活躍している若手エンジニアは、一体どんなキャリアを歩んでいるんだろう?「エンジニアの転職」ならではの成功の秘訣を読み解くために、転職を通じて理想のキャリアを掴み取ってきた35歳以下のエンジニアに聞いてみた!
「技術+英語、で市場価値を高めたい」33歳の女性エンジニアが掴んだ理想の環境【U-35エンジニアの転職決断 】
【PR】 転職
1.実績に基づいた評価・待遇が得られ、社内・社外から信頼されること
2.語学力を活かせる案件があること
3.英語を使ったコミュニケーション力だけではなく、技術力も身に付くこと
【転職背景】10年間勤めた前職で、最後まで納得できなかった低水準の待遇
私は中学時代から英語を学ぶのが大好きで、大学でも外国語学部に進学しました。就職するときには通訳や翻訳の仕事に就く道も考えましたが、英語力だけではなく「英語+αの何か」を身に付けたいと考えたんです。そうして選んだのがIT業界でした。「英語も使える、グローバルなITエンジニアになりたい」と思い、新卒入社した大手システムインテグレータでSEとして働いてきました。
その会社では約10年間、某メーカーに常駐しながら半導体露光装置の性能評価用システムを開発していました。海外事業も展開している企業でしたから、英語を活かせるシーンもありましたし、開発の仕事にも面白味を感じていました。そのうえ、人間関係も良好だったため、気がつけば10年近く経っていたんです。
でも唯一、仕事の待遇だけは納得できていませんでした。頑張って結果を出しても、同業他社に比べて低い収入しか得られない。市場価値の高い人になりたいと入社時から考えていたこともあり、転職サイトや人材エージェントに登録をして、転職活動を開始しました。
【転職先選び】譲れなかった「技術+英語」でのキャリア。決め手は企業規模よりも成長性
仕事の成果を評価や待遇に反映してくれる会社であること、そして英語力を活かせるエンジニアの仕事があることを条件に転職先を探しました。
ところが、転職サイトで検索する際に「英語力を活かせる」という条件を加えると、ヒットする求人はごくわずか。しかも、テクニカルライターや、プロジェクトのサポートメンバーのようなものばかりで、技術力を高めたい私の希望とは合致しませんでした。
なかなか見つからないものだな、と困り果てていた時。学生時代の仲間との飲み会で再会した大学の同期が、ファンリードの人事担当だったんです。
海外でプロジェクトを進めようとしている計画や、グローバル企業との案件もあるのだと聞き、興味を持ちました。もちろん、グローバルな案件を抱えているIT企業は他にもありますし、ファンリードより規模の大きな会社もあります。ですが、大規模な会社では海外案件を自分が担当できる確率は決して高くないのもまた事実。
であれば、ファンリードのような成長中の企業の方が活躍の可能性があるのではないかと思いました。ファンリードでは案件ありきのアサインではなく、エンジニアの意見を汲み取りながら案件を獲得しているという話を聞き、自身のキャリアを親身に考えてくれる姿勢にも好感を持ちましたね。
当時のファンリードには語学力が高いエンジニアが少なかったという背景もあり、提示された条件も前職より良かったことも、入社を決めた要因の一つです。
また面談の際には、社内の人間関係がとても良いことも伝わってきたので、希望の条件が整っていると感じました。前職が人間関係の良いところだっただけに、次に入る会社にもそれを期待していたんです。
【転職後の変化】グローバルな案件に携わり、世界を飛び回る技術者に
入社後2つ目にアサインされたプロジェクトで、早速英語力を活かす機会に恵まれました。貿易船の予約システムの開発・導入プロジェクトです。
グローバル規模の案件であることに加え、エンジニアとしても、上流工程から携わることができました。PMO的な役割を任せてもらい、新しい仕事の面白さも分かるようになってきたところ。エンジニアとしての成長機会が豊富ですね。
このシステムの開発チームはインドや香港にいるので、英語でのコミュニケーションが欠かせません。しかもシステムの導入先はヨーロッパなので、今は世界各地を飛び回る生活をしています。
ITの世界にいれば、海外のエンジニアと連携する機会は今後ますます増えていくでしょうから、今経験していることがきっと今後の自分の成長にも生きてくるはず。今も、「インドのエンジニアはこういう発想をするのか」とか「香港の人を納得させるには、日本人と同じやり方は通用しない」などと、日々新しい発見があります。私が今のプロジェクトで成果を出すことが、ファンリードのグローバル領域における実績づくりに繋がっているということも、うれしく思っています。
転職するきっかけだった評価・待遇の面でも、今は満足できるものになっています。10年間務めた前職を辞めるのには勇気がいりましたが、「自分はもっと頑張れるし、頑張るからにはそれ相応の評価をしてほしい」と決心して本当に良かったですね。今後は、語学力も技術力も磨いて、PMOというマネージメントの面でもプロジェクトに貢献していきたいです。
取材・文/森川直樹、撮影/大室倫子(編集部)
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