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頭痛にコーヒーが効くって本当? 管理栄養士がエンジニアに送る「頭痛対策フード」3つ【専門家監修】

働き方

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    株式会社 asken 執行役員 管理栄養士
    道江 美貴子(みちえ みきこ)さん

    女子栄養大学栄養学部卒業後、フードサービス大手の(株)グリーンハウスに入社、これまで100社以上の企業で健康アドバイザーを務める。2007年、事業立ち上げに参加した『あすけん』は、栄養士のアドバイスが受けられるダイエットサポートサービスとして、280万人以上が利用する国内最大級のサービスに成長。現在、『あすけん』の事業統括責任者を務めるかたわら、テレビ・雑誌の出演や栄養監修等、幅広く活躍中。著書『なぜあの人は、夜中にラーメン食べても太らないのか?』(クロスメディア・パブリッシング)のほか、監修書多数
    >>食事管理サービス『あすけん』

    こんにちは。
    管理栄養士の道江美貴子です。

    エンジニアの皆さんの中には、ストレスを抱えていたり、長時間の座り仕事で肩や首が凝っている人も多いのではないでしょうか。

    そうした不調を抱えていると、気圧の変化や寝不足などを引き金に、頭痛が起こりやすくなってしまいます。

    頭が痛くなると、仕事に集中することもできず、ひどい人だと吐き気などの症状も引き起こし、とってもつらいですよね。

    鎮痛剤を飲んでその場をしのぐという人もいると思いますが、そもそもどうすれば頭痛を予防できるのでしょうか。食事の観点から考えてみました。

    頭痛予防に効果的なブレインフード3つ

    一言に頭痛といっても、さまざまなタイプがあります。ただ、多くの人は、緊張性の頭痛に悩んでいるようですね。

    実は、頭痛予防にも、前回の記事でご紹介した、ブレインフードが効果を発揮してくれます。

    ・ナッツ
    ・バナナ
    ・アボカド

    マグネシウムを豊富に含むこれらの食品が、頭の緊張を和らげてくれるというわけです。

    また、逆に頭痛を悪化させてしまうのは、アルコール類。アルコールは、飲むと血管が拡張するため、血流が良くなって頭痛が促進されてしまうのです。頭痛があるときはお酒を控えて、日常的にお酒を飲んでいるならば、飲む頻度や量を減らすようにしてみてほしいと思います。

    頭が痛いときのコーヒーは本当に有効?

    一般的に、頭が痛いときにはコーヒーを飲むといいという説がありますね。

    たしかに、カフェインを取るとアルコールとは逆で、血管が収縮するので頭痛がやわらぐと言われています。カフェインの効果については諸説ありますが、取り過ぎてしまうと緊張を高めてしまうので、頭が痛いからといってコーヒーを何杯も飲むというのはNG。

    コーヒーを飲む量は、1日あたり、マグカップ2~3杯くらいまでに抑えておいた方が良いとされています。

    頭がどうしても痛いときは、頭をマッサージしてみるなどして、無理せず休みましょう。

    ストレスや不規則な生活、首肩の凝り、睡眠の質など、頭痛を引き起こす種はさまざま。自分の頭痛の原因は何であるのか見極めつつ、対処法を探していけるといいですね。

    次回もお楽しみに。

    取材・文/栗原千明(編集部) イラスト/石山好宏

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