~サカモト@エンジニアキャリア論が回答~
エンジニアのための「転職&キャリア」相談室有名テック企業への転職、年収アップ、理想のキャリアを築くための方法は? エンジニアのための無料キャリア相談で人気の「サカモト@エンジニアキャリア論」さんが、エンジニアから実際に寄せられた相談内容をもとに、転職成功の秘訣や年収・キャリアアップに役立つ情報を紹介していきます!
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こんにちは、サカモトです。
とある外資系企業でソフトウエアエンジニアとして働く傍ら、Twitterやnoteなどで、テック企業の面接情報、面接で聞かれる技術質問の解説、さまざまなエンジニアのキャリアストーリーなどを中心に情報発信活動しています。
今回の記事では、エンジニア転職で年収を上げるには? というテーマで話していきたいと思います。
私のところには転職の相談が本当によく届きます。どのように企業を選べばいいのか? どうやったらオファーを獲得できるのか? 今回は直球ど真ん中の話をします。
サカモト@エンジニアキャリア論さん(@sakamoto_582)
外資テック企業で働くソフトウエアエンジニア。エンジニアがテック企業トップに行くためのキャリア論をTwitterなどで発信中
とある調査によると、生涯で1回も転職をしたことがないエンジニアと転職回数が4回以上のエンジニアを比較した場合、20代前半を除く全ての年代で転職回数4回以上のエンジニアの方が年収が高いとされています。20代前半のエンジニアが5年に1回転職していくと、20代後半の時点で23万円、30代前半で49万円、30代後半で83万円ほど年収が増えていく計算になる。つまり、1回も転職しない場合とは生涯年収に1000万円近い差が出るのです。
これはよく考えれば当たり前のことであり、多くのエンジニアは現職と比較した時により良い条件のオファーを選んで転職します。
出たオファーに納得できないのであればそもそも転職をしない選択肢を取ることができるわけですから、クリアするまで何度もコンテニューできるゲームのようなもの。期限が決められているに近い新卒の就職活動とはまた違うわけです。
しかし、闇雲な転職活動は非効率となりかねません。今回は、エンジニア転職で年収を上げていくための二つの方針について考察していきます。
転職先候補として第一に狙うべきは、待遇が良い会社です。
「何を当たり前のことを言っているんだ」と感じた方もいるでしょう。しかし、転職先を選ぶ際に尻込みして、有名な外資企業などを最初から受けない選択肢を取るエンジニアもいます。
以前エンジニアtypeのインタビューでも話したのですが、自分で勝手に制約を定めて自分の可能性を自分で潰してしまっている方は多いです。
例えば「英語は苦手だから外資は無理だ」と初めから諦めてしまっていたりしませんか? 能力が足らない場合、すぐに対応することが難しいのは事実です。しかし、計画を立てて準備をすれば可能性はぐっと上がります。
そのために、待遇が良いと思う会社の求人を普段からよく読み、自分には何が足りないのか分析しましょう。改善するためには、まず己を知ることから始めるのです。
着目すべき「待遇が良い会社」の選び方ですが、基本的には王道を行くべきだとサカモトは考えています。
ここで言う王道とは「社員の給与を調べることができて、かつその待遇が良い会社」を指します。例えば有価証券報告書に記載されている平均年収を参考にしてもよいですし、『OpenMoney』『OpenSalary』『OpenWork』に掲載されている会社であれば、そこに勤めるエンジニアの給与が職種を絞ってある程度知ることができるでしょう。
「サカモトよ、もっと穴場みたいな会社の探し方はないのか?」と聞こえてきそうですが、そのような会社とは縁で巡り合うことはあるものの、再現性の面で難があります。
“王道”の会社は、常にどこかが求人を出しています。自分の経験にあった求人がオープンしている確率も高いでしょう。まずは王道を進み、給与の高い企業への就職を目指すと良いでしょう。
もう一つ意識すべき点としては、より上のポジションを目指すことです。
大抵の企業には必ずキャリアラダー(等級制度)が存在します。例えばSmartHRの場合を見ると、1等級~6等級まで存在し、各等級内でもらえる給与が決まっているようです。
一般的には、採用時の等級は次の要素によって決定されるケースが多いでしょう。
・経験年数
・実績
・面接内でのパフォーマンス
・前職の給与
・職務内容とのマッチ度
当然ながら上の等級でオファーが出た方が、同じ企業内に属していたとしても給与が高くなります。
ではどうすればより上位の等級で採用されるのでしょうか?
例えば、上位等級となるスタッフエンジニアなどの求人では、大規模なシステム開発経験や、テックリードのような動きをした経験が求められるケースが見受けられます。
このような経験を持つ立場として応募しなければならないとなると、一朝一夕の面接対策でどうなるものではありません。普段からどのような立場で働き、どのような規模のシステム開発をしていたかで決まります。
簡単に言えば、仕事の責任の大きさでこれまでやってきた実績が大きく変わるわけです。まずは普段から「仕事の責任の大きさ」を意識することを、明日からでもよいので実践してみましょう。
『エンジニアtype』読者の皆さんからも相談があれば、ぜひサカモトのTwitterまでDMください。模擬面接を通して率直なフィードバックも可能です!
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