本連載では、圓窓代表・澤円氏が、エンジニアとして“楽しい未来”を築いていくための秘訣をTech分野のニュースとともにお届けしていきます
さらばイベント氷河期。澤円が激推しする2023年開催テックイベント
株式会社圓窓 代表取締役
澤 円(@madoka510)
立教大学経済学部卒。生命保険のIT子会社勤務を経て、1997年、日本マイクロソフトに転職、2020年8月に退職し、現在に至る。プレゼンテーションに関する講演多数。武蔵野大学専任教員。数多くのベンチャー企業の顧問を務める。 著書:『外資系エリートのシンプルな伝え方』(中経出版)/『伝説マネジャーの 世界No.1プレゼン術』(ダイヤモンド社)/『未来を創るプレゼン 最高の「表現力」と「伝え方」』(プレジデント社)/『「疑う」から始める。これからの時代を生き抜く思考・行動の源泉』(アスコム社)/『「やめる」という選択』(日経BP社) Voicyチャンネル:澤円の深夜の福音ラジオ オンラインサロン:自分コンテンツ化 プロジェクトルーム
皆さんこんにちは、澤です。
2023年がやってきました!
コロナ禍が始まってもう3年目なんですね~~。
私事ですが、2020年の2月1日にボクの父は天国に引っ越しをして、その葬儀をした直後に大阪に行って登壇をした記憶があります。
そして、そのイベントを最後に対面型の大型イベントの登壇がピタッとなくなりました。
ボクが参加者として行く予定だったイベントも次々に中止もしくはオンラインに変更になり、登壇を生業にしているボクとしては、コロナ禍を肌で感じることができたものです。
この3年間は、本当にイベント氷河期でしたね。
しかし、最近は海外では「コロナは終了」という雰囲気が漂っていて、先日アメリカに行った時もマスクをしているのは数百人に一人という印象でした。
あちこちで大型のイベントが開催されていて、「元に戻ってきた」という印象を受けます。
ということで、今回はボクが「行きたいな」とか「興味あるな」と思っているイベントをいくつかご紹介したいと思います。
【1】SXSW
SXSW=South by Southwest は、ボクにとってはかなりのいわくつきのイベントです。
というのも、20年のチケットを早期購入していたのですが、コロナ禍が始まったおかげで中止になってしまったのです。
「払い戻しはしない」というポリシーに購入前に合意していたので、お金が戻ってくることはなく、かなりがっかりしました。
その無念を晴らすべく、今年は行ってまいります!
このイベントは、もともとITイベントではなく、音楽や映画などを中心としたイベントだったそうです。
ただ、資金繰りが少々厳しくなったことや、アートの世界とテクノロジーはどんどん融合していっていることもあって、ここ数年はITの色が一気に強くなってきているようです。
ボクは音楽も映画もITも好きなので、これは隅々まで楽しめそうなイベントだと思って期待しています。
PLATINUM という、あらゆるエリアに出入りできるチケットをかみさんと二人分購入しています。
武蔵野美術大学出身で、かつ映画配給会社で働いていたこともあるかみさんは、ぜひ有能な解説員としてボクをサポートしてもらおうと勝手に企んでいます。(本人絶対その意識ない)
【2】VIVA Technology
フランスで開催されるテックイベント。
実は、ボクこれ知らなかったんですよね~~。
Plug & Play 日本法人の役員である、藤本あゆみさんから紹介されたイベントです。
参加費が手ごろで、そしてなんといっても花の都パリで開催!
これはめちゃくちゃ興味を惹くわけです。
予備知識が全くなく、かつWebの情報を見ても「Web3」「AI」「Cybersecurity」「FoodTech」など、どんなテックイベントでも出てくるタイトルばかりのレベル。
開催が6月ということもあり、まだまだ中身は固まっていないのでしょう。
フランスでは、国を挙げてテクノロジー企業を応援しているそうです。
「フレンチテック」という言葉のですが、フランス政府が全面的に協力するスタートアップ支援プログラムの総称だそうです。
フランスという何事も本気出すと超すごい国がやることですから、相当期待ができそうです。
それに、フランスは食べ物もワインも最高ですしね(笑)
【3】情報セキュリティワークショップ
日本で開催される、セキュリティイベント。
前から行きたいと思っていたのですが、どうしても申し込みを忘れて行けずじまいだったイベントです。
知り合いがたくさん参加しているので、うらやましくて仕方がなかったw
SNSで「行きたい行きたい~!」と騒いでいたら、参加させてもらえるどころか登壇の機会までもらえるかもって状況に。
サイバーセキュリティ界隈、実はあまり人数が多くなくて、その分結束が固かったりするんですよね。
最先端の技術を学ぶ場でもありつつ、コミュニティの側面も強いと思っています。
ボクは「Web3時代はコミュニティの時代」ととらえているので、まさに先進的な存在だったんだなと改めて感じました。
サイバー犯罪から人々を守る役目を末端でも担っているつもりなので、ぜひこのイベントには参加したいと企んでいます。
【4】F1 日本グランプリ
去年初めて行ってどハマリしたF1。
「え?これってテックイベント?」ってお思いになるかもしれませんが、そういうつもりになってみると、間違いなくテックイベントです。
デジタルツインを駆使したデータ分析の現場を見られるなんて、そうそうないと思います。
F1はNetflixでもシーズン通しての出来事をまとめた番組を毎年作ってくれていて、舞台裏もたっぷり学べます。
また、F1のアプリで最新情報もたくさん得ることができ、それに付随して様々な先端技術の導入状況なども感じ取ることができたりします。
デジタルツイン文脈で言えば、様々なシミュレーションをもとに設計されたF1マシンを300キロのスピードで命がけで運転してもらえるなんて、その辺じゃ絶対できないデータ収集が可能な現場ですよね。
最新テクノロジーの塊であり、最高レベルのテックテストの現場でもあるF1、どうにかチケットをゲットして楽しんできたいと思います。
ということで、今年はいろんなイベントに顔出して、自分をアップデートしたいと思ってます!
自分に嘘をつかない、
無理はしない。
だから、可能性が広がっていく。
マイクロソフトを卒業して、
自分らしく生きる僕が大事にしていること
RELATED関連記事
RANKING人気記事ランキング
米国優位が揺らぐ?ひろゆき「CPUの進化でGPU神話って崩壊しません?」【AI研究者・今井翔太が回答】
NEW!
表面的なテクニックより「基礎基本の重要性」に気付かされた一冊【Node.js 日本ユーザーグループ代表・古川陽介】
AWS認定資格10種類を一覧で解説! 難易度や費用、おすすめの学習方法も
NEW!
正論モンスター化に要注意!ぎくしゃくしない「ミスの指摘」のコツ【澤円「コミュ力おばけ」への道】
社会で成功するゲーマーに、ひろゆきが聞く「現実世界を攻略できないゲーマーに足りないものって何すか?」
JOB BOARD編集部オススメ求人特集
タグ