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2022年下半期、エンジニアの注目を集めた記事は? ベスト5をランキング形式でご紹介!

ITニュース

2022年も残すところあと数日。上半期に引き続き、22年7月~12月の期間中に掲載したインタビュー記事の中から、多く読まれた記事をランキング形式で紹介しよう。

【1位】うつ病になったIT企業経営者が全マネジャーに伝えたいメンタル不調のこと

米村歩さん

22年の下半期ランキング第1位は、「現役経営者がうつ病になった話」というブログを執筆し話題となったIT企業アクシア代表兼トゥモローゲート社員の米村歩さんのインタビュー。一定期間の通院と休息によってうつ病が寛解した今、エンジニア、特にチームを率いるマネジャーに伝えたいことを真摯に語ってくれた。

どことなく憂鬱な気持ちを抱えながら働いている人も少なくないだろう。うつ病経験者である米村さんの言葉に、強く共感したエンジニアもいるのでは? メンタル不調を感じている当事者に限らず、部下を持つ全てのリーダーやマネジャーに一読してほしいインタビューだ。

もしも「元気な相手になら何を言ってもいい」と考えているなら、それは間違い。相手の状況が実際のところどうかなんて、分からないからです。

僕らはみんな、「今向き合っている相手は、もしかしたらメンタル不調を抱えているのかもしれない」という前提のもと、自身の振る舞いを振り返る必要があると思うんですよね。

これは取引先と接するときだけではなく、同じ会社の社員同士でコミュニケーションをとるときにも当てはまるはずです。

うつ病になったIT企業経営者が全マネジャーに伝えたい「なってみて初めて分かった」メンタル不調のこと【米村歩】

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【2位】一休CTO・伊藤直也「学ばないための言い訳探しは辞めた」

伊藤直也さん

続く2位は、一休のCTOを務める伊藤直也さんの記事だ。

メニフティ、はてな、グリーなど、日本のIT黎明期をけん引してきたベンチャー企業でサービス開発をリードし、エンジニアとして広く名を知られた伊藤さん。一人の技術者として、どのようにキャリを選択し、成長を続けてきたのか。具体的なエピソードとともに語られる本記事は、若手からベテランまで幅広いエンジニアにとって必読の一本だ。

確かなキャリアを持ちつつも、いまだひたむきに技術と向き合い続けている伊藤さんの力強い言葉に、ハッとするエンジニアも多いに違いない。

担当する組織が大きくなるとマネジメントで忙しくなり、コードを書く時間が取れなくなってしまうのはエンジニアにとってはよくある話。僕も20年のキャリアの中で、コードを書くのを諦めたことが何度もあります。

その度に、心の中で言い訳するんです。『手は動かさなくなったけど、こういう仕事もありだよね』と自分を肯定しようとする。でも時間ができて再びプログラムを書き始めた瞬間、『やっぱり自分は間違っていた』と猛烈に反省するんですよね。

僕は高い解像度で技術を理解し、それに基づいてリーダーシップをとっていきたいタイプのエンジニア。手を動かさずにいると解像度がどんどん落ちて、マネジメントにも影響してしまうんです。

『解像度高く技術を理解していれば、もっと現場が動きやすいように意志決定できたのに』と反省したことも一度や二度ではありません。だから、僕自身が一技術者として学び続けることの大切さを痛感しています。

伊藤直也「学ばないための言い訳探しは辞めた」無知を認めて挑んだ一休の開発組織改革

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【3位】CTOを3回退任→現場エンジニアになったLIG元取締役の“最良の選択”

づやさん

お次は、ひたすら「降格」し続けている……という特徴的な経歴を持つエンジニアのインタビューがランクイン。

システム開発やWeb制作を中心に企業のDX支援を行う株式会社LIGで働くづや(高遠和也)さんは、創業メンバーとして同社の草創期を支え、CTOとして活躍するも退任。その後もマネジャーから一般社員へと降格し続け、今はいわゆる“ヒラ”のエンジニアだ。

せっかくつかんだポジションを降格させられたら、今まで自分がやってきたことを否定されたと感じる人もいるかもしれないが、「一般社員になった今の方が、自分のやりたいことができている」と語るづやさんの表情は曇りない笑顔。

転職する、独立する……さまざまな選択肢があった中で、現場のメンバーとしてLIGで働き続ける決断をしたづやさんのキャリアを通じて、自分にとっての最良の選択を見つめ直してみてはいかがだろうか。

(CTOはミスマッチだったと感じた理由は)未来を見据えて動くことができなかったことですね。各社の皆さんからいろいろなお仕事をいただいて、それはありがたいことなんですけど、LIGの強みみたいなものをしっかりつくっていくことができなかった。

もちろん、できるようになるための勉強も頑張っていたんですけどね。ただ、全て理屈では分かるんですけど、それを今の組織にどう当てはめていけばいいのかはつかめなくて、ずっと実践ができなかったんです。

「三度目の正直もダメでした」CTOを3回退任→現場エンジニアになったLIG元取締役づやさんの“最良の選択”

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【4位】「年収1000万」夢見たはずが一文無し帰国も。駆け出しエンジニアの海外就職、明暗を分けるものは?

Sennaさん

カナダを中心にエンジニアやデザイナーの留学・就職サポートをする「Frog」代表のSennaさんが4位となった。

強烈な円安により、若手エンジニアを中心に関心が高まる海外就職。SNSではサクセスストーリーが目立つが、Sennaさんは「海外に行ったはいいけれど、就職もできず、貯金も使い果たして帰国という人が目立つようになった」と甘くない現実を明かした。

若手エンジニアの海外就職に、今何が起きているのか。後悔しない海外就職をかなえるコツを知っておこう。

業界未経験や、経験浅めの層に関して言えば、海外就職してどうなりたいのか、何がしたいのか、曖昧なまま渡航してしまう人が増えていることを実感しています。

例えるなら、「球技で世界とるぞ~」くらいの感覚で海外に出ていくものの、球技といっても野球、サッカー、バレー、バスケ……いろいろあるじゃないですか。

「こんなはずじゃなかった」となる人は、具体的な競技も、具体的な目標も決めないまま、「勢いで海外に来ちゃいました」みたいなパターンの人が多いですね。

また、「Frog」にも、「海外に行ったはいいけれど、思っていたのと違うことを学ぶことになってしまった」「就職できず一文無しになって帰国しなければいけない」というような緊急の相談が後を絶たない状況です。

「年収1000万」夢見たはずが一文無し帰国も。駆け出しエンジニアの海外就職、明暗を分けるものは?

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【5位】毎日コンビニ弁当でもOK? コンビニ飯の危険な選び方・いい選び方【管理栄養士監修】

あすけん

ラストは、エンジニアtypeのインタビュー記事の中では異色のヘルスケアをテーマにしたインタビュー。ヘルスケアアプリ『あすけん』管理栄養士の道江美貴子さんが、多忙なエンジニアでも気軽に始められるヘルスハック術を紹介してくれる人気連載だ。

デスクでもサッと食べやすいコンビニ弁当。数カ月単位で常駐先の場所が変わるケースも多いエンジニアの中には、気付けばランチがコンビニばかり……という人もいるかもしれない。

ちょっとの工夫で体を気遣える、コンビニ飯の選び方や組み合わせ方は必見だ。

「健康的に」と考えるとサラダなど野菜中心の惣菜を選んでしまいがちですが、できれば肉やたまごなどが入っている惣菜を選びましょう。

健康を維持する上でタンパク質は欠かせないのですが、実は一日の中でタンパク質をしっかり摂れている人って男女ともに意外と少ないんですよ。

そこで少しでもお肉や卵などのタンパク源が入っているおかずを選ぶことで、不足しがちなタンパク質を補ってくれます。

毎日コンビニ弁当でもOK? エンジニアが知っておきたいコンビニ飯の危険な選び方・いい選び方【管理栄養士監修】

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お気に入りの記事は見つかっただろうか? 明日は年間人気記事ランキングを紹介予定。ぜひそちらもチェクして、22年を締めくくっていただきたい。

文・エンジニアtype編集部

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