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駆け出しエンジニアが覚えておきたいIT用語の意味を解説

エンジニア辞典

    エンジニアとして仕事をスムーズに進めるためには、「IT用語」に対する知識が欠かせません。エンジニアが用いるIT用語の数は多く、これまで馴染みがない言葉だからこそ「何から覚え始めたらいいの?」という方も多いはず。

    本記事では、これからエンジニアになりたい人はもちろんのこと、キャリアをスタートさせたばかりの駆け出しエンジニアの方々に向けて、エンジニアが普段から業務でよく使う「IT用語」の意味を解説します。

    「業務中に分からない単語が出てきた」といった場合にも参考にしやすいよう、五十音順でまとめました。

    ※この記事は2021年4月8日に公開し、2024年1月11日に更新しています

    「あ」行の用語

    アジャイル開発

    アジャイル開発とは、システムやソフトウエアを開発する手法の一つ。アジャイルを直訳すると「素早い」「活発な」となり、その言葉通り実装とテストを短期間・小さな単位で繰り返し、スピーディーに開発する方法です。

    従来はプロジェクト開発の最初に全体の設計を決め、それに沿って開発していく「ウォーターフォール」と呼ばれる開発が主流でしたが、アジャイル開発の場合は急な仕様変更にも対応しやすく、素早さや臨機応変さを求められるプロジェクトに向いています。

    IDE(統合開発環境)

    IDE(統合開発環境)とは、プログラミング開発で利用するソフトウエアを統一的に扱えるように整えた開発環境のことを指します。

    例えばソースコードを書くテキストエディターやオブジェクトコードを生成するコンパイラ、実行コードを生み出すリンケージエディタ、プログラムを最終確認するデバッガなどが含まれています。これらをまとめることで、作業がしやすくなります。

    IOT

    IoT(Internet of Things)は「モノのインターネット」と訳されている通り、例えば冷蔵庫や掃除機、工場の機械といったものにインターネットと接続する機能を持たせることを指します。これによって遠隔操作や情報の蓄積、自動制御などができるようになります。

    インタプリタ型

    プログラミングをする時は、指示したいことを人間の言葉で記述します。しかしコンピューターには人間の言葉が分からないため、人間の言葉をコンピューターの言葉に翻訳する必要があります。この時、ソースコードを一行ずつ翻訳するものを「インタプリタ型」と呼びます。また、それに適した言語をインタプリタ型言語と呼びます。

    インフラ

    インフラとは「インフラストラクチャー」の略語で、“基盤”を意味します。一般的に「インフラ」というとガスや水道、電気、交通などを指しますが、IT業界では一般的にサーバーやPCといったハードウエアと、OSやインターネット、データベースなどのソフトウエアの二つを指します。

    Webサービスやメールなどのアプリケーションはそれらのインフラが整った上で機能しているのです。

    Web系

    Web系とは、ホームページやECサイト、SNSなどインターネット状で動くシステムやアプリケーションの開発を指します。Web系エンジニアの仕事は大きく分けて、Webサイトの見た目を担うフロントエンドと、サーバーやミドルウェアを担うバックエンドの二つに分類されます。

    ウォーターフォール

    ウォーターフォールとは、開発手法の一つで、プロジェクト開発の最初に全体の設計を決め、それに沿って開発する流れを指します。滝の水が上から下へ流れ落ちるように、一つ一つの工程を完了させながら進める開発手法のため、品質担保やスケジュール管理がしやすい一方で、急な仕様・要望変更に対応しにくいという特徴もあります。

    AI

    AIとは「人工知能」のことで、その名の通り、ソフトウエアを用いて人工的に作られた知能を意味します。機械学習によってコンピューターがデータを学習することで、精度の高い分析・分類や予測をすることができたり、人間が作ったものと判別がつかないほどの画像や文章を生成することができたりします。IT業界で今最も注目されている技術の一つです。

    HTML

    HTMLは「HyperText Markup Language」の略で、エイチティーエムエルと読みます。マークアップ言語(各文章がどのような役割を担っているのかをコンピューターに指示する言葉)の一つとして最も有名な言語です。HTMLタグで文章を囲むことによって、タイトルや見出しの文字を目立つように見せたり、テキストにリンクを付けることができたりします。

    SI

    SIとは「システムインテグレーション」の略称で、情報システムの要件定義、設計、開発、導入、運用保守、管理などをまとめて担うサービスです。またそうしたSIサービスを提供する会社をSIerと呼びます。

    SES

    SESとは「System Engineering Service」の略称で、システム開発の業務に関して技術者を派遣するサービスを指します。

    SESで働くエンジニアは、成果物ではなく労働力に対して報酬が払われる「準委任契約」と呼ばれる契約形態で働くことになるのが特徴です。指揮命令はあくまで所属企業にあり、常駐先の企業は残業や休日出勤などの命令はできません。

    SQL

    SQLとは、データの操作、定義をするために欠かせないデータベース言語のことを指します。プログラミング言語と同時に使うことが多い言語ですが、SQL自体はプログラミング言語ではありません。SQLの知識を身に付けることでデータベースを触れるようになり、登録や更新などの作業ができるようになります。

    AWS

    AWSとは『Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス)』の略称で、名前の通りAmazonが提供しているクラウドプラットフォームのことを指します。

    クラウドコンピューティングとは、インターネットを通してサーバーやソフトウエアなどのサービスを使うこと。AWSは世界でもっとも広く使われていると言われ、世界中にあるデータセンターから 175個 以上のサービスが提供されています。

    API

    APIとは「Application Programming Interface」の略称で、Webサービスやソフトウエア、アプリケーション同士をつなぐインターフェースを意味します。公開されたAPIを用いることによって、自身の作ったWebサイトやアプリにGoogleマップやTwitterなどの機能を連携させることができます。

    OS

    OSとは、「オペレーティングシステム」の略称で、コンピュータを含めるハードウエアとソフトウエアを管理し、利用者が使いやすいように動くソフトウエアのことを指します。

    端末を管理するだけではなく制御もできるのがOSの特徴で、基本的なソフトウエアのひとつです。スマートフォンもOSがあることで利用できています。

    オープン系

    オープン系とは、主にパソコン用いて作られた業務システムを指します。以前は「汎用系」という、大型のコンピューター(汎用機)を用いたシステムが主流でしたが、高性能のパソコンが普及したことで現在はオープン系開発が主流になりました。

    オープンソース

    オープンソースとは名前の通り、「公開されたプログラムのソースコード」を指し、無償でそのプログラムを利用することができます。

    開発コストが抑えらえるだけではなく、自由にカスタマイズ可能なため、自社向けのシステムをアレンジして作ることも可能です。しかし思わぬバグがあったり、サポートが受けられなかったりといったデメリットもあります。

    オフショア開発

    オフショアはIT企業をはじめとしたビジネス業界では「海外」という意味合いで用いられることが多く、オフショア開発は開発業務を海外企業や海外子会社に委託することを意味します。人件費の安いベトナムやインド、中国などの企業に委託することで開発コストを抑えるメリットがあります。

    オンプレ

    オンプレとは、「オンプレミス」の略称です。「構内で」という意味を持っており、サーバーやデータベースなどの情報システムを自社で全て管理・運用することを指します。そのため第三者が介入しにくくセキュリティーの安全性に優れていることが特徴です。

    しかしサーバーやソフトウエアを自社で用意・維持しなければならないため、コストが掛かる一面もあります。

    「か」行の用語

    下流工程

    下流工程とは、システム開発における製造~完成までの工程を意味しています。ウォーターフォール開発では開発工程を川の流れのように例えており、上流工程は要件定義や設計などの部分で、下流工程はプログラミングやテストなどの部分を指します。

    組み込み系

    組み込みとは、家電や自動車、ゲーム機などの電子機器に組み込まれたシステムのことを指します。冷蔵庫や炊飯器には、それを動かすためのプログラムが組み込まれており、それによってモノを冷やしたり、ごはんを炊いたりすることができるようになるのです。近年IoTシステムの発展により組み込み系エンジニアの需要が高まっています。

    クライアント

    クライアントとはビジネス用語では「顧客」、つまり取引相手のことを意味しますが、IT分野では情報を受け取るコンピューターやソフトウエアのことを表します。

    例えばパソコンを使って何か情報を調べるとき、サーバーにアクセスして情報を受けとります。この場合、パソコンがクライアントとなります。

    クラウド

    クラウドとは「クラウドコンピューティング」のことで、ユーザーがハードウエアやソフトウエアを購入したり、インストールしたりしなくても、インターネットを通じて受けたいサービスを必要な時に利用できる仕組みを指します。

    クラウドサービスのアカウントさえ持っていれば、パソコンやスマートフォンなどのどの端末からでもアクセスでき、利便性に優れています。

    コンパイラ型

    プログラミングをする時は、指示したいことを人間の言葉で記述します。しかしコンピューターには人間の言葉が分からないため、人間の言葉をコンピューターの言葉に翻訳する必要があります。この時、全てのソースコードをまとめて翻訳してからプログラムを実するものを「コンパイラ型」と呼びます。

    インタプリタ型に比べてプログラムの実行が早くできますが、場合によっては複数のエラーがまとめて出てくることもあり、デバッグしづらいのがデメリットとして挙げられます。

    「さ」行の用語

    SaaS/PaaS/IaaS

    SaaS/ IaaS/PaaSとは、クラウドサービスの提供形態を表す言葉です。SaaSはパッケージで発売されるソフトウエアをインターネットを介して利用できるようなサービスで、PaaSはアプリケーションを動かすためのプラットフォームが提供されるサービス。IaaSは情報システムが動くために必要なインフラ(ハードディスクや仮想サーバなど)が提供されるサービスです。

    サーバー

    サーバーとは、英語で「提供する」という意味を持ち、利用者の求めていたものに答える形でデータを提供するコンピューターがそう呼ばれています。コンピュータのサーバーは物理サーバー仮想サーバーの大きく二つに分けられます。

    前者は物理的に存在する一台の専用サーバーのことを指しますが、後者は物理サーバー上に複数の仮想サーバーを構築することを指します。

    サーバーサイド

    サーバーサイドとは、WebサービスやWebアプリケーションなど、プログラムの実行や管理をするサーバーの部分を指します。また、それを担うエンジニアのことをサーバーサイドエンジニアと言います。サーバーサイドエンジニアは主にJava、PHP、Rubyなどのプログラミング言語を使います。

    GCP

    GCPとは、「Googleクラウドプラットフォーム」の略称です。Google社が提供するクラウドサービスのことで、Googleフォトや検索、YouTubeなどでもGCPが採用されています。

    Google社の高い技術によって、通信の安定性やAI・機械学習サービスの充実、高負荷に強いなどの特徴があり、低コストで活用できるのもメリットです。

    CUI

    CUIとは、「キャラクタユーザインタフェース」の略称で、キーボードに打ち込んだコマンドによってシステム上の操作を行なうユーザーインターフェースのことを指します。コンピュータの使用者に対し、情報が文字で表されるのが特徴です。

    GUI

    GUIは「グラフィカルユーザインターフェース」の略称で、画像や図形を用いたユーザーインターフェースのことを指します。基本的な操作・指示はキーボードではなくマウスやタッチスクリーンを使い、CUIよりも直感で操作することができるのが特徴です。

    上流工程

    上流工程とは、システムの開発の定義~設計までを意味します。ウォーターフォール開発では開発工程を川の流れのように例えており、その最初の部分なので「上流」と言います。

    具体的には「要件定義」や「機能定義」、そして「構成管理」「計画立案」を指します。 プロジェクトの開発には欠かせない、大切な工程です。

    セキュリティー

    セキュリティーとは「安全」「保護」といった意味を持ち、IT業界ではシステムやソフトウエア、ハードウエアなどを守る仕組みを意味します。ウイルスバスターなどのウイルス対策ソフト、パスワードやアクセス権限の制限などの他、さまざまな方法が溢れています。

    しっかりと対策をすることで、情報の漏洩を防いだり、第三者の攻撃に備えたりすることができます。

    ソフトウエア

    ソフトウエアとはコンピュータを動かすプログラムの総称で、パソコンや機器に読み込ませることで作業を実行させることができるデータを指します。無形のソフトウエアに対し、有形の機械設備、コンピューター本体などの有形なものはハードウエアといいます。

    ソースコード

    ソースコードとはコンピュータープログラムを表現するテキストのことを指します。Java、Ruby、PHPなどのプログラミング言語を用いてプログラムにさせたい動作の内容を指示し、実行することによってプログラムが動きます。

    システムやアプリによっては特定の言語じゃなければ動かせないものがあるため、業界やサービスによってもエンジニアに求められるプログラミング言語のスキルは変わります。

    「た」行の用語

    データベース

    データベースとは、コンピュータシステムに蓄積されている構造化された情報のことを指します。データを管理しているデータベース管理システム(DBMS)で制御しており、そのふたつと支えているアプリケーションやソフトウエアも含めてデータベースと呼んでいます。データをまとめておくことで、アクセスや管理が容易になります。

    デバッグ

    デバッグとは、コンピュータのプログラムなどのバグや欠陥を見つけ、修正していく作業のことを指します。どんなプログラムにも基本的にバグは存在しますが、バグがそのまま残ってしまうとシステムが正常に動かなかったり、時にはクラッシュしてしまったりといったことが起こります。ITサービスを快適に利用・提供する上でデバッグは欠かせないのです。

    「は」行の用語

    ハードウエア

    ハードウエアとは、装置や機械、設備といった、システムの物理的な部分を示す言葉です。一方で無形のシステム、プログラムなどはソフトウエアと呼ばれます。例えばパソコンであれば、本体はハードウエア、メールやブラウザなどのアプリケーションはソフトウエアです。

    パッチ

    パッチとは、プログラムの修正や機能変更を行うデータのことを指します。また、パッチを用いてデータを修復することを「パッチを当てる」などと表します。

    例えばテレビゲームなどで発売後にバグが発覚した場合、最新バージョンにアップデートすることでそのバグを修正する、といった事例がこれにあたります。

    汎用系

    「汎用機」という大型のホストコンピュータを使うエンジニアを汎用系エンジニアと呼びます。一般的には一昔前の業務システムと認識されていますが、銀行や保険会社、官公庁など大規模システムを用いる現場では現在も重宝されています。今はオープン系という、パソコンを基軸とした開発が主流になってきています。

    ビッグデータ

    ビッグデータとは、その名の通り「膨大なデータ」のことを指します。スマートフォンやデジタルサービスの普及が進み、位置情報や行動履歴、テレビやインターネットなどで何を見て何を購入したかなど、あらゆるデータを取得できるようになりました。

    これまで一般的なデータ処理ソフトウエアでビッグデータを扱うことは難しいとされていましたが、AIの普及により活用が見込まれています。

    ビルド

    ビルドとは、英語で「建てる」、「築く」などを意味する言葉です。IT業界ではソースコードを用いてから実際にプログラムを作り上げる作業のことを指します。バグ調査や実行ファイルに変換するといった作業など、一連の流れをビルドと呼んでいます。

    VR

    VRとは「バーチャルリアリティー」、日本語で「仮想現実」を略した言葉です。仮想空間の中で、まるで現実のような体験を作り出すことを意味します。

    VRゴーグルを用いたゲームやライブ配信なども普及しており、テレビ画面よりもその世界へ没入できると改めて注目が集まっています。エンタメ以外にも、遠隔医療や不動産の内見など、さまざまな業界でVRの活用が進み始めています。

    VUI

    VUIとはVoice User Interface(ボイスユーザーインターフェース)の略称で、声を使ってさまざまな情報をやりとりすることを指します。SiriやGoogleアシスタント、Amazon Echoなどの音声アシスタントが分かりやすい例です。

    CUIやGUIよりも直感的、かつスピーディーな指令を出すことができることから今もっとも注目を集めている分野で、これからさらに広まると予想されています。

    フレームワーク

    フレームワークとは一般的に、ロジックツリーや3C分析など、物事の考え方や思考法をパターン化したものを表します。しかしエンジニアが用いる「フレームワーク」はそうではなく、システム開発をする上で必要な機能がまとまったもの(骨組み)を意味します。

    開発の際、ツールやファイルを揃えるところから始めると工数が大きくなってしまいます。適したフレームワークをうまく選び活用することで、効率的に開発を進めることができます。

    ブロックチェーン

    ブロックチェーンとは、主に金融や仮想通貨の分野で用いられている技術で、別名「分散型台帳」と呼ばれています。取引データの記録を「ブロック」という塊にし、その情報をチェーンのように時系列にそってつなげることが、ブロックチェーンの名の由来になっています。ブロックチェーン技術を用いることでデータの改ざんや不正取引を防ぐことができます。

    フロントエンド

    フロントエンドとは、Webサイトなどでユーザーが直接目にする部分のことを指します。デザイン的な要素だけでなく、ユーザーがクリックしたりテキストを入力したりする部分などもフロントエンドです。これを担うエンジニアをフロントエンドエンジニアと呼び、HTMLやCSS、JavaScriptなどの技術を用います。

    「ま」行の用語

    ミドルウエア

    ミドルウエアとは、コンピューターを構成する要素の一つを指します。コンピューターはアプリケーション、ミドルウエア、OS(オペレーティングシステム)、ハードウエアの四つによって構成されています。処理を行なうアプリケーションと、制御をするOSの間のソフトウエアのことをミドルウエアと言います。

    「ら」行の用語

    ライブラリ

    ライブラリとは、複数のプログラムを一つにまとめたファイルのことです。英語のlibraryが図書館、書斎と訳せるように、システム開発におけるライブラリは「多くのプログラムをカテゴリごとに整理して保存する場所」を意味します。

    汎用性の高い関数やクラスソースコードを保存しておけるので、他のプログラムを作成する際に取り出して、ソースを再利用することが可能です。

    リリース(ローンチ)

    リリースとは、新しい商品やサービスの開始を発表することを指します。また、リリースと同じ意味で「ローンチ」という言葉が使われることもあります。ローンチは、その中でも新しいWEBサービスやアプリケーションなど発表する時に使われることが多いです。

    レビュー

    レビュー(コードレビュー)は、システム開発における活動の一つで、コードを記述した本人以外のエンジニアが、記述者が書いたコードを評価します。コードにミスがないか確認をしたり、コードの質を高めるために欠かせない工程です。

    新人や若手エンジニアの育成観点で実施されることもありますが、ナレッジ共有やお互いのスキルアップのために、開発組織全体でコードレビューを重要視する企業も多くあります。

    ロールバック

    ロールバックとは、システム障害やデータの喪失、破損などが起きた際に、処理した結果を取り消しながら、障害前の状態にまで戻ることを意味します。ロールバックは、特にデータベースシステムのトランザクション処理でよく用いられる概念です。障害発生時に処理途中のトランザクションをすべて取り消し、最初の時点に戻して復旧を試みます。

    「や」行の用語

    UI

    UIとはユーザーインターフェイス(User Interface)の略称で、「接点」を意味します。Webサイトのデザインやテキストフォント、ボタンなど、ビジュアルで認識できるものは全てUIにあたります。ボタンのデザイン一つによってコンバージョン率が大きく変わることもあり、良いサービスを提供する上でUIデザインは大事な要素になっています。

    UX

    UXとは、ユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略称で、利用者がモノやサービスに触れることで得る経験や体験のことを指します。「UI/UX」のようにUIとまとめて表現されることも多いですが、UIデザインはあくまでビジュアル的なアプローチに対し、UXデザインはサイトの設計や、導線、ユーザー設定などの立体的なものを意味します。

    要件定義

    要件定義はシステム開発における最上流工程で、いわば制作物の「設計図」を作る段階です。

    どのようなシステムを作るのか、何が満たされていれば良いのか、どんな開発手法でどのくらいの期間で作るのか、予算はどのくらい掛けるのか……などをクライアントとともにしっかりと目線合わせをすることによって、その後の開発をスムーズに、トラブルなく進めることができます。

    まとめ

    今回は、駆け出しエンジニアが押さえておくべきIT用語の解説をしました。
    エンジニアとして本格的に働き始める際に必ず使う用語がたくさんまとまっているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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