キャリアVol.322

プログラミング未経験だった文系大学生が、3カ月でアプリの受託開発をするまでの話【初心者向けアプリ開発3分tips】

スクール講師がアドバイス!初心者のためのアプリ開発3分tips

アプリ開発スクール『RainbowApps
日本で初めて、プログラミング受講料の無料提供を始めたアプリ開発スクール。iPhone、Android、Unityコースを展開しており、受講用のMac完備、初心者・未経験者から受講OK。無料体験コースも行っている。特徴は、大手IT企業からベンチャーまで、受講後の就職・転職もサポートしている点だ。全国で教室を開いているほか、オンライン講座も展開中。詳しい情報はコチラ

こんにちは、日本最大のアプリスクール『RainbowApps』で、主にiOS・Android関係のアシスタントをしておりますサカノモトキと申します。

私はWeb系企業でのアルバイト経験をきっかけに、プログラムを覚えることの必要性を強く感じました。大学は文系で、プログラミングの経験はありませんでしたが、勢いのあるスマホのアプリ開発に挑戦してみました。

今回は、アプリ開発初心者向けに、未経験だった私がアプリ開発スクールに入校することを決めた背景や、入校してから3カ月で受託開発を担当するまでに経験した、学習のプロセスやポイントなどを、以下のテーマに沿って書いていきたいと思います。

【1】アプリ開発スクールに入校した背景
【2】アプリ開発の際の主な勉強法
【3】オリジナルアプリを作ることの意義
【4】勉強会や懇親会に参加しよう
【5】情報発信で営業せずに仕事を獲得
【6】受託開発にあたっての心構え
【7】おわりに

【1】アプリ開発スクールに入校した背景

アプリ開発を始めることを決めた私でしたが、学生ということもあり、あまりお金もなかったので、まずはインターネットで開発の方法を調べることにしました。

しかし、どの基礎入門サイトを見ても、最初の一歩である「開発環境構築」がどうにもうまく行きませんでした。

どのサイトも、「入門」と謳っていながら(素人には)内容が高度だったり、情報が最新のものでなかったり、文章だけ書いてあって見づらかったりなど、ピンと来なかったためです。

私は対面で人に教わった方が良いと考え、無料開発体験セミナーを開催しているところはないかと、ネットで探しました。すると『RainbowApps』というアプリ開発スクールが毎週「無料の開発体験セミナー」を開催しているということが分かり、「無料だしお試しで」ということでセミナーに申し込んだんです。

現場で活躍しているプロの講師からアプリ開発を学ぶことのできる『RainbowApps』
現場で活躍しているプロの講師からアプリ開発を学ぶことのできる『RainbowApps

いざ会場に足を運んでみると、当日はiPhone・Androidの両アプリを開発、リリースした経験のある方や、フリーランスとして第一線で活躍中の方が講師として、開発環境構築を丁寧に解説してくれました。

さらに、無料体験セミナーながら、

1. 開発が便利になるTipsや手順が丁寧に画像・動画付きで細かく解説してあるテキストを提供してもらえた
2. 単にアプリ開発手法だけでなく、リリース方法や広告の実装、さらにはアプリ市場の最新の情報やマネタイズ事例まで教えてくれた

といったこともあり、かなり満足度は高かったです。

入校すれば、さらに20個のアプリをサンプルコードに沿って作ることができるうえ、約5000人が加入するスクール生コミュニティに入ることができると聞き、3日ほど悩みましたが入校を決めました。

これが私と『RainbowApps』の出会いでした。

【2】アプリ開発の際の主な勉強法

入校後、当時授業は隔週土曜日で1日6時間。自分の進み具合やレベルに合わせて授業内容を調節してくれました。時には講師オリジナルのトライアル問題が出題され、その場で試行錯誤しながらプログラミングするという授業もありました。

私のモチベーションにつながったのは、授業でうまくコーディング出来ずに悔しい思いをした経験でした。平日はアルバイトや大学の講義の傍ら、テキストをコードを見ずに書けるようになるまで復習したり、次回の授業で作るアプリのコードを書いてみたりなど、コードと向き合う毎日。講師の方にお貸しいただいた書籍で勉強したりもしました。

また、「オブジェクト指向」や「クラス」といった概念的なものも、インターネットや講師に質問することで、おおまかにでも理解し説明できるようにしました。

ここでポイントになるのが「分からないところは、まずはネット検索して調べてみる」ことです。

from Ministerio TIC Colombia 自分で調べるクセをつけることが大切
from Ministerio TIC Colombia
自分で調べるクセをつけることが大切

例えばエラーが出た場合、そのエラーをまるっとコピペして検索することで、大体は似たような事例の情報がひっかかります。

どうしても分からなかった場合だけ、コミュニティ限定のメーリングリストや講師に質問するようにしていました。そうすることで、自分で考えるクセが身に付き、理解が深まったり、同じところでつまずかなくなります。

一方で、「分からないところは深追いしすぎず、あえて分からないままにしておくのも一つの手」だと気付きました。これは、コードをたくさん書くことで、自分の理解やできることが増えたタイミングで分からない箇所がいつの間にか分かるようになった経験があるためです。

【3】オリジナルアプリを作ることの意義

私が勉強と並行し、意識していたのは「自分の作りたいアプリを思い描く」ことです。欲を言えば、作りたいアプリを開発することが勉強につながっていれば理想的だと言えます。

プログラミングの勉強は大変です。モチベーションが低下してしまう瞬間が、どんな開発者にも訪れます。そんな時の支えになるのが、「作りたいアプリの存在」です。書籍やテキストでつまずいたとしても、自分の作りたいアプリを思い描いたり、作ってみたりすることは、私のやる気につながりました。

from mer chau 自分がやりたいことをイメージし続けることが重要
from mer chau
自分がやりたいことをイメージし続けることが重要

最初は、完璧に目標を実現するのは到底不可能だと思いますが、目標から機能を細かく切り分け、自分にできることから無理をせず実装していくことで、目標となるアプリにグッと近づいていくのでは、と思っています

ちなみに、自分が思い描くアプリと似たようなアプリが存在していても構いません。例えば、あなたが「このアプリ、もっとこうだったら便利なのに」と感じたとしたら、同じような感想を持っている人は必ず他にいて、そこを改善したアプリがヒットする可能性だって十分にあるからです。

【4】プログラミングの勉強会や懇親会に参加しよう

自分だけでコードと格闘していてもなかなか進まずモチベーションが下がることもよくありました。そんな時は、コミュニティや外部の企業・チームが開催している勉強会や懇親会に積極的に参加しました。

特にハンズオン形式のセミナーは、優秀な開発者が実際にコードを書いているところ見るだけでなく、きれいなコードの書き方を学ぶことができるため、非常に参考になりました。懇親会では、先達の開発者さんたちに自分が悩んでいるところを伝えると、良いアドバイスをたくさんいただくことができました。

そういった場で開発者の知り合いが増えると、困った時に助けてもらえることもあるので、参加しておいて損はないと思います。

【5】情報発信で営業せずに仕事を獲得する

ここからは仕事に関する話になります。アプリ開発を始めたならば、そのことをどんどん周りに情報発信してアピールすることが、仕事を獲得する上でかなり効果的でした。情報発信とは、例えばSNS上で参加する勉強会情報をシェアしたり、技術メモ的に投稿を続けたりすることです。

たったそれだけで、もし自分以外に周りにプログラミングやITに明るい人がいなければ、特別営業をしなくても、「アプリ作れるんだって?」と仕事はどんどん集まってきます。

【6】受託開発にあたっての心構え

仕事が集まってきたら、次は依頼の中身をしっかり吟味することが大事になってきます。

なぜならば仕事を依頼する人は(プログラミング未経験の人なら特に)、あなたが必死で勉強してアプリを作れるようになったことに気付かず、「こういうアプリを5万円で作って欲しい」なんて軽々しく言ってくることが大半だからです(泣)。

もしくは、お金はちゃんと出してくれるけれど欲しい機能を後からじゃんじゃん追加で伝えてきて、なかなか完成に至らず疲弊してしまうなど開発フェーズで発生するさまざまなリスクが受託開発でのアプリ開発には付いて回ります。

しかし、これはある程度は仕方のないことなんです。プログラミングが実は大変な作業の結晶であるということは、詳しくない人には特に「なかなか伝わらない」ものなのです。ですから、アプリ開発の「プロ」としていちいち腹を立てずに、相場観やプロジェクトのマネジメント手法も勉強して対応する必要があります。

現役フリーランスエンジニアの講師に契約のポイントや仕方を聞いてみたり、総務省の出しているシステム開発に関する受発注ガイドラインなどの事例を読んで学ぶことが大切です。

個人的に一番しっかりやった方が良かったと思うのが、「要件定義をきちんと明文化して合意形成をとること」です。いわゆる要件定義をざっくり言うと、どんな機能・仕様のアプリを作るか。という定義ですが、これを明文化し、受発注両サイドで合意を取ることで、先方の担当者が変わった場合でも、機能の追加・変更に悩まされずに済みます。

【7】おわりに

さて、ここまで未経験からアプリ開発を始めて、開発スクールに入校し、受託開発をするまでに経験した学習のポイントやプロセスについて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?

もし、あなたがアプリ開発でつまずいていたり、困ったり伸び悩んだりしていたら、外に出ることをオススメします。

from MC Quinn 勉強会や懇親会に積極的に参加することで、成長の機会を得る可能性が増える
from MC Quinn
勉強会や懇親会に積極的に参加することで、成長の機会を得る可能性が増える

私も通った『RainbowApps』の無料体験セミナーに参加してみるもよし、そのほか勉強会、懇親会は数多く開催されています。

幸運なことに、私は外に出ることで、良いアプリ開発スクールや優れた開発者、良い発注者に数多く巡り合い、エンジニアとして成長する機会を得ることが出来ました。

アプリ開発を勉強した先には、その経験を活かし企業に就職したり、自作アプリの広告収入で稼いだり、フリーランスとして受託開発や企業に常駐して生活したり、とさまざまな選択肢が広がっています。

今回私が書いた記事がその中の一つの選択肢の参考となり、記事を読んだ方のお役に立つことを心から願っています。

>> 初心者向けアプリ開発3分tips:連載一覧

【講師プロフィール】
RainbowApps講師アシスタント(iOS/Android)
サカノモトキ

1991年生まれ。愛知県名古屋市出身。早稲田大学法学部在学中の2013年6月から約3か月間、RainbowAppsスクール横浜校にてAndroidアプリ開発講座を受講。修了後、同講座のアシスタントを担当しつつ、在学中に企業からAndroidアプリを受託開発。その後スマホアプリゲーム会社にてゲーム開発を経験したのち、RainbowApps代々木校でiOS/Android講師・運営のアシスタント業務に携わり、2015年4月から某最大手SIer企業に入社。

【著者からひと言】 iOS、Android、Unityなどのアプリ開発を本格的に学びたい方は、ぜひRainbowAppsにお越し下さい。プログラミング初心者の方から経験者の方まで、レベルに合わせた対応が可能です。

■ 詳しくは公式HP:『RainbowApps

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