一般社団法人日本CPO協会（以下、CPO協会）が主催するオンラインイベント『PRODUCT LEADERS 2022』が2022年10月7日（金）に開催されます。

第三回目となる今回のテーマは「Product Leadership」。海外の第一線で活躍するプロダクトリーダーたちからプロダクトリーダーシップを学ぶ、特別な6時間です。

昨年に引き続き、『エンジニアtype』では、同イベントのメディアスポンサーを務めさせていただくことになりました。

一般社団法人日本CPO協会とは？

CPO協会は、国内企業においてソフトウエアプロダクトをリードする人材を育成し、日本のプロダクトづくりを強化することを目指して2021年1月に設立されました。

その活動の一環として、海外のプロダクトリーダーからプロダクトづくりに関する最新事例や、プロダクトづくりのノウハウを学ぶオンラインイベント『PRODUCT LEADERS 2022』を開催します。

『PRODUCT LEADERS 2022』内容

Product Leaders について

登壇者：一般社団法人 日本CPO協会代表理事
Ken Wakamatsu

顧客中心のプロダクトリーダーシップ

登壇者：Pendo SVP of New Products
Tatyana Mamut

Tatyana Mamut氏は、シリコンバレーでも有名なプロダクトリーダーの一人。これまでにAmazon、Salesforce、Nextdoor、IDEOでプロダクトリーダーを経験し、現在はPendoの新製品担当SVPとしてプロダクト開発をリードしています。

本セッションでは、これまでの経験の中でいかなる方法でプロダクトリーダーシップを発揮してきたか、そもそもプロダクトリーダーシップの重要性はどこにあるのかについて語ります。

Amazonと日本市場〜ハードとソフトを融合したAlexa開発

登壇者：Amazon Head of Product, Alexa Japan, Alexa International
Alan Roth

Alexaの日本における製品開発責任者Alan Roth氏は、2016年にAmazonにセラーサービスのシニアマネジャーとして入社。

製品、プログラム、データサイエンスなどにおける取り組みをリードし、世界各国における販売事業者やブランドの顧客体験を向上させてきました。2022年にAlexa Internationalの日本における製品開発責任者に就任して以来、日本市場におけるAlexaの機能開発と普及に努めています。

本セッションでは、日本市場と特徴や難しさにどのように向き合っているか、その中でプロダクト責任者としてどのような役割を果たしているのかを紹介します。

SaaS企業はいかにグローバルの声をプロダクトに取り入れるか

登壇者：ServiceNow VP, Outbound Product Management
Terence Chesire

ServiceNowの主要な成長エンジンの一つである顧客および業界ワークフローのアウトバウンドプロダクトマネジメントをリードしているTerence Chesire氏。

ServiceNow入社以前は、BMC Softwareの製品管理担当副社長を務め、BMCのサービス管理ポートフォリオのマルチクラウド化をリード。また、SAPのカスタマーサービスソフトウェア製品群であるCX Service Cloudの創設プロダクトマネジャーおよびプロダクトマネジメント担当副社長も務めました。

本セッションでは、近年グローバルで重要になってきている「アウトバウンドプロダクトマネジメント」という立場について語ります。今後日本でもアウトバウンドプロダクトマネジャーは増えてくるはずなので、ぜひ参考にしてください。

あらゆるサービスとつながる決済プラットフォームのプロダクト戦略

登壇者：Square Product Lead
Anjali Arakali

Block Incの事業の一つであるSquareにおいて企業向けのコマースソリューションに注力する複数のプロダクトチームのリーダーAnjali Arakali氏。Squareにとって日本は重要なマーケットで、過去に日本の電子マネーの連携に携わってきました。

もともとはソフトウエアエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後Salesforceでプロダクトマネジメントのディレクターを務め、Google、AWS、Apple、IBM、Ciscoなどさまざまなプラットフォームと戦略的なパートナーシップを結びました。

本セッションでは、プロダクトを普及させる上でのプラットフォーム戦略、パートナーシップやインテグレーションの重要性を語ります。

なぜ天才エンジニアがDisneyのプロダクトマネージャーになったのか

登壇者：The Walt Disney Company Senior Product Manager
Daniel Hai

Adobeのソフトウエアエンジニアとしてキャリアをスタートさせた彼は、当時を知るKen Wakamatsu曰く非常に優秀な天才エンジニアの一人だったとのこと。その後エンジニアという立場からAdobeのプロダクトマネジャーへと役割を変え、今はWalt Disney Companyでプロダクトマネジャーを担当しています。

本セッションでは、Daniel Hai氏がどのような経緯でエンジニアからプロダクトマネジャーに転身したのか、その道中にどのようなチャレンジや思いがあったのかについて迫ります。

Notionにおけるプロダクトリーダーシップ

登壇者：Notion Labs, Inc. Chief Product Officer
Madhu Muthukumar

2022年1月にCPOとしてNotionにジョイン、製品およびデザイン部門を統括したMadhu Muthukumar氏。

McKinsey & Company社やTwitter社を経て、Oculus社では製品担当ディレクターとして、Oculus Quest、Oculus Rift、Oculus Go、Samsung GearVRの主要ソフトウェアを支えるチームを指揮しました。

前職のRobinhood社では、プロダクトチームを10倍に拡大し、2021年の株式公開に貢献。Notionの次の進化に焦点を当て、すべてのチームや人がそれぞれのニーズにぴったり合ったツールを構築できるようにすることを目指している彼が、プロダクトリーダーシップについて語ってくれます。

各セッションの振り返り

登壇者：一般社団法人 日本CPO協会代表理事
Ken Wakamatsu

各セッションの詳細は、オフィシャルサイトにてご確認ください。
＞＞『PRODUCT LEADERS 2022』

開催概要

日時：2022年10月7日（金） 11:30～17:30（日本時間）
開催場所：オンライン
参加費用：無料
主催：非営利型一般社団法人 日本CPO協会
参加方法：CPO協会のWebサイト内特設ページからお申し込みください。
URL：https://japancpo.org/lp/product-leaders-2022/

文／エンジニアtype編集部