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エンジニアが海外で働くメリットって? Sansan藤倉成太・ZOZO瀬尾直利が実体験を元にアドバイス【聴くエンジニアtype Vol.9/MC・キャディばんくし】

働き方

エンジニアtypeが運営する音声コンテンツ『聴くエンジニアtype』の内容を書き起こし! エンジニア読者が抱える仕事やキャリアのお悩みに、注目企業のCTOやさまざまな領域の第一線で活躍する技術者が回答します
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日々新たな技術が登場し、トレンドが移り変わっていくテクノロジー業界。トレンドの多くが海外で生まれる現状を受けて、「海外の方が成長できるのでは」と感じているエンジニアもいるだろう。

今回届いた質問は「海外経験を積むメリット」について。海外勤務や一定期間の出張経験を持つ藤倉成太さんと瀬尾直利さんが、自身の実体験を振り返りつつ回答してくれた。

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【MC】
キャディ株式会社 Tech Lead
河合俊典(ばんくし)さん(@vaaaaanquish

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【Speaker】
Sansan株式会社 執行役員/技術本部 インフラ戦略部 部長/同 海外開発拠点設立準備室 室長
藤倉成太さん(@sigemoto

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【Speaker】
株式会社ZOZO 技術本部 本部長 兼 VPoE
瀬尾直利さん(@sonots

【今回の相談】

Nさん(27歳)

エンジニアとして成長するために、将来は海外で働きたいと思っています。皆さんは、海外で働くメリットはどこにあると思いますか?

新たな価値観や情報に触れる「面白さ」が最大のメリット

河合:今回は海外で働くことに興味があるエンジニアの方からの質問ですね。

藤倉さんは海外の第一線で活躍されていましたが、メリットに感じる点はありますか?

藤倉:実は今もフィリピンのセブ島で仕事をしているのですが、海外で働くメリットを聞かれると、正直回答に悩みますね。

私個人としては面白いから海外で働いているので、それ自体がメリットかもしれません。

多様な考え方や文化を持っている人たちと触れ合えることや、言葉が習得しやすくなることなど、さまざまなことをまとめて「楽しい」と思っています。

聴くエンジニアtype

河合:さまざまな考え方や言葉に触れることで成長できる、ということですね。エンジニアとしては、海外経験を通じて成長を実感した部分はありますか?

藤倉:エンジニアとしてであれば、国内でも海外でもあまり変わらないかもしれません。ただ、アメリカやフィリピンでの経験を通じて、人として強くなれたとは思います。

前回、瀬尾さんが留学経験をお持ちだと聞いてすごいなと思いました。私も学生の頃から海外への憧れはあったのですが、飛び出す勇気がありませんでした。今は海外での一人暮らし経験も積んだので、どこでも働き、生きていける自信がつきましたね。

河合:瀬尾さんは、海外で働くメリットについてどう思いますか?

瀬尾:私が海外出張で滞在したことのあるサンフランシスコを例にお答えしますね。

現地のエンジニアたちの話を聞くと、とにかく給料が高い。その代わり、家賃もとても高い。当時の経済面では、どちらにメリットがあるのかは何とも言い難いといった印象です。

ただ、各国から優秀なエンジニアが集まってくるので興味深い話をたくさん聞けました

サンフランシスコのべイエリアあたりでは、流行りの技術の話題や「こんなSaaSのスタートアップができたらしい」といった情報も入ってくるので、そういった話が聞けることは面白いですし、メリットだと感じます。

河合:トップクラスのエンジニアと交流できる、そのコミュニティーの中で働けるということ自体がメリットなんですね。

瀬尾:ですが、私の場合あのまま海外で働き続けたかったかというとそれはまた違いました。

アメリカの大学院への留学経験もありますが、日本食が恋しくて帰国したので(笑)

河合:私も国際学会などで数週間単位で海外に行くことがあるので、その気持ちは分かります。

藤倉さんは、生活面についてはどう思いますか?

藤倉:瀬尾さんがおっしゃる通り、食事や生活については日本の良さを改めて感じました。例えば、住まいについて言うと、各国の生活スタイルに合わせて作られているので日本で過ごすような安らぎを得づらいこともあったりします。

一方で、ワクワクしたりドキドキしたり、ハラハラしたりする喜びが海外にはありますね。

河合:日本で働く魅力についても、外に出てみないと気付けないことかもしれませんね。

視野を広げて、グローバルな活躍への足がかりにしよう

河合:藤倉さんが初めて海外で働いたときのことを詳しく教えてください。

藤倉:先ほどもお話しした通り、もともとは海外留学をする勇気もなかったですし、「シリコンバレーで働いてみたいな」と思いつつも就職活動の時にはエントリーすることもできませんでした。

そのため、前職時代に海外の事務所に出向したのが最初の海外経験でした。当時、出向という制度があることを知って、いざ声が掛かった時に「できます!」と言えるように準備しながら「行きたいです」と声を上げ続けていました。

河合:その熱意がすごいですね。私の友人にも海外で働いている人がたくさんいますが、藤倉さんのように強いモチベーションを持ってる人たちが多い印象です。

こういう人には海外で働くことをおすすめしたい、といったアドバイスはありますか?

聴くエンジニアtype

瀬尾:グローバルな仕事に興味があるなら、海外で働く経験はメリットですよね。

藤倉:視野も広がりますよ。瀬尾さんも出張の時に現地のエンジニアとディスカッションをしたご経験があるとお話しされていましたが、例えば情報を集める際に日本語以外でコミュニケーションを取りながら、どこにどういった情報があるのか、誰が何を知っていているか、と探っていく必要があることは、日本にいるときには想像しきれなかったことでした。

また、海外の学会に出てどんな研究者がいるのか見に行くだけでも、解像度が上がると思います。

このスキルは海外でないと身につかない、というものは少ないように思いますが、考え方のアップデートにはつながるはずです。そうした観点ですと、海外勤務の経験はエンジニアとして一段上に行くきっかけになるかもしれないですね。

文/まゆ

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