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AI面接は邪道?いや、むしろ人事や転職者にとって救世主なのかもしれない

ITニュース

「AI面接って実際どうなんだろう……」

そう感じる人は、決して少なくないだろう。人間の判断が機械に置き換えられることへの抵抗感は自然なものだ。

だが実際の導入現場をのぞくと、そのイメージは少し違う。AI面接は「採用を自動化する便利ツール」という話にとどまらない。

では一体、何が起きているのか。関係者の声から、その正体を探ってみたい。

今、続々とAI面接が生まれている理由

今、採用現場で「AI面接」が急速に広がっている。

その背景について、AI面接サービス『AI面接官』を開発・提供するVARIETAS(バリエタス)社の広報・小澤礼奈さんはこう説明する。

「AI面接が導入され始めている背景には、公平に見たいけれど見切れないという人事側の限界があります。会いたい学生や求職者がいても、時間と人員が足りず、どうしても書類で足切りしてしまう。その結果、一部の学生や社会人にしかチャンスが回らないというジレンマを、人事も求職者も抱えているんです」(小澤さん)

就職面接の様子

「さらに短時間の面接だと、面接慣れしている人が有利になりがちで、実力を十分に発揮できず、不完全燃焼で終わってしまう人も少なくありません。AI面接はこうした課題を“AIで補う”発想なんです」(小澤さん)

事実、学生の約8割がAIでエントリーシートを作成しているという調査もある。「書類の出来」だけで個人の素質を見極めることは、ますます難しくなっている。

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VARIETAS マーケティング室 小澤礼奈さん

慶應義塾大学卒。リクルートに新卒入社 後、『スタディサプリ』のセールスに従事。 その後LINE(現LINEヤフー)へ転職し、 プロダクトPRを担当。2024年にVARI ETASへ入社、広報責任者に就任

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人材研究所 代表 曽和利光さん(@toshimitsu_sowa

主に企業の人事部への採用コンサルティングなどを行う。1971年、愛知県豊田市出身。灘高等学校を経て1990年に京都大学教育学部に入学、1995年に同学部教育心理学科を卒業。 (株)リクルートで人事採用部門を担当、最終的にはゼネラルマネージャーを務めたのち、(株)オープンハウス、ライフネット生命保険(株)などで人事を担当。企業の人事部(採用する側)への指南を行うと同時に、これまで2万人を越える就職希望者の面接を行った経験から、新卒および中途採用の就職活動者(採用される側)への活動指南を各種メディアのコラムなどで執筆する。著書に『人事と採用のセオリー 成長企業に共通する組織運営の原理と原則』、『組織論と行動科学から見た 人と組織のマネジメントバイアス』(ソシム)がある

編集/玉城智子(編集部)

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