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エンジニアのキャリアの悩みに回答! 転職サイトの編集長が選んだオススメの「求人検索条件」

転職

    先日公開した以下の記事、エンジニアtype読者の皆さまはご覧いただけただろうか。

    もしも転職サイトで転職先を探すなら? Techな三人が厳選したエンジニア求人のこだわり検索条件 type.jp
    もしも転職サイトで転職先を探すなら? Techな三人が厳選したエンジニア求人のこだわり検索条件

    米マイクロソフトの牛尾 剛さん、ナル先生、ひろゆきさんというエンジニアtypeではお馴染みの面々に、「もし転職サイトで求人を探すなら?」と仮定して検索条件を教えてもらったところ、公開直後から多くの注目を集めた。その一方、SNSでのコメントに目を向けると「参考になる」「分かりやすい」という声に紛れて、その逆の声もちらほら(「人選ワロタ」「この人たちは転職しないのでは」などなど)。

    そこで今回は、「エンジニアの転職活動」に直球でアドバイスすべく、姉妹サイトである転職サイト『type』の編集長が選んだ求人検索条件を紹介。エンジニアたちが抱える転職の悩み別に、イチオシの検索条件を提案していこう。

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    type編集長 三ツ橋りさ

    2006年4月、株式会社キャリアデザインセンターに入社。転職情報誌『Womantype』の編集を経て、転職サイト『女の転職@type(現・女の転職type)』のUI/UX改善やサイトリニューアルなどに従事。13年04月~15年12月まで『女の転職@type(現・女の転職type)』の編集長に就任。産育休を経て16年11月より転職サイト『@type(現・type)』の編集長として復職。19年10月より2度目の産育休を取得し、21年5月に復職。21年6月からtype編集長に就任し現在に至る

    相談その1「現在SES勤務。上流工程の経験が積みたいです」

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    【プロフィール】
    年齢:26歳
    現職:中規模SES
    転職経験:なし

    現職ではクライアント先での開発支援が中心です。すでに決められた仕様に沿って実装を行う業務が多く、要件定義や設計に関わる機会が限られています。自分で課題を抽出し、提案・設計できる力を身につけにくいため、このままではキャリアの選択肢が狭まっていってしまうのでは……と感じています。そのため、より上流工程から携われる環境に転職したいです。

    一方で、初めての転職なので他社の同世代と比べて自分のスキルがどれくらい通用するのか分からず、転職活動そのものが不安です。

    type編集長からのアドバイス
    「自分に合ったスタイルの『自社内開発』企業を探して」

    26歳のエンジニア経験者は売り手市場! 自信を持って転職活動をしてOKです。

    「上流工程から携わりたい」「自分で課題を見つけて提案・設計したい」のであれば、システムの内製化を行っている企業での自社開発がおすすめ。企画から完全にエンジニアが行うチームもあれば、企画チームと連携して開発を行う企業もあります。好みによって、自分が行いたいフェーズの仕事と合致しているかを見極めるといいでしょう。

    スキルレベルが不安な場合はカジュアル面談で情報収集をしてみるのも〇。入社後にどんな技術レベルが求められるのかを聞いてみると、安心して転職活動ができますよ。

    おすすめ検索条件

    ・自社内で開発できる(求人はこちら
    ・自社商品・メディア有り(IT・Webエンジニア求人はこちら
    ・話を聞きたい応募可(カジュアル面談)(IT・Webエンジニア求人はこちら

    相談その2「マネジメントかスペシャリストか迷ってます」

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    【プロフィール】
    年齢:32歳
    現職:中規模SIer
    転職経験:1回(SES→現職)

    1年ほど前からチームのリーダーポジションに就きましたが、調整業務や管理業務が中心になり、開発・設計に関わる時間が減っています。マネジメントが嫌というわけではないですが、もう少し現場で手を動かしながら働きたいと思っています。

    とはいえ、将来的にマネジメント方面に進むのか、スペシャリストとして技術を極めるのか決め切れていません。

    type編集長からのアドバイス
    「転職の必要をもう一度考えて、それでも望むなら『助走期間』を意識すると◎」

    開発をやりつつ、マネジメントかスペシャリストか考えたいということですね。であれば、まずは転職ではなく、企業内で一度交渉してみましょう。現場もやりながらマネジメント業務をしたいという要望が現職で叶うのであれば、それがベストです。

    リーダーの仕事は、メンバーからの信頼がとても重要です。転職をした先で「やっぱりマネジメントがしたい」と思ったとしても、信頼を勝ち得て活躍するためには時間がかかるもの。現在の組織でリーダーを任されている理由には、これまで培ってきた信頼貯金もあるはずです。それを捨ててまで転職する必要があるのかは、再度考えてみてくださいね。

    それでも転職をということであれば、リーダー候補、マネジメント候補の求人を探すのはどうでしょうか? 助走期間があるので、マネジメントとスペシャリストのどちらがいいのか選ぶ猶予があります。

    企業によって、チームリーダーが現場の仕事をする度合いが変わります。転職のタイミングではもうちょっと現場仕事ができるリーダーを探し、入社後に、その企業内で実現可能なキャリアのベストを考えるのが現実的です。

    また、typeには「社長がエンジニア出身」という検索条件もあります。エンジニアの心情を分かってもらえるという点でおすすめです!

    おすすめ検索条件

    ・キーワードで求人を探す「リーダー候補」(IT・Webエンジニア求人はこちら
    ・社長がエンジニア出身(IT・Webエンジニア求人はこちら

    相談その3「もっと伸びしろがあるサービス開発がしたいです」

    プロフィール画像

    年齢:35歳
    現職:自社サービス開発
    転職経験:2回(SES→SES→現職)

    自社サービス開発に携わりたいと思い、5年前に今の会社に転職しました。サービスはすでに安定期に入っていて、新しい技術導入やアーキテクチャ刷新の機会がなかなかありません。

    また、現場の声が経営層に届きにくく、技術的負債の改善より短期的なリリース優先の文化に不満があります。チームビルディングや体制改善を提案しても反映されにくいこともあり、これ以上ここで働こうという気持ちになれません。チームでサービスを育てていく経験がしたいです。

    type編集長からのアドバイス
    「スタートアップや新規事業メンバーに注目!」

    「安定期に入っているサービス」かつ「大きなサービス」の場合、たくさんの方の事情や思いがあり、なかなか意見を受け入れてもらえなかったり、提案を通しにくかったり……ということはありますよね。技術的な負債の改善はコストも時間もかかるので、なかなか経営層が判断しにくいというのも分かります。

    創業期に近くて、現場の声が届きやすい規模の企業であれば、システムの負債も少ないですし、サービスのグロースに向けてさまざまなポジションの社員とより近い距離で切磋琢磨することが可能かもしれません。

    また、企業の規模に関わらず、新規事業や新規サービスの開発では自分の意見を伝えやすい環境がある可能性も。

    とはいえ、サービスが成長して安定期に入ると、どんなサービスでも同じような課題を抱えます。その際に意見を通しやすい環境・立場にいられるかどうかも踏まえて転職先を探せるといいですね。

    おすすめ検索条件

    ・従業員100名以下(IT・Webエンジニア求人はこちら
    ・設立5年以内(IT・Webエンジニア求人はこちら
    ・新規事業メンバー(IT・Webエンジニア求人はこちら

    エンジニアtype編集部推薦! 転職サイト『type』のおすすめ求人特集

    転職サイト『type』では、さまざまな条件で求人特集を掲載中。ぜひ気になる1社を探していただきたい。

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