例えば、「将来的にマネジメントを極めようか、一介のエンジニアとして技術を極めてやっていこうか、悩んでいます」という相談がよくあります。
多くの場合、「一介のエンジニアでやっていきたいけど、マネジメント側にいかないと年収が上がらないから、マネジメント側にいくしかないですよね?」って相談者の方は思っているんですよ。
でも、本心ではエンジニアでい続けたいなら、そのまま年収を上げることはできないのか? と考えて、調べてみる。
すると、「外資テックに転職すれば両方の希望がかなう」ということや、日系企業であっても「この会社ならエンジニアのまま給料を上げていけるのか」ということが分かってくると思います。
エンジニアtypeで最も読まれた記事は? 伊藤直也×藤本真樹、澤円、小城久美子などランキング形式でご紹介!【2023年3月版】
多くの会社にとって年度末の3月。手掛けているプロジェクトがひと区切りつき、新年度からの新たな動きに備えている人も多いのではないでしょうか。
4月からの新しい1年に向けた準備のお供に! ということで、今回は2023年3月に公開された記事の中から、最も多く読まれた記事をランキング形式でご紹介します!
目次
【1位】外資への転職、大幅年収アップ「誰が無理って決めたの?」エンジニアキャリア論サカモトさんに聞く“キャリア不満”の解消法
ランキング第1位は、外資テック企業の日本支社でフルスタックエンジニアとして働くかたわら、現役エンジニアやエンジニアになりたい学生たちからの相談に無料で応じ続けている「サカモト@エンジニアキャリア論」(@sakamoto_582)さんのインタビューだ。
日本のエンジニアの給与が海外と比較して低い現状に問題意識を持ち、DMやオンラインで無料相談をするようになったというサカモトさん。
150人以上の相談から見えてきた、「エンジニアがキャリアの不満・不安を解消し、悩みから抜け出すための方法」は必見だ。
【2位】伊藤直也×藤本真樹「チームの衝突を避けてばかりじゃプロダクトは育たない」サービスの質低下に悩む開発組織で起きがちなこと
続いては、一休でCTOを務める伊藤直也さんと、グリーの最高技術責任者でデジタル庁CTOの藤本真樹さんとの対談記事だ。
20年以上エンジニアとしてキャリアを築き、CTOのポジションで長く技術と経営を極めてきた二人が語る、「ビジネスを加速させる技術屋」へとエンジニアが進化するために欠かせないものとは?
開発組織づくりで重要なポイントや、エンジニア一人一人が今日からできる心掛けまで実体験から語ってもらった。
プロダクトにしても技術にしても、突き詰めると複数の人の発想を一つに収斂させていくプロセスなので、自分と他人のやり方が違うとか、他の人が作ったものが期待値に届いていないと感じるとか、そういうことはよくあります。
この時にちゃんとそれをチームで話題にして、解決することが大事です。 そのためには、時にはぶつかることもあるでしょう。衝突を避けていては、本当に良いプロダクトを完成させるのは難しいんじゃないかなと思います。(伊藤さん)
【3位】IT知識ナシの未経験エンジニアに対する効果的な声掛けって? 委縮させずに成長をサポートするコツ【澤円「コミュ力おばけ」への道】
続いては、プレゼンの神・澤円さんの連載記事だ。今回のテーマは「未経験エンジニアとのコミュニケーション」について。
澤さんが新人エンジニアだった頃、お世話になった先輩社員Mさん。その方の人柄を事例に、エンジニアとしての経験がある人が「未経験者と接するときに気を付けるとよさそうなポイント」が紹介されました。
相手が未経験でなくても、4月から新しい仲間を迎える立場にいるエンジニアにもぜひ読んでほしい内容だ。
ボクが親しくさせてもらっていた先輩(Mさんとしておきます)は、とにかく「分かっていない人間を見下す」ということを絶対にしない人でした。
ボクが「分かってるかどうか」をジャッジするのではなく、「問題となっている部分を明らかにして解決する」ということをスマートにやってくれる人だったのです。
走っている人が石につまづいで転んでしまった時、転んでしまったことを問題にするのではなく、つまづいた石を取り除く手伝いをしてくれる人でした。 これは本当にありがたかったです。
【4位】プロダクト開発で生じるモヤモヤを一挙解決!? 小城久美子さんの人気連載まとめ
澤さんに続き、エンジニアtypeで連載を寄稿している小城久美子さんのまとめ記事が4位にランクイン。
「このマトリクスの考え方、分かりやすい」
「プロダクト開発で思考&行動しやすくなった」
「エンジニアだけじゃなくて、いろんな仕事や活動に応用できそうな考え方が載っている」……
そんなコメントがSNSで多く寄せられる記事には、「いいプロダクト開発」をかなえるヒントが目白押しだ。小城さん自作の分かりやすい図と解説で、ぜひプロダクト開発に関する知識を倍増させてほしい。
【5位】うつ、二度の組織崩壊「絶望を味わったから幸せに働く大切さが分かる」ラブグラフCTO横江亮佑の予定調和を“あえて崩す”働き方
5位にランクインしたのは、ラブグラフの執行役員CTO・横江亮佑さんのインタビューだ。
「偉くなりたいわけじゃなかった」と語る横江さんが開発組織のトップに立ち、メンバーが幸せに働く組織をつくりたいと思った理由は何だったのか。
その理由を問うと返ってきたのは、「自分が幸せじゃなかったからじゃないですかね」という言葉。横江さんの人生の捉え方や考え方は、この4月から新しいキャリアや目標に向かって挑戦をはじめる人の参考になるだろう。
二度目の組織崩壊の時、私はチームリーダーという立場にいました。幸いにも自分のチームから退職するメンバーはほぼいなかったのですが、会社組織全体でみると多くの退職者がいるわけです。辞めていく社員をどうこうする力も到底ない。
なすすべもなく、退職していく仲間の姿を見ながら、チームリーダーレベルじゃ人や組織は守れないんだと痛感したんです。だったら、自分が開発トップに立って、自分の手でエンジニアや会社組織を守れる側に回ろうって。それが明確にCTOというポジションを意識したタイミングでしたね。
エンジニアtype編集部一同は、「エンジニアのキャリアを考える」メディアとして、読者に気付きを提供できる記事をより多く発信すべく日々取材や記事の執筆に取り組んでいる。来月以降も、ぜひエンジニアtypeの最新記事をチェックしていただきたい。
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