ポケモンの睡眠生態を研究しているネロリ博士が開発した『睡眠シンクロ装置』という不思議な装置によって、ユーザーの睡眠とカビゴンの睡眠がシンクロする仕組みになっています。ユーザーがよく眠るほどにカビゴンのねむけパワーが増幅し、多様なポケモンが集まってきます。
(中略)
ロジックが面白いので、エンジニアの皆さんにはぜひあれこれ実験してみていただきたいですね。
ポケモンスリープ、 LayerX松本勇気、藤井聡太叡王×Turing山本一成…7月にエンジニアtypeで読まれた記事は?
7月もまもなく終わりを迎え、いよいよ夏本番。今後も続くであろう猛暑日に備え、今年の夏は自宅で過ごそうと計画している人もいるかもしれない。
今回は、そんなひと時のおともにピッタリな記事をご紹介。2023年7月に掲載された人気記事をランキング形式でまとめた。今月話題になったあのゲームアプリや、注目のIT企業の最新ニュースなど、ぜひチェックしていただきたい。
目次
【第1位】ポケモンGOの次が、Sleepなのはなぜ? 7月20日配信開始!睡眠ゲームアプリ『ポケモンスリープ』ローンチ発表会レポ
第1位に輝いたのは、話題のゲームアプリ『ポケモンスリープ』ローンチ発表会のレポート記事。
『ポケモンスリープ』は、全世界で累計10億ダウンロードを突破した『ポケモンGO』に次いで発表された睡眠ゲームアプリ。ユーザー自身が「眠る」ことでさまざまなポケモンの寝顔を観察し、自身の睡眠状態を計測・記録・分析できる。
本記事では、具体的な仕組みを開発担当者の首藤まり江さんが解説するとともに、ポケモンのゲームアプリが「歩き」の次に「眠り」へとフォーカスした理由について明かしている。
【第2位】英会話スキルほぼゼロから外資テック企業への転職&大幅年収アップをかなえた超シンプルな学習法
続く第2位は、Twitterやnoteなどでエンジニアに向けてさまざまな情報発信を行う、サカモト@エンジニアキャリア論さんによる連載。
2023年上半期の総合、及び5月の記事ランキングでも上位にランクインした人気連載だ。
今月取り上げたのは、「将来Googleで働きたい」と考えているソフトウエアエンジニアからの相談。相談者の英語力は現時点では高くないそうだが、どの程度まで習得したらいいか、そしてその方法について教えてほしいとのこと。
外資系企業に勤め、日常的に英語を使用しているサカモトさんお薦めの、効果的な勉強方法とは?
エンジニアの場合、内勤で英語を使用する仕事が多いので、スピーキングである程度つたなさがあっても大目に見てくれる企業も多いと思いますが、面接において英語で流暢にコミュニケーションが取れれば、転職においてアドバンテージになるのは間違いありません。
また、転職後には英語を使って大勢でディスカッションをする機会が増え、面接以上に難易度の高い英会話を求められることがありますから、自分自身が困らないためにも今のうちからしっかり英語力を上げておきたいところです。
【第3位】根回し、本音と建前……透明性が大事なアジャイルは、日本の慣習とどう折り合いをつけるべき?【平鍋健児×市谷聡啓×岩瀬義昌】
今年6月に開催された『エンジニアtype』主催のテックカンファレンス『ENGINEERキャリアデザインウィーク2023』でのトークセッションのレポート記事が第3位にランクインした。
日本におけるアジャイル開発のパイオニアである永和システムマネジメント代表の平鍋健児さん、レッドジャーニー代表の市谷聡啓さんをゲストに迎え、NTTコミュニケーションズの岩瀬義昌さんによる進行のもと、日本企業でアジャイル開発がうまくいかない理由や、「本来のアジャイル開発」を実践する方法などについてトークを展開した。
“本音と建前”や“根回し”といった日本特有の文化がはびこる中で、透明性が求められるジャイル開発をどう進めていけばいいのだろうか。三者の経験談を交えたアドバイスは必見だ。
平鍋:目的やパッションのないプロジェクトはうまくいかないケースが多いからではないでしょうか。 例えば、上から言われたからとりあえずアジャイルやります、みたいなことは結構あるんですよ。
メンバーが目的を理解していなかったり、チーム内でコミュニケーションが取れていなかったりするとあまりうまくいかないですよね。
市谷:20年くらい前に比べると今はいろいろ情報や環境が整ってきていますが、その中でアジャイル開発がうまくいかないのは組織の理解不足が大きいと思います。
チーム単位でアジャイル開発を見よう見まねで始めたものの、開発組織全体あるいは経営層との考え方と合わなかったり、ちゃんと理解してくれなかったりして説明に時間がかかることはとても多いです。
【第4位】LLM活用はチャットボットだけではない? LayerX松本勇気が語るLLM活用のリアル
続いては、今年4月に「LayerX LLM Labs」を開設し、初代所長に就任したLayerX代表取締役CTOの松本勇気さんのインタビュー。
大規模言語モデル(LLM)が多くの企業からの注目を集める中、LayerXは業界でもいち早くその社内活用を進めてきた。
LLMはどんな可能性を秘めた技術であり、その進化はどのような変革につながるのか。エンジニアの仕事やキャリアにもたらされる変化とは?
松本さんに「大規模言語モデルが生み出すインパクトと未来像」について語ってもらった。
LLMが革新的な技術であることは間違いありませんが、だからといって適切でないケースにまで無理やり使おうとするのは、刺身を作るのにチェーンソーを持ち出すようなもの。
技術は道具であり、正しく使わないとユーザーが求めるアウトカムを提供できません。だからこそ、まずはLLMでしかできないことと既存のアルゴリズムでもできることの線引きが必要だと感じています。
【第5位】藤井聡太叡王×Turing山本一成が語るAI時代の突破力「挑戦を楽しむ姿勢を大事にしたい」
将棋界で前人未到の挑戦を続け、最年少で七冠を達成した藤井聡太叡王。そして、世界で初めて名人に勝利した将棋 AI『Ponanza』の開発者でもあり、完全自動運転EV(電気自動車)の量産を目指すスタートアップ、TuringのCEO 山本一成さん。
AIを活用しながら人類にとっての新たな地平を切り開く2人が、6月に千葉県・柏の葉『KOIL TERRACE』にて対談を実施。日々進化を遂げる“AI時代”を突破する力とは、一体何なのだろうか。
ーー『Ponanza』はなぜ名人を倒すレベルまで強くなったのでしょうか?
山本:要因はさまざまありますが、棋士の人の棋譜を参考に機械学習をしていたんですが、それだけじゃなく、『Ponanza』同士の棋譜の対戦を何億、何十億回と行って、その結果のフィードバックを得て『Ponanza』が自分自身で賢くなっていったことが大きかったですね。
『Ponanza』同士を対戦させることで、今まで人が知らなかったかたちの手筋、戦法を見つけていって、すごく強くなったんですよ。私自身も「こんなに将棋ってバリエーションがあるのか」と驚かされたくらいです。
エンジニアtypeは、「エンジニアのキャリアを考える」メディアとして、読者に気付きを提供できる記事をより多く発信すべく日々取材や記事の執筆に取り組んでいる。
来月以降も、ぜひエンジニアtypeの最新記事をチェックいただきたい。
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