NEOジェネレーションなスタートアップで働く技術者たちの、「挑戦」と「成長」ヒストリーを紹介します!
「人生に最高の体験を」NEXTユニコーン・ビットキーの急成長の裏にある“価値ドリブン”なDNA
【PR】 働き方
2018年8月の創業からたった2年余りで時価総額500億円を超える評価(STARTUP DB調べ)を獲得するなど、NEXTユニコーンの呼び声も高いビットキー。デジタルコネクトプラットフォーム『bitkey platform』をもとに、世界中のあらゆるものを柔軟につなぐことを⽬指す、今注目のスタートアップだ。
その成長の原動力になっているのが、CEO江尻祐樹さんの「生きている間中、熱量高く楽しい仕事をしたい」という思いと、それを叶えるための自由でフラットな企業カルチャーだという。
具体的にどういうことだろうか。CEOの江尻さん、創業メンバーでもあるVPoE山本寛司さん、プロダクト開発責任者の町田貴昭さんに話を伺った。
「良い人生だった」と言えるように、社会を大きく変えるような革新的なプロダクトを生み出し続けたい
江尻:当社は『bitlock』をはじめとした物理デバイスや、多くのサービスを提供していますが、実は特定のプロダクトを普及させたくてビットキーを創業したわけではないんです。「人生」という有限な時間をいかに熱量溢れた良いものにするか、を考え抜いた結果「会社を立ち上げる」という答えに行き着きました。
例えばの話ですが、もしiPhoneのようなものを生み出せたとしたら、その創造に至るあらゆるプロセスを人生で「一番楽しかった」と思えるかもしれない。自分たちが作ったプロダクトが普及して世の中の当たり前を変えたら「これ以上ない最高の体験だった」と思えるかもしれない。そうすれば「仕事」というものの概念が「お金を稼ぐもの」とはまた違った、もっと良いものになるのではないかと考えています。
イノベーションやブレイクスルーと呼ばれるようなプロダクトやサービスを、背中を預けられる仲間と熱量を持って生み出し続けたい。そんな思いが創業の根っこにあります。
江尻:「Before」と「After」があるようなプロダクトやサービスを作りたいです。私は検索エンジンとしてのGoogleが生まれる前後で、インターネットの世界の常識が変わったと思います。そういった、生まれる前と後で常識を変えてしまうような、未来の当たり前をつくっていきたいという思いです。
しかもそれを一度きりではなく、10年、20年、その先もずっと続けたい。
そのような長期的な価値創造に不可欠なのは、一貫したテーマやコンセプトです。例えばGoogleだと「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」です。Googleは実際にこのテーマに沿って社会を変えてきました。われわれでいうと「コネクト」がそれに当たります。
「テクノロジーの力であらゆるものを安全で、便利で、気持ちよく、つなげる」。これがわれわれのミッションです。「つなげる=コネクト」によって、今まで無かった価値や体験を生み出し、社会課題を解決していく。これがわれわれの普遍的なテーマです。
このテーマに忠実に取り組み続けることで、僕たち自身の人生がより良いものになると信じています。
江尻:ものづくりを始める前に、汎用的に使えるかどうか、標準化されるかどうか、をとことん突き詰める、ということでしょうか。例えば「予約」というワード一つをとっても、スマートロックの解錠予約、マンションならゲストルームの予約、オフィスなら会議室の予約、備品の予約、ビルの受付の予約と、あらゆる「予約」が存在します。これを毎回コードを書いて開発するのではなく、「設定やデータの変更だけでいかに全てに対応するか」を初手で考え尽くします。
想定力を膨らませて世の中にある「予約」を考え抜き、構造的に切り分け、抽象化して、概念同士の関係性を定義して、データモデルに落として、それを使ったエンジンやモジュールをどのようにファンクションとして組み立てるか、ということを徹底的に思考します。これほどのビジョンの広さでやっているのは、日本ではおそらく自分たちだけではないかと思います。
町田:この概念整理が非常に重要であり大変でもあります。エンジニアメンバーを集めて2週間もの間、世の中にある概念を洗い出したこともありました。
今回の例だと、通常は「会議室の予約」という具体に焦点を当ててまず実装に入ります。そこを「予約する」という行動に着目して「予約とはどうあるべきか」を徹底的に考える。だからこそ、短期間で複数のプロダクトが形にできたんだと考えています。
江尻:エンジニアにとっては、「汎用的であらゆるものに適用可能なものを作る面白さ」と、逆に「ユーザーの具体的な業務やストーリーをとことん突き詰めて、特化したものを作る面白さ」の二つを同時に感じられるフィールドかもしれませんね。
創業から常にブレない「価値」への向き合い方
江尻:創業以来あらゆる場面で「価値」にピン留めをしており、プロダクト開発においても提供価値や利用価値について徹底的に考えます。「社会や人々がどんな価値を求めているか」を判断の中心に置き、ここをブラすことはありません。
また、価値にこだわるのはビジネス領域でも同じです。ビットキーのセールスは、「ものを売る」仕事ではなく、「価値を提案し、広げる」仕事です。どういった仕組みをつくれば社会やクライアントの価値につながり世の中に貢献できるのかを考え、パートナーやクライアントとともにビジネスモデルから練っていきます。
山本:私は組織づくりにおいても、「一人一人のエンジニアにとっての価値は何なのか」ということに向き合い、それに寄り添えるように仕事の土壌を整える、というアクションをとっています。この価値主義やブレないミッションがあることが、エンジニア組織をビルドする上でのやりやすさにつながっていると感じます。
また、私や町田は本来、損益分岐点や金額の妥当性など多くを意識すべき立ち位置ですが、「この受注にはこの金額が動くから作る必要がある」といった資本主義の論理をマネジメントに持ち込むことはありません。
山本:どのシーンにおいても価値を重視しているからこそ、働くことの気持ちよさや楽しさ、各々の自己実現にも素直に向き合えています。「働く仲間にとっての価値は何か」「自分たちにとっての価値は何か」が本質になってくるからです。
一方で、その環境を守り続けるためには、全員がプロフェッショナリティー高く真摯に仕事に取り組むことが大切です。高い基準を前提とした組織文化を目指していくからこそ、一人一人の価値を尊重した行動が可能になると考えています。
江尻:ビットキーでは部門を超えたコミュニケーションが非常に活発です。情報は適切に公開され透明性が保たれています。例えばプロダクトを開発するメンバーに対して、ビジネス部門がプロダクトをマーケットに対してどのようにデリバリーしようとしているか、どのようなタッチポイントがあるか、といった情報が自然と共有されるような仕組みをとっています。
そうすると、単純にものを作って満足するのではなく、顧客や社会的な視点にも立って「価値が何か」を考えます。価値にフォーカスすればものづくりの軸はブレません。正しいPDCAをガンガン回せるようになります。
世の中に価値を生み出し続けるために、一人一人が思考する
山本:江尻のビジョンが形になれば「世の中が一歩前に進む」と思ったからです。江尻とは出会って間もないころからさまざまなことに取り組んできましたが、正直最初は「自分の腕を上げたい、実現する力を身に付けたい」という動機で参加していました。
でも、すぐに気が付くんです。江尻のビジョンは多くの人には荒唐無稽(こうとうむけい)に聞こえるが、紐解いていくと実現可能なアイデアばかり。実現できれば世の中がきっと良くなると真摯に思いました。
そこから、より深い共感と強い思いで共に取り組んでいったのですが、そんな江尻が「人生を懸けてチャレンジしたいテーマがやっと見つかった」と言うんです。それがビットキーの事業のコアとなる「鍵のプラットフォーム構想」でした。そしてそれはやはり、荒唐無稽に見えるものでした。でも創業から2年半経って徐々にプロダクトも形になり、社会に対して確実に価値をもたらし始めています。
ビジョナリーな経営者は世の中に沢山いると思いますが、江尻は技術的に実現可能なギリギリのラインで大きなビジョンを描くことができます。これは技術の特性や在り方を抽象でも具体でも正しく捉えられていないと絶対にできないことですし、エンジニアたちにとっても非常に重要なことではないかと考えています。
町田:一見するとトップダウンのように見えるかもしれないですが、実際にはそんなことはありません。江尻は共感を重視するスタンスなので、全員が正しく共感した上で物事を進めていきます。そこからより洗練されたものをつくるためにフィードバックを受け、さらに自分たちで独自に進化させていく、ということを繰り返しています。どちらかというと江尻をうまく使っているような感覚です。
江尻:全てを私が考えるのではなく、エンジニア一人一人にしっかりと考えてほしいと思っています。ミッションを最速で実現していくことこそが重要で、「自分の会社だ」というこだわりもありません。みんなの考えを束にして前に進んだ方が、より速く良いものが生み出せると確信しています。常に考えることが求められるので、うちのエンジニアは「思考体力」が要求される仕事だと思います。
山本:本当にその通りで、思考体力を使いすぎて金曜日の夜にはもうヘトヘトですね(笑)
町田:端的にいうと主体性と課題解決志向、自ら思考して、解決しようとする方ですね。生活における課題解決をしようと思ったときに、基本的に当社でできないことはないはずですし、物理的な製品も扱っているのであらゆる体験を生み出せます。一見難しくても、できるかできないかで考えた時に「できる」と思ったらやります。スピード感も大事にしている中で、高い基準で一緒に試行錯誤できる方がフィットすると思っています。
自分たちの手で生み出したものが、世の中の当たり前を変えていく
江尻:ビットキーはユーザーさまやパートナーさまにも非常に恵まれ、世の中から大きな期待を頂いています。そしてパートナーさまの多くが、日本の各業界をリードするリーディングカンパニーです。課題はまだまだありますが、一つ一つのチャンスを形にできれば、社会がより良く変わっていくと確信しています。
社会を大きく変えるようなサービスのほとんどは、海を越えてやってきます。また、そのようなプロダクトに携わりたい場合、自らが海を越える必要があるでしょう。
私は才能豊かなエンジニアたちに、「海を越えなくても大きなチャレンジはここにある」ということを知ってほしいと思っています。
自分たちの手で生み出した製品の一つ一つが、iPhoneやGoogleのサービスのように、世の中の当たり前になる。それを「自分がオーナーシップを持って推進したんだ」「テクノロジストとして開発したんだ」と胸を張って言える。こんなに幸せなことは、他にありません。
そして、この考えに共感する仲間が増えていくことこそが、「ビットキーをやっていて良かったな」と心から思える瞬間です。
日本にいながら世界に誇れるプロダクト開発に携われるエンジニアは限られている。だが、ビットキーはそんな常識を過去のものにする可能性を秘めた有望なスタートアップといえそうだ。
もし少しでも彼らのカルチャーや志に共鳴する部分を感じるならば、ビットキーにアプローチしてみてはいかがだろうか。
撮影/野村雄治
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