アイキャッチ

最大60億円規模!AIスタートアップ特化ファンド新設

ITニュース

    「CORE for Disruptive Innovations」をミッションに、AI(人工知能)、特にディープラーニング分野の優れた若手起業家の育成を目指すAI特化型インキュベーターである株式会社ディープコア(以下、DEEPCORE)。技術で破壊的イノベーションを起こす起業家を育成するエコシステムを構築し、ディープラーニングをはじめとしたAI技術の社会実装を目指している。

    そんなDEEPCOREが新たに設立したのが、シード、アーリーステージのAIスタートアップへの投資を目的としたベンチャーキャピタルファンド「DEEPCORE TOKYO1号 投資事業有限責任組合」(以下、同ファンド)だ。

    ファンド概要と今後について

    同ファンドの資金規模の目標は総額60億円。2018年4月には、同ファンドの第1号案件として株式会社VAAK(以下、VAAK)に出資している。また、DEEPCOREでは今夏、東京都文京区本郷にコミュニティ&コワーキングスペース「KERNEL HONGO」をオープン予定。AIテクノロジードリブンなコミュニティ運営や企業などとの共同実証実験、スタートアップ支援を行うという。KERNEL HONGOから生まれたAIスタートアップや、既に設立されているAIスタートアップも投資対象となる。

    DEEPCORE

    左から株式会社ディープコア 代表取締役社長 仁木勝雅氏、株式会社VAAK 代表取締役社長 田中遼氏

    【投資先への主なサポート内容】
    ・事業面および技術面のサポート
    ・アーリーステージでの資金提供、次ラウンド以降の資金調達支援
    ・NVIDIAのサポートによる技術コンサルティングの提供、「Deep Learning Institute(DLI)」の開催、「Inception Program」への推薦 ※詳細はこちら
    ・総務、経理、人事、PRなどのバックオフィス支援パッケージ提供(詳細は後日発表予定)

    【DEEPCORE&投資第1号案件・VAAK 代表コメント】
    ■株式会社ディープコア 代表取締役社長 仁木勝雅氏
    「防犯ソリューションは、小売業をはじめさまざまな業界での高い需要と社会的貢献が見込まれる領域です。われわれは、VAAKのAIによる行動解析技術とサービス導入の容易さが、当該領域に大きなインパクトをもたらすと考えています。また、連続起業家である同社代表取締役社長の田中氏が持つ経営手腕および技術力に高く期待しています」

    ■株式会社VAAK 代表取締役社長 田中遼氏
    「DEEPCOREのAIスタートアップに特化したサポート体制や、仁木氏をはじめとするメンバーの投資経験・知見やAIへの理解、人柄、また支援内容、グループとのシナジー、これらが決め手となり、同社にご支援いただく運びとなりました。第1号案件としてポートフォリオをけん引すべく精進してまいります」

    ▼ニュースリリース
    DEEPCORE、最大60億円規模のAIスタートアップ特化ファンドを設立~第1号案件として株式会社VAAKに出資~

    構成/エンジニアtype編集部

    Xをフォローしよう

    この記事をシェア

    RELATED関連記事

    RANKING人気記事ランキング

    JOB BOARD編集部オススメ求人特集






    サイトマップ