Vol.690

捨てられなかったIT業界への憧れ。会社のリアルを知るために、転職活動であえてやらなかったこと【U-35エンジニアの転職決断】

【特集】U-35エンジニアの転職決断

活躍している若手エンジニアは、一体どんなキャリアを歩んでいるんだろう?彼らは何に悩み、どのような課題を持ち、いかにしてそれらを乗り越えてきたんだろう?
「エンジニアの転職」ならではの成功の秘訣を読み解くために、転職を通じて理想のキャリアを掴み取ってきた35歳以下のエンジニアにスポットをあてる『U-35エンジニアの転職決断』。これからのキャリアに悩む若手エンジニアの方にとってのヒントとなるようなヒストリーをご紹介していきます。

株式会社日本ソフトウェアテクノロジー

株式会社日本ソフトウェアテクノロジー 中野俊平氏(26歳)

大学卒業後、自動車販売会社に営業職として新卒入社。1年ほど経った頃、学生時代から興味があったエンジニアとしてのキャリアに対する意欲が再燃し、2016年5月に日本ソフトウェアテクノロジーへ転職。現在はプログラミングやネットワーク構築などの業務に従事している

【中野氏が転職先を決めた条件はこれ!】

1.スキルを身に付けるための研修制度が充実していること
2.先輩・上司との距離が近く、密にコミュニケーションがとれる環境であること
3.前職以上の基本給で、安定した収入が得られること

【転職背景】市場価値が高まり続けるエンジニアとしてのキャリアを歩みたい。かねてからの憧れに向けた挑戦

大学を卒業して、最初のキャリアとして選んだのはテクノロジーとは無縁の営業職でした。しかし、仕事にも慣れてきた頃、売り上げ目標の達成ばかりを意識した営業スタイルに疑問を感じるようになっていったのです。そこで思い出したのが、学生時代に抱いていたエンジニアへの憧れでした。

ITに詳しい友人がいたことや、何かと相談に乗ってもらっていた大学のキャリアセンターの方の前職がエンジニアだったこと。周囲の影響もあり、自然とITに興味を持つようになっていった学生時代。いまやIoTやAIなど最先端テクノロジーの話題が世の中に溢れ、テクノロジー人材の需要の高まりも感じていました。エンジニアの市場価値は、今後も右肩上がりで上昇していくに違いない。そう思い、改めてエンジニアとしてのキャリアを選択することにしました。

【転職先選び】社風は人ににじみ出る。会社と現場の距離感が近い環境へ

日本ソフトウェアテクノロジー

どんなに興味があるとはいえ、エンジニアとしての実務経験はゼロ。エンジニアとしてキャリアをスタートさせるためにも、研修制度が充実している会社を探しました。企業ホームページの採用ページや求人サイトの広告にも研修に関する記載はありましたが、実際のところは直接聞いてみなければ分からない。そこで、面接の際に具体的な研修内容を聞くように意識していました。比較検討することが重要だと思ったので、可能な限り多くの企業に足を運び、情報収集をしました。

また、職場の人間関係も重視したポイントです。前職は大規模な会社だったため、直属の上司と話すタイミングがほぼなく、衝突してしまうこともありました。自分の意見が会社の経営方針や組織運営に反映されることもありません。その結果、会社との距離がどんどん開いていったように思います。

次はもっと密にコミュニケーションがとれる環境で働きたい。そう思い、転職活動中は会社の雰囲気を知ることに注力しました。ここでも、活用したのは面接の場。私の場合、あえて準備をしすぎずに自然体で面接に臨むようにしていました。なるべく素の自分で話すことで、形式ばった「面接」ではなく、「会話」になる。そうすると、相手の人柄や雰囲気が良く分かりますよね。高圧的なのか、事務的なのか、それともフラットに接してくれるのか。やっぱり、社風はそこで働く人ににじみ出るものだと思います。

もう一点、ノルマや業績に左右されない安定的な給与も、外せない条件でした。前職は営業だったこともあり、給与に占めるインセンティブの比率が高かったのです。ここも、求人票や面接できちんと確認しておくことが大切ですね。

【転職後の変化】相談できる人が、すぐそばにいる。オーダーメイドの研修で掴んだエンジニアとしての夢

日本ソフトウェアテクノロジーの面接は、どこの会社よりも楽しく、印象的でした。履歴書や職務経歴書に書かれていることについて聞かれるのではなく、代表と取締役が会社について詳しく説明してくれたことをよく覚えています。その親身な姿勢と距離感の近さに新鮮な驚きと感動を覚え、入社を決めました。

面接で感じた距離感の近さは、入社した今も変わっていません。定期的に本社の方と話す機会がありますし、何よりも、現場にもたくさんの先輩がいるので安心です。同年代の先輩から、長年のキャリアを持つベテランまで、豊富な先輩に囲まれて、いつでも気軽に相談できる環境はとても心強いですね。

日本ソフトウェアテクノロジー

私は未経験での入社だったので、入社後は3カ月間の研修期間を設けてもらいました。驚いたのは、その研修内容。決められたカリキュラムをこなしていくのではなく、「あなたは何ができるようになりたいですか?」と聞かれ、その内容にそった研修を用意してくれたのです。まずはプログラミングスキルを身に付けたい、と伝えた結果、取締役が講師となってJavaやSQLについて教えてくださいました。

日本ソフトウェアテクノロジーでは、やりたいと言ったことを否定されることはありません。努力すればチャレンジさせてもらえますし、実現するための的確なアドバイスもしてくれます。実際、研修後は金融系の開発案件でテストやプログラミングをしていましたが、「お客さまと直接コミュニケーションがとれる現場で働きたい」と希望したところ、ネットワーク構築案件への異動を提案してくれました。今は、周りの先輩方に教わりながらネットワーク周りの知識を身に付けて、新しいチャレンジに取り組んでいるところです。

今後はエンジニアとしてのスキルを磨きながら、さらにキャリアの幅を広げていきたいと考えています。日本ソフトウェアテクノロジーで働く仲間も増やしたいので、エンジニアのキャリア支援や採用ができるようなノウハウも身に付けたい。そのためにも、まずはエンジニアとしてもっと成長していきたいですね。

取材/秋元 祐香里(編集部) 文/石川 香苗子 撮影/岩崎尊史

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