転職Vol.745

技術者としての成長も、プライベートの充実も手に入れたい。32歳のエンジニアが“欲張り転職”を叶えたワケ【U-35エンジニアの転職決断】

【特集】U-35エンジニアの転職決断

活躍している若手エンジニアは、一体どんなキャリアを歩んでいるんだろう?彼らは何に悩み、どのような課題を持ち、いかにしてそれらを乗り越えてきたんだろう?
「エンジニアの転職」ならではの成功の秘訣を読み解くために、転職を通じて理想のキャリアを掴み取ってきた35歳以下のエンジニアにスポットをあてる『U-35エンジニアの転職決断』。これからのキャリアに悩む若手エンジニアの方にとってのヒントとなるようなヒストリーをご紹介していきます。

株式会社セイル 開発エンジニア 鈴木美徳氏
株式会社セイル 開発部エンジニア 鈴木美徳氏
1986年生まれ。専門学校卒業後、大手製造業系システム子会社に入社。公共機関や金融業向けのシステム開発を担った後、Web系企業を経て2016年にセイルに入社した。Webサービス系の受託案件を複数担当した後、現在は自社システムおよびサイトの刷新プロジェクトを担っている

【鈴木氏が転職先を決めた条件はこれ!】

1.自分で手を動かし、技術力向上が目指せること
2.残業が少なく、休みがとれること
3.新しい開発手法や言語にチャレンジできること

【転職背景】上流工程に携わるのではなく、現場で手を動かすことで成長したい

私は新卒で大手メーカー系のシステム子会社に入社し、約5年間在籍していました。その間に担当したのは、公共機関や金融業界の業務システム開発。使われている技術はどれも陳腐化したものばかりでしたし、仕様書通りに打ち込むような作業が多かったので「このままでは、エンジニアとして生き残れなくなる」という不安がありました。

そこで新しい技術をどんどん吸収できる環境を求め、Webサービス系の受託開発を行うベンチャー企業に転職しました。前職であるその会社では、PHPを用いたプログラミングに携わることができましたが、しばらくしてある壁にぶつかったんです。

株式会社セイル 開発部エンジニア 鈴木美徳氏

それは、会社の経営陣が「いずれはプログラミング作業などを海外のベンダーに丸投げして、自社の社員たちには上流工程に専念させたい」という方針になったこと。その方が効率よく経営ができるため、ベンチャー企業の方針として間違っているわけではないと思います。でも私は自分が考えたものを自分の手で形にしていきたかったし、あくまでもエンジニアとして成長したいと望んでいたんです。当時はコンサルティングやマネジメントには興味がありませんでした。

その時に転職を考え始め、他の会社を見ていると「休日返上で働くのは当たり前」だったり、「アジャイルなどの新しい開発手法や話題の開発環境にチャレンジはするものの、うまくいかないとすぐに既存の手法に逆戻り」という自分の会社の風土は、悪い意味で‟Web系ベンチャーあるある”なのだと気付きました。

【転職先選び】新しいチャレンジに取り組みながら、ワークもライフもバランス良く充実させたい

いくつかの転職サイトや人材紹介会社などに登録して、本格的に転職活動をスタート。徹夜も珍しくない前職にいたので、「残業が多くなく、ちゃんと休日がある会社」という条件にはこだわりました。ただし、「短い時間で効率よくお金を稼げればそれでいい」という考えはありません。成長願望は人並み以上に強い方なので、「ただ早く帰れる会社」も避けたかった。ワークもライフもバランスよく充実させたいと考えたんです。

前職で感じていた“悪しきWeb系ベンチャーあるある”はないか、新しい技術に挑戦できるところなのか、厳しい目で企業を探していたら、なかなか希望通りの企業を見つけることができませんでした。その時に、先にセイルに入社していた知人から声が掛かり「一度オフィスを見に来てみないか」と誘われたんです。

話を聞いてみると、少人数の会社で、社員が皆意欲的に仕事に取り組んでいることや、オンとオフにメリハリをつける働き方を代表自ら推奨しているところなど、働きやすそうな環境だと感じました。

ただ念のため、扱っているプロジェクトの中身もいくつか見せてもらいましたよ。そこで転職を決める決定打となったのが、その中にとても魅力的な案件があったからです。アジャイル型の開発手法を用いて、なおかつ最新のフレームワークを活用したプロジェクト。それは「流行っているから、試しに最新の開発をやってみよう」というのではなく、本番開発でこうしたアプローチをしていることが印象的でした。ここでなら、新しいチャレンジが推奨され、常に最新の技術を吸収できると思ったんです。

【転職後の変化】先進性にこだわるベンチャーで、エンジニアとしてスキルアップする

社名にも関係があるのですが、セイルでは海を愛するメンバーが多いんです。休みの日は海に行って、趣味のサーフィンやヨットを楽しむという過ごし方をしている人もいます。そのためオフの日をきっちり取って、プライベートも充実させたいという気持ちがとても強いですね。そのため私も、休日をエンジョイするようにしています。

株式会社セイル 開発部エンジニア 鈴木美徳氏

全社の行事やエンジニア同士の交流機会を設けることにも前向きな会社ですから、良い人間関係が築けていると思います。そんな社風だからなのか、 セイルではチームで前向きに仕事を進めようとする風土がありますね。プログラミングの最中に、悪い意味で個の世界に埋没してしまうようなことがないのです。プロジェクトを進めながら誰かの助言を受けたり、刺激をもらったりできるので、切磋琢磨しながら仕事に向き合えている実感があります。

「新しい技術を学びながら、ワークライフバランスも充実させることができる」なんて言ってしまうと、「ウソ臭いなあ」と思う人もいるでしょう(笑)。私も転職活動中、そんな会社なんてないのでは、と諦めそうになることもありました。でも、自分の軸をぶらすことなく、じっくり探していけば、セイルのような会社もあるんだということを知ってほしいですね。

取材・文/森川直樹、撮影/大室倫子(編集部)

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