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【PR】 NEW! 働き方
エンジニアバブル崩壊といわれる昨今だが、いまだ多くの企業では意欲的な人材の確保のためにさまざまな工夫を凝らしている。故に、「エンジニアの成長をバックアップ」「一人一人のキャリア支援に注力」といったフレーズを目にすることも少なくないだろう。
しかし、数多く存在する企業の中から、本当にエンジニアとして成長できる環境を見極めるのは容易ではない。
そこで今回は、約18,000名の派遣エンジニアが在籍し、エンジニア育成にコミットするキャリア支援会社として累計4,000名以上をメーカー社員として輩出してきたスタッフサービス・エンジニアリングで働く3名の実体験をもとに、成長を目指すエンジニアにとって真に価値のある環境とは何かを探っていこう。
常用型派遣(無期雇用派遣)として自動車メーカーで燃料噴射装置の設計を担当している上野竜央(うえの たつお)さんは、スタッフサービス・エンジニアリングに入社して10年以上というベテランエンジニア。
入社のきっかけは「もともと自動車業界に興味があり、求人を見て『自動車業界で働けるかもしれない』と思ったこと」だったという。上野さんは、長く働けている理由を次のように語る。
「人の縁に恵まれていて、就業先で働く方は能力の高い方ばかり。とても刺激を受けますし、改めていろいろと教えてもらうこともあります。そういった面でもモチベーションを高く維持できるから、続けられるのかなと思います。
また、自分の意見を言える風土や土壌があることも、すごく重要だと感じています」(上野さん)
実際、上野さんは自身の希望を伝えて部門の異動をした経験を持つ。
「現在担当している自動車メーカーの燃料噴射装置の設計の前は、エンジンの試作技術開発グループにいました。生産技術の分野から開発分野に移ったことになります。就業先企業の社員の方だと開発と生産技術の間での異動は難しいかもしれませんが、私は派遣エンジニアだからこそそういう縛りがないので、希望通りに異動ができました。
会社に入る動機は人それぞれですが、やりたいことがあって働いている方が多いと思うので、自分の働きたいところに異動できるチャンスがあることは魅力的だと思います」(上野さん)
上野さんの経験からは、周囲から学びを得られる環境、そして自身が「やりたい」と思える仕事にチャレンジできる環境に身を置くことの重要性がうかがえた。
続いて紹介するのは、2017年4月にエンジニア経験ゼロでスタッフサービス・エンジニアリングに入社した秦 光英(はた みつひで)さん。大学中退後、フリーターとして過ごしていた秦さんだったが、「もっと人として成長したい」と奮起。専門職であるエンジニアを目指してみようと思い、研修制度やフォロー体制が充実しているスタッフサービス・エンジニアリングの門をたたいた。
しかし、就業開始後は初めての業務に苦労することも多く、「何もできない自分にいら立ち、たった2カ月で逃げ出したい、もう辞めてしまいたいとも思ってしまいました」と当時を振り返る。
そんな秦さんを支えたのは、親身になってサポートしてくれるキャリアカウンセラーの存在だった。
秦さん(写真中央)
「スタッフサービス・エンジニアリングには、エンジニア出身で、仕事上での相談に乗ってくれるキャリアカウンセラーがいます。入社当初はカウンセラーなんて必要ない、自分が相談することなんて、まずあり得ないと思っていました。でも入社2カ月で逃げ出しそうになった僕を支えてくれたのは、ベテランキャリアカウンセラーの内藤さんでした。
内藤さんは『もう辞めたい』という相談を優しく受け止めてくれました。何が嫌で、何に困っているのか、愚痴のような僕の話を親身になって聞いてくれました」(秦さん)
いいことも悪いことも含めて、就業先の評価をフィードバックする。自分が設定した目標シートを一緒に見直す。秦さんが再び前向きに仕事に取り組めるようになったのは、そんな丁寧なフォローがあったからこそだ。
その後秦さんは、ICチップの開発に関わるプロジェクトで半導体製造装置の試験・評価業務を担当。一つ一つの検証を理論立てて行い、結果を突き詰めていくという仕事が楽しくて仕方がないと語った。
「不測の事態が起こっても、過去の経験から解決策を導き出して対処できるようになりました。これは自分でも大きな成長だと思っています」(秦さん)
最後は、現役エンジニアとして活躍しながら若手の育成にも積極的に携わっている安原翔太(やすはら しょうた)さんのエピソードを紹介しよう。
19年8月にスタッフサービス・エンジニアリングへ入社した安原さんは、札幌テクニカルセンターの所属となり、医療系システム会社のネットワーク部門で勤務。福祉施設のネットワークの新規構築プロジェクトにインフラエンジニアとして参画し、調査・要件定義から、設計、現場への設置まで担当した。
当時の安原さんは、すでに40歳目前。自身を頼りにしてくれる一生懸命な若手社員を見るうちに「『もっと自分にできることはないか』と思うようになった」と明かす。
そして立ち上げたのが「Sapporo Online Unit(以下、SOU)」というユニットだ。
「『ユニット』とは、同じ就業先や近隣の就業先で働く社員の数十名単位の集まりです。定期ミーティングで技術情報を交換・共有したり、エンジニア同士のコミュニケーションを深めたり。ときには職場での困りごとや技術的な悩みの相談に先輩が答え、スキルアップ方法のアドバイスをすることもあります。
すでに全国では多くのユニットが活動していました。でも当時の札幌テクニカルセンターにはまだ存在しておらず、私がユニットリーダーとなって20年12月に発足したのがSOUでした」(安原さん)
「ITエンジニアとしてのキャリア実現とスキル向上」を目的に掲げ、全員で資格取得を目指しているというSOU。スタッフサービス・エンジニアリングのスキルアップ支援制度のひとつである「資格取得奨励金」という制度を活用している。
「発足直後の2021年度は、SOU全体で51万円の奨励金を獲得。これまで私を含め12名がネットワークスペシャリスト、AWS Certified Cloud Practitoner、Oracle Certified Java Programmer,Silver SE8といったIT関連の資格を取得しています。定期ミーティングでメンバー同士励まし合いながら、さらなるスキルアップを目指しています」(安原さん)
この取り組みが評価され、安原さん自身も社内で最優秀リーダー賞を受賞。喜びを口にしつつも「多くの資格合格者を出せたことの方がうれしい」と笑顔を見せる。
人材育成に意欲的な先輩の存在、そしてそれを後押しする会社の制度やカルチャー。これらが融合することで、切磋琢磨しながら成長できる環境が実現するのだろう。
スタッフサービス・エンジニアリングでは、現在も派遣エンジニアを積極採用中。経験や年齢を問わず幅広い人材を採用し、一人一人にとって最適な成長・キャリア形成が実現できるようサポートしている。
今回紹介したエンジニアたちのように、自己成長を実現したいと考えている方にはうってつけの環境だろう。
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編集/エンジニアtype編集部
※記事内の情報はすべて取材当時の内容です
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