柔軟な働き方を目指すエンジニア必見!「フリーアドレス導入」の現状調査
2018年8月、「フリーアドレス導入によるオフィス構築の変化」に関するレポートをCBREが発表した。
このレポートでは、CBREが毎年実施している「オフィス利用に関するテナント意識調査2018」の結果をもとに、フリーアドレス導入の現状と、オフィススペースのあり方について考察されている。
フリーアドレスは増えている?導入企業の実情とは
近年、従業員の働き方改革の1つの手段として、「フリーアドレス」を導入(予定を含む)する企業が増えている。CBREのテナント意識調査でも、フリーアドレスの導入率は15年と比較して約1.6倍に増加している。
【フリーアドレスの導入率に関するポイント】
■業種別:「IT」が最も高い70%となった
■地域別:東京23区が47%で、地方都市の31%を上回った
■規模別:使用面積1,000坪以上の大型テナントでの導入率が7割となった
フリーアドレスの導入理由の上位は、生産性向上、フレキシブルな働き方の促進、コラボレーションの促進など、社員の「生産性や働き方」に関連する項目が上位を占める結果となった。
また、「コスト削減・抑制」に関連した項目が相対的に少なかった一方で、イノベーションや創造性の活性化を推進するような「組織のあり方」に関連する項目が、「生産性や働き方」の次に多く選ばれている。
▼【フリーアドレスの導入理由】
さらに、フリーアドレス導入テナントは、オフィススペースをよりフレキシブルに構築しようとしている様子がうかがえた。詳細は以下のグラフを参照いただきたい。
▼【フリーアドレス導入企業の、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の導入率】
▼【フリーアドレス導入企業の、コーワキングスペースなどの共用オフィスの利用状況】
▼【フリーアドレス導入企業の、在宅勤務への取り組みの進行状況】
詳しい解説は、弊社ホームページの「オフィス利用に関するテナント意識調査~フリーアドレス導入とオフィス構築の変化」レポートを下記リンクより閲覧できる。
「自由度高く働ける環境」で企業を選ぶ、という発想も取り入れて
上記のグラフからも分かる通り、フリーアドレスを導入している企業に関しては、その他の「働き方改革」にも意欲的に乗り出している傾向が伺える。生産性やモチベーションが「働く環境」に起因する、というエンジニアも、決して少なくないだろう。自身のキャリアを見つめ直す際、企業選びの一つの観点として、こういった環境面にも着目していただきたい。
▼ニュースリリース
CBREが特別レポート「フリーアドレス導入によるオフィス構築の変化」を発表
構成/エンジニアtype編集部
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