2015.08.05 開発・生産の縄張り意識を超えて。外注しないからこそできたマツダの「モノ造り革命」【連載:世良耕太】 マツダは「人馬一体のコンセプト」という表現をよく使う。 あるエンジニアの言葉を借りて説明すれば、「クルマの運転においてマン・マシン系の意思疎通を深める中で、ドライバーの関与を高め、より質の高い楽しさをお客さまに提供すること」となる。この考えを追求するにあたっては、「MTが必須」だというのだ。
2015.07.06 ル・マン最後発の日産が見せたセオリー無視の「空力」勝負。押し通したのはエンジニアのプライドだ【連載:世良耕太】 ル・マン24時間レースは、24時間でどれだけ長い距離を走れるかを競う競技である。決められた時間で長い距離を走るには、速く走ればいい。単純な論理で、だから参戦する自動車メーカーは「速いクルマ」を作ろうと知恵を絞る。