログラマーにアウトプットのハードルを下げるコツを聞いてみた

    面白法人カヤック 後藤裕之さんのコメント

    「自作ゲームを使ったネタで爆笑をさらい、『R-1ぐらんぷり2020』を制した野田クリスタルさん。1年365日、24時間ほとんど真顔でいる超絶ポーカーフェイスな僕も、その日、テレビの前で本当におかしくて笑ってしまいました。

    そういえば、シャイな僕が友達を初めて“爆笑”させることに成功し、人を楽しませる喜びを知ったのも、中学時代に自分で作った『ゲーム』でした。実際に習っている学校の先生を主人公にした、チョークを投げて敵を倒しまくるアクションゲーム。僕は一つでも多く笑いを取るために、夜更かししながら夢中で作りました。野田さんのR-1グランプリ優勝は、友達を笑顔にするためにゲームを作っていた当時の気持ちを、鮮明に思い出させてくれました。

    そして今回、ご縁があって、その野田さんと一緒にゲームを作るというたいへん貴重な機会をいただきました。沈みがちな世の中に、少しでも笑顔を増やせるよう、いつも真顔で真剣に……いや、野田さんに時々笑わせてもらいながら、一生懸命『面白い』ゲームを作りたいと思います。応援よろしくお願いします!」

    プロフィール画像

    面白法人カヤック
    後藤裕之さん

    1973年、東京都生まれ。慶應義塾大学在学中の95年、円周率暗唱42,195桁の世界新記録(当時)を達成。99年から株式会社バンダイナムコゲームスに在籍。ゲームクリエーターとして人気ゲーム『ことばのパズル もじぴったん』シリーズなどを開発。2011年からは面自法人カヤックに在籍。記憶力を活かし、趣味として始めたイントロクイズでは数々の大会で優勝。メディア出演も多数。
    面白法人カヤック 後藤裕之

    ユーザーがプレイするだけでなく、作るところから楽しめるユーザー共創型ゲーム

    『スーパー野田ゲーPARTY』のコンセプトは「ユーザーと作るところから一緒に楽しむ共創型ゲーム」。

    これまでのゲームは、メーカーが制作したものをユーザーが遊ぶという、「作り手と遊び手」が分断されたものが一般的だった。一方で、『スーパー野田ゲーPARTY』はユーザーを巻き込み、遊び手と作り手が一緒になってゲームを作ることができる。

    後藤さんは中学生の頃から、野田クリスタルさんは25歳からそれぞれ独学でゲーム開発を始めており、二人とも「ゲームの醍醐味は作ること」といった考えを持っている。その楽しみをより多くの人が体験できるようにできないか?という思いから生まれたのが、今回のクラウドファンディングによるユーザー共創型ゲーム『スーパー野田ゲーPARTY』だ。

    そのため、リターン品の約半分はゲーム内で使う音声のアイデアやイラストの制作になっている。例えば、出資者が録音した訳の分からないボイスを送ると、野田クリスタルさんがどこでそれを使うのかを考えてくれるという仕組みだ。

    クラウドファンディングに参加することで、老若男女、ゲームの知識が全く無い人でも、ゲームを作るところから楽しむことができる。

    リターン品例

    リターン品には、「あなたが描いたイラストがどこかに使用される権」や「1ゲームの中の主人公になれる権」、「野田ゲーを一緒につくれる権」といった本ゲーム開発の参加に興味のあるユーザー向けのものから、「出待ちの対応がよくなる」という野田クリスタルファン向けのものまで幅広く用意されている。

    エンドロールに名前が出る権(小):¥1,000
    エンドロールに名前が出る権(小)

    ゲームクリア時に流れるエンドロールに出資者の名前(小)が掲載される。 映画のエンドロールでいう「エキストラ」と同等のサイズ。

    あなたが描いたイラストや落書きがどこかに使用される権:¥5,000
    あなたが描いたイラストや落書きがどこかに使用される権

    『スーパー野田ゲーPARTY』内に登場するキャラクター1体を描ける権。真面目なイラストでも、落書きのような絵でも、本能の思うままに自由に描いてもOKとのこと。

    テストプレイをリモートで見ながらゲームのダメ出しできる権:¥10,000
    テストプレイをリモートで見ながらゲームのダメ出しできる権:¥10,000

    動画で配信されたテストプレイ画面を見てダメ出しができる権。どこよりも早くゲームの内容を見ることができる。

    野田クリスタルさんがオンラインで『スーパー野田ゲーPARTY』のベータ版をプレイしているところを配信。「もっとこうした方がいい」、「キャラクターを変えた方がいい」などの意見を自由に言うことができる。それを下にゲームをさらにブラッシュアップをしていく。

    野田ゲーをいっしょにつくれる権(ゴージャス):¥1,000,000
    野田ゲーをいっしょに作れる権(ゴージャス):¥1,000,000

    出資者のこれまでの半生をゲーム化したり、出資者の一家を全員出演させたりなど、要望に合わせたゲームを開発。 アイデアを出すことも、全て開発をお任せすることも可能だ。野田クリスタルさんの時間の許すかぎり、納得いくまで打ち合わせができる。

    クラウドファンディング概要

    『スーパー野田ゲーPARTY』開発プロジェクトは、全ての人たちのクリエーティブな夢を叶え、夢を支える、吉本興業プロデュースのクラウドファンディング『シルクハット』にて、参加できます。

    ■タイトル:超面白ゲーム『スーパー野田ゲーPARTY』をみんなで作りSwitchで発売したい
    ■URL:https://silkhat.yoshimoto.co.jp/projects/1677/
    ■応募に関する注意事項:
    ・タイトルに日付が入っているものは、その日その時間での開催となります
    ・一度購入したものは、キャンセルができません。必ず予定が合うもののみご購入ください
    ・迷惑メールの対策などでドメイン指定を行っている場合、メールが受信できない場合がありあります。「@yoshimoto.co.jp」を受信設定してください
    ■オンライントークなどについての注意事項:
    ・オンライン会議ツールで参加者全員を同時につなぎ、それぞれリモートで参加
    ・コミュニケーションには、主催者が指定したツールを使用します
    ・電波環境の良い場所での使用をお願いします
    ・参加方法は支援者の方に個別にお送りします
    ・お知らせした時間を厳守してください。遅れると参加できなくなります
    ・参加者の録画は禁止となります

    ※出演枠、クリエーター枠、スポンサー枠でご提供いただいたアイデア、素材(画像、イラスト、BGM等)は、『スーパー野田ゲーPARTY』内 (Switch版を含みますがこれに限りません) で使用します。採用後は、サポーター様の都合による変更、削除等のご要望はお受けできませんのでご注意ください。また、ご提供いただくアイディア、素材等は公序良俗に違反せず、また第三者の著作権、名誉権、肖像権、パブリシティ権その他いかなる権利も侵害せず、ゲームでの使用、販売について第三者から権利の主張、異議、苦情、損害賠償請求等がなされないものに限ります。

    吉本興業株式会社
    本社は大阪府大阪市中央区難波千日前にあり、所属するタレントのマネジメントやエージェントを行うと同時にテレビ・ラジオ番組や演芸・演劇の制作・配給・興行を行っている。

    株式会社カヤック(面白法人カヤック)
    固定概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、ゲームアプリや広告・Webサイト制作を始め、最新テクノロジーとアイデアを掛け合わせた新しい体験をユーザーに提供。社員の9割にあたる約270名がデザイナーやプログラマーなどのクリエーター人材であり、「つくる人を増やす」を経営理念に多様性を生かしたユニークな人事制度や経営を行っている。


    ▼ニュースリリース
    野田クリスタルとカヤック後藤によるユーザー共創型ゲームをSwitchで2021年3月に発売

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