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アクセンチュア発、未来のテクノロジー予測プロジェクト『Technology EDGE』メンバーに聞く、これからのエンジニアに求められる“働く力”

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日本を代表する総合コンサルティングファーム・アクセンチュアが、2021年に開始した新プロジェクト『Technology EDGE』。

10年後、日本の企業活動のコアとなり得るエッジの効いたテクノロジーを分析してレポート化、社外に向けてカンファレンス等で発表し、ビジョンや知見をシェアするプロジェクトだ。

「『Technology EDGE』は、その名の通り、先端=エッジの効いたテクノロジートレンドを予測し、レポート化するプロジェクト。日本の10年後を動かしていく次世代が、“武器”として使えるテクノロジーを明文化することが目的です」

「プロジェクトを推進するのは、アクセンチュア ジャパンの有志メンバーたちです。(中略)『Technology EDGE』では異なるもの同士の掛け合わせによって生まれる“エッジ”を大切にしています。なので、このプロジェクトも部署・職種の垣根を越えた多様なメンバーで運営しているのです。

引用:アクセンチュアのメンバーが10年後の武器となるテクノロジーを予測。新プロジェクト『Technology EDGE』が示す日本の未来とは?

今回は、本プロジェクトの企画・運営メンバーとして活動する4名のアクセンチュア社員にインタビューを実施した。

テクノロジー×アートの可能性、メタバースが経営に与えるインパクト、テクノロジーによる学習体験の革新、未来のテクノロジーについて調査、議論を重ねた彼らが思う、ビジネスパーソンに今後求められる「働く力」とは?

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アクセンチュア株式会社 ビジネス コンサルティング本部所属 マネジャー(戦略コンサルタント)
Takaseさん

シンクタンク戦略コンサルティング部門を経て、2018年に中途入社。テクノロジーとストラテジーを掛け合わせた全社戦略立案、実行・新規事業立案等を担当。プロジェクトワークと並行して、スタートアップと連携するアクセンチュア・ベンチャーズのメンバーとしても活動

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アクセンチュア株式会社 ビジネス コンサルティング本部所属 マネジャー(コンサルタント)
Fujiwaraさん

組織開発コンサルティング会社等を経て、2017年中途入社。組織・人事コンサルティングを専門とする部門にて、DX人材の獲得・育成戦略の策定及び実運用、事業会社設立に伴う人事部門立ち上げ、システム導入や必要人材の要件定義等、組織・人事戦略立案を中心としたプロジェクトに従事

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アクセンチュア株式会社  ソング本部所属(マーケティングコンサルタント)
Mikamiさん

芸術大学を卒業後、2017年にテクノロジー本部 通信・メディア・ハイテク領域のアナリストとして入社。22年7月、ソング本部へ異動。テクノロジーで顧客をサポートする業務に従事し、システム刷新、システム導入の要件検討・推進チーム、開発チームのリードを兼務

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アクセンチュア株式会社 テクノロジー コンサルティング本部所属 マネジャー(エンジニア)
Takahashiさん

テクノロジー系総合職として新卒入社。WEB系のフロントエンド、バックエンド、インフラ周りを担当。顧客企業の技術検証、プロダクト開発、SREチーム立ち上げのサポートに従事。テクノロジー系リサーチプロジェクトにも複数携わる

多様なメンバーが『Technology EDGE』に集う理由

――『Technology EDGE』は有志メンバーで推進されていると伺いました。皆さんがこのプロジェクトへの参加を立候補した理由は?

Takahashiさん:私はエンジニアリングの仕事が多く、普段の業務ではソースコードに触れたり技術的なリサーチをしたりと自分で手を動かすことが大半です。目の前の業務に集中すると、ついテクノロジーを道具として捉えてしまうことが多いので、テクノロジーが持つ可能性を追求する機会をしっかりと持ちたいと思っていました。

『Technology EDGE』の調査やカンファレンスの企画運営などには当社のコンサルタントやビジネスストラテジスト、デザイナーなどさまざまなポジションの社員が参加しています。自分とは違った視点を持つ人と一緒になって最先端のテクノロジートレンドについて考えることで、テクノロジーが可能にする新しい未来が見えてくるのではないかと考えて参加を決めました。

Takaseさん:私が立候補した理由は大きく2点あります。まず1点目は、自分の業務の武器になるような最先端のテクノロジーを効率良くキャッチアップできると思ったからです。

コンサルタントとして、常に最先端の情報をキャッチアップしておく必要があります。しかし、自分だけで情報をキャッチアップするのには限界があるのも事実。そこで、『Technology EDGE』で効率的に情報収集ができないかと思い、興味が湧きました。

アクセンチュア

Takaseさん:そして2点目は、社内の意欲的なメンバーと接点を持ちたいと思ったから。『Technology EDGE』には、マネジング・ディレクターの山根さんのようなトッププレーヤーの他、各部門からさまざまなメンバーが集まっています。

全員に共通しているのは、プロジェクトへの参加に手を挙げている時点で、テクノロジーと真剣に向き合う意欲にあふれているということ。そういった意欲的な人と関わることができる良いチャンスなのではないかと思ったのです。

Fujiwaraさん:私も立候補した理由の一つは社内のネットワーキングが目的でした。デジタル・テクノロジーに先見の明のある多様な知見を持った面白い人がアクセンチュアには多いため、プロジェクト以外でもそうした方々と新たな出会いがあったらいいなと。

加えて、リスキルの重要性を世の中に広く伝播させていくことができる取り組みだと感じたことも、参加を決めた理由の一つです。

私は現在、某学校法人の新規事業構想の実現に向けた支援をしていますが、その一つとして、民間企業へのリスキル事業の事業戦略策定並びにテストマーケティングを推進しています。さまざまな企業のCXOをはじめ、人事部門の責任者や担当者の皆さんと対話を重ねる中で、テクノロジー革新も含め、言わずもがな変化の足並みの速い時代に適応し続けるためには、どんなにベテラン・専門家と呼ばれる方であっても、常に学び続けることが非常に重要だと、日々感じています。

どうしたらリスキルの必要性・有用性を世の中に訴えかけることができるかが、このご支援における重要な論点の一つではありますが、『Technology EDGE』による日本のテクノロジー領域の未来を示すレポートの発表がその一助となれば、と考えています。

アクセンチュア

Mikamiさん:私は業務外の社内活動として、芸術部という部活動に所属していまして、講演会やギャラリーツアーなどを企画しています。今回、芸術部所属のシニアマネジャーの方から芸術部としてもアート×テクノロジーをテーマに『Technology EDGE』へ参加しないか、という声掛けがありました。また、ここにいるTakahashiさんは芸術部の同期で、彼が『Technology EDGE』に参加するというお話も聞きました。

そこで、「アート×テクノロジーの可能性を追求できるのでは」と考えて、私も参加したいと申し出ました。というのも、私は芸術大学の出身で、「アートとの出会いをより多くの人に届ける」ことを人生のテーマとして掲げています。そのためにテクノロジーを活用できるのではないかと考えたのもテクノロジー領域に強いアクセンチュアへ入社した動機の一つであったので、『Technology EDGE』への参加は願ってもないチャンスでした。

――『Technology EDGE』では、エッジの効いたテクノロジーを20のテーマに分けて、グループでレポート化を進めていると伺っています。皆さんはどのようなテーマに携わっているんでしょうか?

Mikamiさん:当初希望していた通り「アート×テクノロジー」の領域です。テクノロジーとアートを掛け合わせることでどのようなビジネスが生まれるか、プロジェクトメンバーとともに議論を進めています。

大学では音楽専攻だったので、主に音楽に関するパートを担当しています。

アクセンチュア

Fujiwaraさん:私は「Learning-DX」という、テクノロジーによる学習体験の革新を考察するテーマのグループに参加しています。

このグループメンバーは、主に私の所属する組織・人事コンサルティング部門の責任者の方を含めたメンバー数名で構成されていますが、テクノロジーの進歩によってひとびとの学習体験はどう変容していくのか? を考察できたら面白いのでは、という私のアイデアが採用されたため、グループのリードとしてレポート化を進めています。

Takaseさん:私は「次世代のCEO」をテーマにしたグループに参加しています。テクノロジーがより浸透した世界で、CEOにはどのような変化が求められるのかを考察しているところです。Fujiwaraさん同様、私もこのテーマではリードポジションを担当しています。

Takahashiさん:技術的な要素が強いものから、組織論やマネジメントに関するものまで幅広いテーマがありますよね。私は、エンジニアとしての知見が生かせそうな技術を軸としたテーマに6つ程かかわっています。

各グループでリサーチや資料作成のサポートを行いつつ、自分が得意とするテクニカルな視点での意見を出せればと思いながら参加してきました。

アクセンチュア

――皆さん、ご自身の業務や関心に紐づくテーマを選んでいらっしゃるんですね。

Takahashiさん:そうですね、専門性を発揮しやすいということもあって、業務領域に近いテーマに参加する人が多いのかもしれません。ただ、ルールがあるわけではないので、自分がやりたいテーマに自由に参加してOK。若手メンバーに「勉強がてら入ってみたら?」と勧めることもあります。

Takaseさん:私も、メインで参加しているテーマの他に、個人的に興味があった「メタバース」について調査、発表するグループにも参加しています。ディスカッションに参加するだけでも、さまざまな意見が聞け、新たな示唆を得られるので興味深いですね。

Technology EDGE

現在レポート化が進んでいるテーマ一覧。10月にはカンファレンスでの発表も予定されている。

アクセンチュアメンバーが持つスキルの多様性を存分に発揮

――各テーマのグループは、部署・役職混合で構成されているんですよね。部署横断でのプロジェクトに参加したことで得た学びや感想をお聞かせください。

Mikamiさん:各領域のエキスパートの方と話せたことで、自分の知見がブラッシュアップされたことを感じますね。

アート領域の場合、メタバースなどの目立ったテクノロジーとの融合は発想しやすいのですが、それだけだと長いアートの歴史の中でテクノロジーとの出会いが何をもたらしたのかについて、結論が表面的なレポートになってしまいます。

しかし、さまざまな領域の専門性を持つ方と意見を交わし、テクノロジーの発展がもたらす社会的なインパクトについてさまざまな知見を得たことで視野が広がり、結果として私自身のアートに関する専門性も高まったように思います。

Takahashiさん:日々の業務では顔を合わせない人との関わりは勉強になりますよね。アクセンチュアに所属している人材の多様さを再確認することができました。

世間的に見ると、アクセンチュアは「コンサルタント」と「エンジニア」が集まっている会社だと思われがちですが、実際にはそれぞれが異なる強みを持ち寄って、一つの仕事をしています。彼らが手を組むことで、新しい価値の創出につながります。

『Technology EDGE』への参加を通じてそれを体感することができましたし、あらゆる知見に触れたことで「今後、自分は何を強みとしていくのか」と自問自答する機会にもなりました。

Fujiwaraさん:同じくネットワーキングに関しては大変満足しています。今後、それぞれの通常業務におけるアイデア出しや情報提供など、引き続き相互に助け合えそうだなと感じています。また、「時間を同期させないコラボレーション」に挑戦できたことも大きな収穫の一つです。

さまざまな部署横断のチーム構成なので、ワークスタイルも価値観も人それぞれ。同じプロジェクトであれば、前提理解の上での時間調整は比較的容易ですが、一人一人が異なる時間軸で行動しているので、誰かが無理をしなくてもいいよう、間をとって調整していく必要がありました。

隔週・週次と予め時間を合わせてブレストをする機会も設けつつ、Teamsのチャットはもちろん、SharePointの投票・ファイル編集管理や共同編集等のさまざまな機能を適切に活用し、議論を滞りなく進めていけるようにしたり。時間を同期することにこだわらずにコミュニケーションを取っていくことの大切さを実感しました。

――皆さん、部署横断ならではの「人との関わり」の部分が強く印象に残っているようですね。

Takaseさん:そうですね。日々の生活サイクルや仕事の進め方が異なる面々が集まったことで、働き方や成果の出し方の多様性にも触れることができました。この経験は、『Technology EDGE』に限らず今後の実務やプロジェクトにも生かせそうです。

また、いろいろな人と関わるという意味で言うと、その「いろいろな思考」を持つに至った背景や、思考法について具体的に知ることができたのは非常に良い学びでした。

議論を重ねていく中で、その人が日々どういうメディアを見て、どんなインプットをしているのか、なぜそういう発想になるのか、根本的な違いに深く触れられたと思います。

テクノロジー領域は「コラボレーション力」と「専門性」で泳ぐ

――『Technology EDGE』で議論されたテーマやプロジェクト推進の経験を踏まえ、これから先のテクノロジー領域で活躍できるエンジニアであり続けるためにはどのようなスキルが必要になると思いますか?

Mikamiさん:新しいテクノロジーを常にキャッチアップする好奇心を持ち続けることでしょうか。

今学んだテクノロジーのトレンドが、1カ月後には時代遅れになっている可能性もあります。それくらい変化が速い領域なので、数年先の未来を予想することは容易ではありません。

しかし、どんな変化が訪れてもすぐに時流に乗ることができるように備えておくことが必要だと思います。

アクセンチュア

Fujiwaraさん:そうですね。各社、DX人材育成と銘打ち、AIやクラウド等その時々の旬なテクノロジーテーマを育成プログラムに組み込もうとする傾向はありますが、そこで従業員に提供した知識の基礎・応用といったレベル観がいつまで維持されるか、あるいはその知識自体がいつまで通用するものなのかはプログラム設計時に考慮すべきと思います。

現に、例えばAWSやGoogle Cloud Platform等さまざまなクラウド関連の資格試験内容は、頻度高く更新されていますね。となると、会社の用意するトレーニングに参加するだけでは足らず、日々の業務から感度よく学びを蓄積し、さらに貪欲に自己研鑽する必要が個々人に求められているのではないでしょうか。

当然、今時点でプロフェッショナルと呼ばれている人であっても、等しくリスキルし続けることが必要不可欠でしょう。

Takaseさん:テクノロジートレンドの移り変わりの速さは、私も日々感じています。一歩踏み込んで考えてみると、「ビジネス化できる技術」を見極める視点も大切になるのではないでしょうか。

数年前にブロックチェーン関連のプロジェクトに携わっていたのですが、新しい技術ならではの価値を生み、マネタイズできるビジネスを創出する難しさを痛感しました。それぞれのテクノロジーならではの価値を把握して、ビジネスに落とし込む力が大事かなと思ってます。

例えば、今だとメタバースが話題ですが、要素分解・構造化し、どんな価値を生み出せるのか、どういうビジネスモデルに組み込むことができるのかを紐解くスキルが求められています。

Takahashiさん:Takaseさんがおっしゃった通り、トレンドに上がるテクノロジーの種類は膨大で、しかも次から次へと生まれていきます。それは「ビジネストレンド」にも同じことが言えるでしょう。ただ、すべて自分一人で把握することは不可能ですよね。

『Technology EDGE』で他職種の方と関わる中で強く感じたのは、一人で何でもできるわけではないということです。
私はエンジニアとしてシステムをつくることはできますが、産業や部門ごとの予算配分や収益化などには明るくありません。それはコンサルタントの方が得意とする領域でしょう。

なので、エンジニアとしてテクノロジーのスペシャリストでありつつも、ビジネスのスペシャリストであるコンサルタントや他のポジションの人と上手く協働することが大切だと思います。

Takaseさん:そう考えると、エンジニアは、非エンジニアの話から「何を実現したいのか」「テクノロジーでどう応えるか」を紐解くスキルがますます重要になってきそうですね。

アクセンチュア

Takahashiさん:そうですね。あとは、異なる領域の人とコラボレーションするからこそ、テクノロジーについては誰よりも詳しくあるべきです。エンジニアの最大の強みは、自分の手で何かを生み出せることですから。

どんなに魅力的なビジネスモデルだったとしても、システムの実装ができなければ絵に描いた餅で終わってしまいます。そうならないために、技術力は磨き続けなければならないなと思います。

良いコラボレーションは他者理解と自己開示から

――「コラボレーション」というキーワードが出ましたが、さまざまな人と円滑に連携していくためには何が必要だと思いますか?

Fujiwaraさん:まずは、他者への興味のアンテナを高く持つことだと思います。そもそもこのプロジェクトにはどんな専門性と深さが必要なのか、その専門性を持っているのは誰で、その方とどうコミュニケーションを取っていくとそれがうまく引き出されるのかなど、おぼろげでも仮説を持てていると、スムーズにプロジェクトが立ち上がりやすいという実感があります。

Takahashiさん:他者に対して興味を持つ、尊重する、他者から刺激を受けることに加えて、「自分は何ができるか」を考えることも大切ですよね。

どんな人にも弱点があるように、一つや二つ得意なことがあるはず。そういう種をいくつか持っておいて、そのコミュニティーの中で使えそうなスキルや知見を提供していけるといいと思います。

Takaseさん:スキルを持つだけでなく自己開示する力も大事ですね。特に今はリモートワークが主流なので、自分のパーソナルな部分を話す機会が減っていて、事務的な話だけで終わってしまうことも多い。

そんな中で「自分はこういう人だよ」「こういうことが好きだよ」と開示すると、新しい取組みの際に声がかかりやすくなるのではと感じています。

Fujiwaraさん:それに関連して言うと、「謙虚さ」を合わせ持つのがベストだなと思います。

自分のできること・できないことを識別して、できないことはできる人に「できないから手を貸してほしい」と助けを求められるかどうか。その素直さや謙虚さを互いに持ち合わせていると、良好なコラボレーションが実現するのではないでしょうか。

――コラボレーションが生まれやすい関係性づくり、と聞くと難しそうに感じるのですが、アクセンチュアではなぜそれが実現できているのでしょうか?

Fujiwaraさん:採用時点でのカルチャーフィットを大切にしているのはもちろんですが、入社後の研修を丁寧に行っていることも、円滑な関係性の構築に貢献しているかもしれません。

組織やカルチャーに馴染むためのフォローとしては、人事部門が一律に推進するだけではなく、各部門・各チーム・各プロジェクトが自主的に行っています。

Takahashiさん:個性を大切にしつつ、現場レベル・プロジェクトレベルでカルチャーフィットを意識しているのはアクセンチュアならではかもしれませんね。

アクセンチュア

Takaseさん:あと、グローバルネットワークという強みもありますね。

アクセンチュアはグローバルメンバーを含めると71万人程のネットワークがあります。テクノロジー領域の進歩が速い欧米の事例を聞いたり、グローバルメンバーとコラボレーションできたりする。国を超えた連携が日常的に行われているので、コラボレーションへのハードルが低いんです。

――お話を聞いていると、とても意欲的なメンバーが多い印象を受けます。その要因はどこにあるのでしょうか?

Mikamiさん:アクセンチュアは「挑戦を後押ししてくれる会社」なんです。仮に失敗したとしても、それを糧に新たなチャレンジを重ねていけば、しっかり評価してくれる会社だな、と。

いろいろな人とコラボレーションする機会があるからこそ、「これに対して自分は全然理解できていなかった」と挫折感を味わうことも多い。

でも、多様な専門家が多くいますし、知見も豊富です。自分の専門領域に磨きをかけていくことはもちろん、+αの知見を高める機会に恵まれていると感じますね。今回の『Technology EDGE』も、まさにその機会の一つでした。

>>アクセンチュアのエンジニア採用に関する情報はこちら
>>『Technology EDGE』カンファレンスの開催レポートは下記をご覧ください ※2022年12月20日追記
Accenture Technology EDGE (techplay.jp)

取材・文/阿部裕華 撮影/野村雄治 編集/秋元祐香里(編集部)

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