活躍している若手エンジニアは、一体どんなキャリアを歩んでいるんだろう?「エンジニアの転職」ならではの成功の秘訣を読み解くために、転職を通じて理想のキャリアを掴み取ってきた35歳以下のエンジニアに聞いてみた!
文系出身でも、経験が浅くても、プログラミングの世界に没頭したい!“手に職”と“やりがい”の両方を手に入れた25歳【U-35エンジニアの転職決断】
【PR】 転職
1.プログラミング技術が身に付く環境があること
2.大手企業の顧客が多く、上流の仕事に携われること
3.いろいろな仕事の経験を積んで、成長できること
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【転職背景】「専門技術を磨きたい」足を踏み入れたITの世界で、もっと力をつけたいと思った
私が最初に就職したのは、ITアウトソーシング企業。もともと学生時代は文系学部で、技術に詳しかったわけではないのですが、何か自分なりの専門性を確立したい、手に職をつけたいという気持ちからIT業界への就職を決めました。
入社後にネットワークの研修を受けた後、現場に配属。客先のデータセンターに常駐し、銀行のネットワークシステムの運用・保守業務に携わることになりました。ネットワークに問題が生じるとデータセンターに連絡がくるので、どこに問題があるのか障害切り分けを行って、該当する部門に対応を依頼するというものです。
どちらかというとコールセンターのような役割で、高度な技術力が問われる業務ではありませんでしたが、実際に仕事が始まると、ITの世界への興味はますます深まりました。それと同時に、自分の知識がまだまだ足りないことを改めて痛感するようになったんです。
もっとプログラムに詳しくなりたい。専門知識を身に付けて開発の仕事に携わりたい。いつしかそんな気持ちが大きくなっていきました。そのためにも、まずは自分自身にもっと力をつけなければいけない。そう考えて、プログラミングのオンラインスクールで勉強を始めました。
【転職先選び】経験が少ない分、さまざまな可能性が開ける環境へ
オンラインスクールの内容は、1からプログラムを学び、2カ月間でWEBサイトを作るというものです。本格的にプログラムの勉強を始めて、難しいなと感じながらも、とても楽しかったですね。
スクール修了後に、転職活動を始めました。私の場合、まだ実務経験も少なかったこともあり、当初は「プログラミングができる環境に行きたい」という以外にはあまり具体的な条件はありませんでした。実際に会社をまわりながら決めていったという感じです。
転職活動では、前職と同じようなインフラ系の会社もまわりましたが、やはり当初からの希望通り、開発系の会社に魅力を感じました。4、5社ほど選考を受けたのですが、なかでもジャパニアスは印象に残りましたね。
特に魅力を感じたのは、前職と同じITアウトソーシング企業でも、事業規模が大きいこと。大手企業の顧客が多く、上流の仕事に携われるからです。私のように経験の少ない若手にとっては、いろいろな仕事の経験が積めることはありがたいことでした。
また、選考でお会いした人たちにも好印象を抱きました。面接は2回あったのですが、どちらの面接担当者も、会社の説明から業界の動向まで、丁寧に説明してくれたんです。若手の私に対してこんなにもたくさんの話をしてくれるジャパニアスでなら、いろいろな可能性が開けるのではないかと思いました。
【転職後の変化】希望どおり、プログラミングの世界に没頭できるようになった
まだ転職して3カ月ですが、自分のやりたい仕事に就けて毎日が充実していますね。
今は国内メーカー系SIerに常駐して、WEBアプリケーションの開発を先輩と2人で担当しています。企業内でスケジュール管理ができるアプリケーションですが、PCで使っていたものをモバイルでも使えるように新機能を追加するプロジェクトです。主にJavaを使った画面開発を担当しました。
先日ようやく新機能をリリースすることができた時は、本当に嬉しくって。自分が作った画面を実際に触ってみて、モバイル上で問題なく動いているのを見たときの感動は忘れられませんね。
ただ、初めてのリリースにはそれなりに大変なこともありました。転職前にもオンラインスクールで学んだり、入社して最初の1カ月は、みっちりとJavaの研修も受けましたが、やはり勉強と仕事とはまったく違います。勉強では何かしらお手本がありますが、仕事では、正解のない中で作り込んでいかなくてはいけません。
例えば実際にコーディングをしてみても、思った通りに動かないこともある。その原因を探っていると、2時間、3時間が過ぎてしまいます。ところが先輩に聞いてみると、すぐに「ここではないか」と問題箇所を指摘してくれるので、まだまだ自分には知識も経験も足りないなと感じています。
特に今回のプロジェクトは、担当範囲も広かったので、つい先輩に頼ってしまうことも多かったんです。そんな時に先輩はアドバイスをくれながらも、「自分で考えて、ちゃんと頭に残るようにしよう」と私の成長を促してくれました。日々学ぶことばかり気もとても良いです。常駐先にもジャパニアスの社員がたくさんいて、先輩たちとも話しやすいし、プロジェクトが決まった時は歓迎会まで開いてもらいました。上司も、顔を合わせると「どんなことがやりたいのか?」と声をかけてくれます。今回のプロジェクトにアサインされたのも、上司との会話の中で「WEB系の仕事がしたい」と話したことがきっかけでした。
今後はWEB系の仕事の経験をもっと積んでいきたいと思っています。自分の作ったものが比較的簡単に見られるのがWEBの面白いところ。まずは、勉強も兼ねて自分で何か作ってみようかなと考えているところです。
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取材・文/瀬戸友子 撮影/大室倫子(編集部)
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